TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

第二章番外編 兄妹のその後

よし、できたぞ〜

瞳亜

………兄さん…

瞳亜

この髪型…恥ずかしい…

似合ってるけどなぁ…

瞳亜

てか兄さん…器用だね…

元研究者をなめんなよ〜w

ツノは俺の魔力で透明にしたし…

これで普通に学校へ行けるな!

瞳亜

行かなくていいのに…

だーめ

色々買ったんだからな

ちゃんと行けよ?

瞳亜

はぁーい…

瞳亜

ところで兄さん…

んー?

瞳亜

学校って何するの?

瞳亜

魔術?

いや…この世界は魔術はないんだ…

瞳亜

え?

瞳亜

……学校の意味って何…?

そう。二人の住んでいた ところの学校は魔術以外の 勉強などない。

だから 魔術を学ばない=意味が無い

魔力は存在するのに魔術はない…

何をするところと言っても…

瞳亜

あ、そうだ

瞳亜

愛華さんは?

愛華?

瞳亜

うん

瞳亜

確か14だから…

瞳亜

学校のこと分かるんじゃ…

なるほど…

店で待ち合わせして会うか…

瞳亜

わかった

愛華

零!瞳亜ちゃん!

愛華

こっちこっち〜

急にごめんな

瞳亜

すみません…

愛華

暇だし平気だよ〜

愛華

てか瞳亜ちゃん…可愛い…

瞳亜

はあ…

(家と違いすぎだろ…)

お店の人

こちらパフェ3つでーす

愛華

ありがとうございます

愛華

…で、相談って?

あーえっとな…

愛華

学校が分からない…???

瞳亜

はい…

瞳亜

学校と言えば魔術でしょう?

愛華

……ん?

瞳亜

なのに魔術を学ばない…

瞳亜

学校の意味ってなんですか?

愛華

……あぁ〜…

愛華

えーと…まずね…?

愛華

この世界は…

愛華

能力を使える人はごく一部

愛華

かなり少ないの

瞳亜

じゃあ能力も学ばないんですか…

愛華

うん

愛華

学校はね

愛華

大人にとっての当たり前を学ぶの

愛華

絶対いらないのも習うけどね…

生きるのにいらないことも…

愛華

習った方がいいよーってやつね

愛華

まあ要するに…

愛華

やりたくないこともやる

愛華

それが学校

愛華

好き嫌いするなってことだね〜

瞳亜

………ふーん…

なるほどな…

ところで瞳亜

瞳亜

なに?

俺のパフェ削るな?

瞳亜

え…全然食べてないじゃん…

言えばあげるんだからさ…

瞳亜

………ありがと…

愛華

(これがツンデレか(?))

愛華

えぇ…話戻すけど…

愛華

瞳亜ちゃん、学校に行ってみたい?

瞳亜

……正直、分からない

瞳亜

どういうところか分からないので…

愛華

………なるほど…

愛華

じゃ、零

あーはいはい

透明にすればいいんだろ

愛華

話し声とか聞こえなくできる?

まあ行けるかな

愛華

じゃ、おねがーい

……今から?

愛華

今なら授業中だからさ

瞳亜

確かに…見てみたい…

愛華

よっし行くよー!

面倒なので割愛

愛華

で、どうだった?

瞳亜

うーん…

瞳亜

内容は理解出来なかった…

瞳亜

でも…少し楽しそう…

愛華

うんうん

愛華

瞳亜ちゃんは私と違って3年間通いなね?

愛華

中一でしょ?

瞳亜

えっと…そうらしいです…

瞳亜が楽しく通えるならいいよ

愛華

瞳亜ちゃんも恋愛とかするのかなぁ

絶対させない

愛華

妹好きすぎでしょ

瞳亜

………

瞳亜

(れんあいって…なに…?)

瞳亜

(学校で習うのかな…?)

愛華

あ、じゃあ私はこれで

愛華

じゃあね〜

今日はありがとな

瞳亜

ありがとうございました

帰るか…

瞳亜

うん…

瞳亜

学校…行くか?

瞳亜

………行く

瞳亜

兄さんみたいになりたいから…

俺?

瞳亜

なんでもできるから

……そうか

じゃあ頑張らないとな!

瞳亜

……うん…!

瞳亜

ところで兄さん

瞳亜

れんあいって何?

…瞳亜は知らなくていいこと

瞳亜

………?

〜END〜

オリキャラ短編集

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

20

コメント

1

ユーザー

参加型第一章の最後を見れば何となく分かりますが、愛華ちゃんはあの町を去ったので通ってた学校も辞めたんですよね。(辞めたというか忘れられてるので通ったことにもなってない) だから最後まで通えって言ってるんですよね。

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚