ザッキー
始まる前にちょっとお詫び
ザッキー
アイコンが、多分前回と変わっています。このアプリの性質上、コピーができないので、同じにしようとはしていません。そこだけ、よろしくお願いします。
遠﨑百明
警部!
金田警部
遠﨑くんに小林くん!待っていたぞ!
遠﨑百明
まずは、アリバイについて詳しく教えてください。
金田警部
わかった。
金田警部
まずは菅原さんだ。
金田警部
彼女には殺害時刻の夜23時にはアリバイがあり
金田警部
その時刻まで一緒に呑んでいたと彼女の友達が証言していた。
金田警部
彼女は、大日さんのたった3人の知り合いの中でも、大日さんをとても恨んでいた。
金田警部
次に、堀越さん。
金田警部
彼にもアリバイがあり、複数の居酒屋で彼の姿を確認できたらしい。
金田警部
彼は発明家で、自分の発明を大日さんに取られたそうで、
金田警部
その恨みはすごかったという証言があった。
金田警部
最後に、高梁さん。
金田警部
彼女には唯一アリバイがなく、ずっと家でひとりだったらしい。
金田警部
だが、彼女には動機もないんだ。これが謎で仕方がないんだ。
遠﨑百明
うーん、本当に、犯人は高梁さんなのでしょうか...
金田警部
うーむ。それが全くわからんのだよ。
遠﨑百明
すいません、容疑者の3人に会うことはできますか?
金田警部
3人が了承すれば、いいぞ。
遠﨑百明
今日は、お忙しいところすいません。
高梁伽音
大丈夫ですよ。
遠﨑百明
ありがとうございます。
まずは犯人第一候補の高梁さんだ。
遠﨑百明
では早速ですが、23時ごろはどちらへ?
高梁伽音
家で寝てました。
遠﨑百明
それを証明は...
高梁伽音
もちろん、できません。
遠﨑百明
そうですか。では、大日さんとの関係は?
高梁伽音
ちょっと知り合ってるくらいです。
遠﨑百明
え、仲良く無いんですか?
高梁伽音
ええ、そうです
遠﨑百明
そうだったんですか。では、質問は終わりです。ありがとうございました。
高梁伽音
え、もう終わりですか?
遠﨑百明
はい。では、ごきげんよう。
遠﨑百明
今回は、お忙しいところすいません。
菅原悠花
いえ、事件の解決のための手助けになれば幸いです。
次に菅原さん。アリバイを証明した友人にも来てもらった。
遠﨑百明
まずは、殺害時刻の23時にどこにいたかを教えてください。
友人
私たちは、19時ごろから2人で呑んでいたんです。
菅原悠花
ひさしぶりに飲み会をして、楽しかったですよ。
高梁伽音
一旦悠花は席を外しましたが、時計を確認したら22時で、半には帰ってきました。
菅原悠花
それから1時間くらい呑んで、解散しました。
遠﨑百明
なるほど。わかりました。ちなみに、その時計はいま...
友人
これです。昨日、悠花に誕生日でもらったんです。
遠﨑百明
ふっ、なるほど。ありがとうございました。
最後に第一発見者の堀越さん。
遠﨑百明
まずは、殺害時間に、どこにいたか教えてください。
堀越大西
そこの居酒屋だ。それは、店にいた全員が見てると思うぜぇ。
遠﨑百明
わかりました。では、大日さんとの関係は?
堀越大西
あいつは憎いやつだよ。俺の発明をまんまと盗みやがってぇ!
堀越大西
だが、殺人なんてそんなひでぇことしねえ!あいつには恩もあっからな。
遠﨑百明
...そうですか。ありがとうございました。
堀越大西
ああ。
そうして全ての質問を終え、公園近くの質問場所を後にする。
遠﨑百明
多分、犯人はあの人だな。でも、証拠が...
そう言って、彼は3人の方を見た。収集日火曜日の文字があるゴミ箱と、散りかけた木々が目に入る。
そして高梁さんは薬を飲んでいて、菅原さんは少々ふらつき、堀越さんは、自分のスマホを念入りに拭いている。
遠﨑百明
...!!そういうことか!となると...証拠はあそこにある!
ザッキー
読んでいただきありがとうございました!
ザッキー
次回ももうそろそろ公開しますので、
ザッキー
ぜひお越しください!
次回へ続く→