日本国退去

麗華と大和は護衛艦から降り基地の隊舎に入る。休憩室には田村がいた。

田村は椅子から立ち上がり大和と麗華に近寄る。

田村は真剣な表情で向き合い告げる。

大和がひらめいた表情で言う

麗華はつぶやく。

麗華のつぶやきに大和と田村は驚く。

田村は麗華と大和を連れ車で日本国官邸まで向かう。官邸前は警察が厳重に警備している。

すると、1人の警察官が車に近ずき声をかけてくる。

田村は自分のネームプレートを見せる。

警察官は立ち退き田村は日本国官邸に車を停め官邸の中に入る。

防衛大臣は少し驚いた表情をみせ黙る。

田村は防衛大臣に敬礼する。防衛大臣は総理がいる部屋へと走っていく。

しばらくして、防衛大臣が戻ってくる。

3人は防衛大臣に敬礼し、車に乗り込み神奈川県の造船所へと急ぐ。

神奈川県 軍事造船所

3人は車を降り、造船所に入る。するとそこには、まさに新品と言わんばかりの護衛艦が既に海に入水していた。

3人は新護衛艦に乗り込む。そしてCICに入る。CICも今までの護衛艦は違い最新の技術が使われていた。

田村は微笑する

その時、護衛艦めいしょうに大勢の自衛官が乗り込んでくる。

田村の指示を受け、隊員たちは防衛大臣から指定された持ち場につき始める。そして‪”‬めいしょう‪”‬が前進しはじめる。

その時、めいしょうと入れ違うかのように護衛艦かが が、横須賀基地に入港する。

めいしょうは東京湾に入る。すると生命体が飛び回っている柱が見える。

その時、めいしょうは停船する。

田村は息をはく。

その時、主砲から電磁波と共に高速に砲弾が発射される。砲弾は柱に命中し柱を貫通する。その時、柱のてっぺんから放たれていた閃光が停止する。

CICは歓喜に包まれる。

すると、麗華のレーダーに多くの黒い物体が映る。

巨大生命体はめいしょう目掛けて突っ込んでくる。その時、巨大生命体にミサイルが命中し巨大生命体は木っ端微塵になる。

麗華がレーダーを見ると、多くの影が映っていた。しかし巨大生命体ではない。

先程の攻撃で柱の一部が破損し、結界がやぶれたのだ。

アメリカ空軍を中心とした国際連合の戦闘機部隊が結界の外で待機していた空母から発艦したのだ。

戦闘機部隊は次々と巨大生命体を撃墜してゆく。

日本国 官邸

総理 記者会見

総理は記者に向かって一礼し台をおりる。

護衛艦‪”‬めいしょう‪”‬

めいしょうは、半円を描くように旋回し味方戦闘機部隊と共に西日本へと進路を変える。