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異世界生活

第3話 - 森の教会　終

2022年08月11日

#異世界

1の神ソース

ケイト

、、、？

ケイト

ここは、どこだ？

ケイト

いててて、頭が痛い、、

ｶﾞﾁｬｯ

女性

「あ、目が覚めたんですね。良かったです。」

ケイト

(背中いっぱいに伸びている白髪に綺麗な金の瞳。この雰囲気は、、天使族か？)

ケイト

(光魔法が盛んな「エンジェラ王国」に住んでいる者のごく一部が天使族となるらしい。なぜこんなところに？)

女性

大丈夫ですか？

ケイト

ええ、かなり治ってきました。ありがとうございます。

女性

庭で倒れていたものですから。それにしても、よくここまで来られましたね。

ケイト

はい、大変でした。

ケイト

それにしても、なぜこんなところに住んでいるんですか？

女性

それが、私にもわからないんですよ。気付いたらここにいた。でも！ここを離れちゃいけない気がして。

ケイト

(っ！あの腕の紋章は、、「天戒の刻印」か？)

ケイト

(天戒の刻印は天使族の中でも地位が低く、差別や暴力が絶えない者に付けられた、奴隷の証。逃げてきたのか？)

ケイト

そうなんですね。とりあえず、外の空気が吸いたいです。

女性

そうですね、立てますか？

ケイト

はい。(って、この写真、、)

ケイト

(誰かが、さっきの人と一緒に写っている。男の人か？)

女性

私はエンマと言います。

エンマ

よろしくお願いします。

ケイト

はい。僕はケイトです。短い間ですが。

ケイト

っ、眩しい。外だ。

ケイト

そして現れたのは、、小さな教会だった。美しいながらもそこに凛々しく立っている。

エンマ

それにしても、なぜこんなところに？

ケイト

旅をしていたんです。そこで、ここの情報を聞き付けまして。

エンマ

そうですか。恐らく、あなたが初めてのお客さんだと思います。

ケイト

ありがとうございます。

エンマ

私は、なぜかもわからないまま、ここで、祈り続けています。でも、祈り続けなければいけない。そんな気がするんです。「誰か」のために。

ケイト

あの写真の人は？

エンマ

どうやら、それについても全く思い出せないみたいで。

ケイト

そうですか。教会のほうに入らせてもらってもいいですかね。

エンマ

はい。どうぞ。

ｶﾞﾁｬｯ

ケイト

ここが、森の教会。

ケイト

(なぜだろう。もちろん美しいのだが、何かを感じる。悲しみ。寂しさ。何かを。)

エンマ

まあ、何もないですが。このあと、グロウベリージュースでもいかがですか？

ケイト

大丈夫です。早めに旅立とうと思います。

エンマ

そうですか。あなたに会ったおかげで、外の世界が気になりました。もしかしたら、外の世界を見たら、記憶が戻るかもしれません。

ケイト

はい。ぜひ来てみてはいかがでしょう。

エンマ

またどこかで会いましょう。

ケイト

ええ。さよなら。

ケイト

(僕は教会をあとにした。)

ケイト

森の奥には美しくも儚い。そんな場所があった。

ケイト

写真の人は、差別を受けていたエンマさんを認めてくれた、心優しい、勇気ある勇敢な人だったのかもしれない。

ケイト

さあ、また新しい旅に出よう。

1の神

作者です。

1の神

というわけで、一つめの物語が完結しました。まあ、なんというか。僕が作った世界の美しさを表現したかった的な、、

1の神

まだまだ物語は続きます。というわけで、天使族が出てきましたね。

ケイト

ちなみに、アイコンとかが適当なのは、見る人によってキャラのイメージは変わるから、それを生かして欲しい、、らしいです。

1の神

さて、天戒の刻印とかいう超絶☆中二病ワード出てきましたが、これは、話の中でも言った通り、エンジェラ王国のごく一部の天使族の中でも差別を受けている種族に付けられる印です。

1の神

エンマさんも昔はひどい仕打ちを受けていたんですかね。知らんけど。

ケイト

過去についてはほぼ語らないから、そこは見てくれた人が自由に考えてね。

1の神

まあ、適当に考察できるような展開にしておくので、じゃんじゃん考察してコメントよろしくお願いします。

ケイト

なお、伏線回収！とか胸熱展開！というのは全くわからないのでほぼ世界の設定に力を入れてるだけでストーリーはほぼおまけだったりする。これも主のせいです。

1の神

やめろぉ！

1の神

さて、これからも様々なストーリー、設定について見ていこうと思うのでよろしくお願いします。じゃあまた今度！

エンマ

さよならー

ケイト

またね。

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