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らいと
心音
らいと
らいと
らいとはそう言って会議室を出て行った。
俺はあっきぃに謝りたくて、毎日空いた時間にSTPRに来るようになった。みんなの前でも構わないから土下座して謝ろうと思ってる。 謝ったって意味無いのにな。嘘を塗り重ねて醜く歪んだ愛であっきぃを狂わせといて、今更何だよって感じだよな。 俺……本当に最低だね。
心音
俺は誰もいないことを良いことに涙を流していた。反省しても反省しても、もうあっきぃとは話せる訳が無いのにな。
あっきぃ
あっきぃの心の声が近くから聞こえた。でも泣き顔見られたくなくて、俺は両手で顔を押さえて下を向いた。
あっきぃ
泣いてるよ。無様にな。
あっきぃ
あっきぃ
しばらくしてあっきぃの心の声が消えた。超音波みたいな汚い音だけが脳裏に響いた。ゆっくりと顔を上げると、目の前にはあっきぃがいた。
心音
あっきぃ
あっきぃ
心音
今しかない!!今、無駄でも謝るんだ!!
心音
心音
心音
心音
あっきぃは冷たい目で俺を見下していた。
心音
あっきぃは俺を睨み付けて、その場を去って行った────
会議室を覗くと、心音が泣きながら眠っているのを見かけた。少し息が辛そうだった。
心音
心音
夢の中で謝ってんのか?馬鹿だな。 すぐに見捨てて帰ろうとした時だった。
心音
大きな寝言だなと思いながら振り返った。声だけ上げて、彼は熟睡していた。
あっきぃ
数千年生きているのならもっと上手くやれるだろ。何でわざわざ目玉を奪って、よくわかんねぇこと言うんだよ。 本当にコイツ意味分かんねぇわ。 夢の中で俺に謝るほど謝罪したい気持ちがあることだけは分かる。でも、この目は戻らない。だから許せない。 数千年。どんな生き方をしてきたのか全く想像出来ない。歪んだ考え方が出来るのも仕方ないことだが……本当に何で目玉交換したんだ?
家の近くの公園まで着いた時だった。背後から嫌な気配がして振り返った。顔に紋章が浮き出ている心音がいた。
あっきぃ
俺は急いで逃げようとした。しかし、彼の後ろから出る黒い煙がムチのように俺の腕に縛り付いてきた。
あっきぃ
あっきぃ
心音
心音
心音
心音
心音は俺と自身の目に手を置いた。痛みは無いが、瞼から血が溢れてきた。
心音
心音
心音
心音はずっとごめんなさいと謝り続けた。
あっきぃ
あっきぃ
俺はずっとあった疑問点を口に出した。
心音
心音
心音
心音
心音
心音
あっきぃ
あっきぃ
あっきぃ
心音
心音
心音
心音
あっきぃ
あっきぃ
あっきぃ
あっきぃ
心音
心音
あっきぃ
気が付くと、心音は涙を流していた。顔も見たくなくてずっと目を逸らしてはいたけど、コイツ泣いてたのか。
心音
心音
そう言うと、心音の顔の紋章は消え、黒い煙も消えた。
あっきぃ
心音
心音は嬉しそうに俺に抱きついてきた。離したくないとでも言うように強く強く俺を抱き締めた。耳元で啜り泣く声が聞こえた。
心音
心音
あっきぃ
あっきぃ
心音
心音
あっきぃ
心音
心音
あっきぃ
俺は無邪気に手を振る心音に見送られながら家に帰った。
心音
心音
ぷりっつ
ぷりっつ
ぷりっつ
心音
心音
ぷりっつ
ぷりっつ
心音
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