TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

読み切り集

一覧ページ

「読み切り集」のメインビジュアル

読み切り集

2 - 盲目くんとナビ。

♥

37

2019年08月04日

シェアするシェアする
報告する

盲目な僕は

目が見えない代わりに、耳が聞こえます

なぜ、僕が普通の学校に通っているか

僕は、情報が欲しかった

きっと、みんなもそう

自分のことを本当はどう思われているのか

表面上の付き合いしかしてないのは自分だけなのか

僕は、そんな情報より

常識からそれた僕達が

常識を沿って生きてる人達の情報が欲しかった

そんな理由で通い始めた名門校。

今より、技術が随分進んで

障害を持つ僕達でも快適に過ごせる現在

【次を右です】

ナビ…いつもありがとう

【ご主人のためなら。】

ふふっ……

ナビ、僕に友達は出来ると思う?

【私がついてます。大丈夫です】

そうかい?

奈々

福くん……よね?

えっと、?

【そのまま、右を向いてください】

……。

おはようございます…あの、君は

奈々

私、奈々って言います。

奈々

今日から同じクラスの……

奈々

福くん…見かけたから、一緒に行こ

えっと、はい

【あの人……】

ど、どうしたの。ナビ…

【いえ…お友達が出来るといいですね】

うん…!

午後6時

ふぅう……

ナビ、なんか…いい曲選定してくれないか?

【いい曲ですか…】

【しばらく、お待ちください】

【……】

【この曲など、どうでしょう?】

うん?

~♪

嗚呼、いいね。この曲

【私も好きです】

うん、僕も好き

ピンポーン♪

【ご主人…誰か来ましたよ】

誰だろう?

ガチャ

奈々

福くん、こんにちは

(この声は…)

【奈々さんです】

な、奈々さん、こんにちは…どうしたんですか?

奈々

えっと…部屋に上がらせてもらっていい?

【理由を聞いてください】

ど、どうしてですか?

奈々

どうしてって……

奈々

親睦を深めようと思って

【ご主人…これは、】

あ、そんなことでしたか。

どうぞ。狭いですけど。

【ご、ご主人…!?】

なに?だって、折角友達になれるのに…

【そういう問題ではなくて…】

奈々

……

奈々

えっと、福くんはさ

奈々

ほんとに目が見えないの?

?そうですよ。

奈々

ふぅん。じゃあ私が今……

奈々

ここにある物を福くんに触らせるから、何かを当てるっていうゲームしようよ!

ゲーム…?

ゲームはあまりした事ないから……

楽しそうですね!

奈々

うん!決まり!

奈々

そのナビは1回外そっか。

えっ……な、何故です。?

奈々

ナゼって……ナビを使ったら、答えがすぐ分かっちゃうでしょ?

……。

わ、分かりました…

~~~

奈々

じゃあ、第1問目~

奈々

これはなーんだ!

え、えぇと……

教科書…ですか?

奈々

すっごぉい!触感の力は私たち以上って本当だったんだ~((ボソッ…

奈々

じゃあ、第2問目~

奈々

これなんだー!

えぇと……

あ!わかった!

ほうちょ……

えっ?

奈々

うふふ。ばいばい、福くん♡

「やっめろぉぉおおっ!!!!」

奈々

…え?

(この声は……)

ナビ!!!

「ご主人は少し下がっていて下さい。」

「ご主人が目、悪いのは」

「生まれつきなんかじゃない!」

「お前、前世でご主人と会っただろう。」

「ゲス魔女が。」

魔女…?前世?

奈々

…っ!(何故バレた、どこから漏れた……)

「コイツを倒せばご主人も、戻ります。」

「そしたら、他の人と幸せになってくださいね」

「ご主人なら、出来ます。」

え、な、何を……

「あ。せめて私の名前だけ覚えてください」

「わたし。美咲って言います。」

「ー!ーーっ!!」

そのあとは知らない

僕は、景色を覚えた。

色を覚えた。

そして、いつしか、自分が目が悪かった時のことまで忘れた。

でも、1個、気がかりな事がある。

前、自分が住んでいた所を過ぎると胸が苦しくなる。

それは、何故なのか分からない。

わからない……

いつも、言葉が聞こえるんだ。

分からない。

でも、その言葉は…

やっぱり分からない

僕は、なんだったんだろう

…大切な人を忘れてる

そんな声ずっと頭に残って

僕は、なんだろう

教えて

僕は誰が必要なの?

数日後

ドンッ

だ、大丈夫ですか……?

「は、はい…」

「あ。」

やはり、どこか痛みますか?

「いえ……ふふっ、」

美咲

お元気そうで何よりです
ご主人…

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

僕にはその言葉の意味がわからなかった。

けれど、何故だか…… 涙は出て、笑っていた。

この作品はいかがでしたか?

37

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚