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ラト
……覚えていませんね
ジズル
……私は2つ前のここの主だ
ラト
……そうなんですか、残念ですが記憶にありません
ジズル
…………まぁいい、それから私はいつも暇なんだ遊んでくれないか？
ラト
…別にいいですよ
ラト
私の大事な人を傷つけないのなら
ジズル
……ありがとな
ジズル
では私はもう行く
ウヨウヨ
ラト
聞き覚えのある声だと思ったらそう言うことでしたか
ジズル
……覚えてないのも当然だな
ジズル
私の代は覚えてない奴らの方が多いだろう
ジズル
そうだ、女子のところに行ってみよう
女子
〜〜〜笑
ロノ
〜〜？
ジズル
ふむ、よく見たら小さく子猫のようだな
ジズル
む？あのプリンは……
ジズル
ロノ見ろ！
ロノ
お！上手に出来ましたね
ジズル
だろ！食ってみろ
ロノ
……((ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”
ロノ
んー！美味しいですね
ロノ
何で作ったんですか？
ジズル
それはな〜！
ジズル
あの時のか
女子
ねぇ！ロノこれどうやって作ってるの？
ジズル
……((ﾋﾟｸｯ
ロノ
それはですね……
ロノ
そしたら……
ジズル
沢山の愛情を込めて相手に渡す……
ジズル
今考えるとバカバカしいな笑……
ゴーンゴーン
ジズル
む？もうこんな時間か
女子
じゃあ私帰るね！
ロノ
はい！
パァァァァ
ジズル
……いつ見てもあの女子は不思議だな
ロノ
……久しぶりに墓参りにでも行くか
ジズル
うぉ、体が吸い寄せられ……
ジズル
ここか
ロノ
……
ロノ
俺、いい主様に出会えました
ロノ
今日はあなたに教えてもらったプリンをその人に食べさせたら美味しいと言ってましたよ！
ロノ
どうか、俺たちを近くで見守っていてください
ジズル
ふむ、いつも近くにいるというのに
ジズル
おい、！ロノ！私は！いつでも！愛おしいお前らの！近くに！いるぞ！
ロノ
え？
ロノ
今、ジズルさんの声が……
ロノ
近くに居るって
ロノ
ありがとうございます
ジズル
……何めそめそしてんだよ
ジズル
こっちも悲しくなっちゃうじゃん
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