人狼ゲーム《朱》～復讐は狂花のように～

01藍原雪 02井岡穂架　1票 03上野澪　1票 04榎本咲空 05椋倉稀那　3票 06神谷未希　2票 07木町聡 08狂月悠羅　1票 09怪宮フユ　2票 10幸桜諏禾

11茶堂梅紀 12篠山蒼大 13須弥杏果　1票 14粼花奈　5票 15橘萌華 16田中海　2票 17嬬恋雲和 18寺原奏　1票 19轟基春　3票 20沼家遥花

21茅蜩樹 22双葉絢夢 23前川麻音　1票 24雅目採　2票 25雅歩斗 26幽咲妖　1票 27夜茉晴未　1票 28來咲彩矢　2票 29露都実柳 30渡辺海斗 31柊梅由　2票

キネクトは花奈の首を縄で絞めながら言った。

花奈に投票した人も、してない人も、かつての友だった萌華でさえも、花奈のことを黙って見つめることしかできなかった。

『1人だけ、私を守ってくれる人がいた。』

『その子は正義感が強くて、ダメなことはダメって、しっかり言ってくれた。』

『結局いじめはやめてくれなくても、私はそれだけで救われたんだ。』

キネクトが絞めていた縄の力が弱まった。

萌華がすぐさま駆け寄る。

キネクトがそう言った時、誰かが会議室に入って来た。

男の声だった。

キネクトが少し怯えたような様子を見せた。

バンッ

リーダーと呼ばれたその男は躊躇なく花奈の脳天目掛けて銃を放った。

その時、海含む全員は誓った。

このゲームの謎を解いて、ゲームを終わらせてやる、と──

残り30名

ーあとがきー