今日もまた同じような一日が始まる 。
ポーランド
今日はいつもより早く登校してみた。
リトワが早めに学校に来ることは知っている。
だから、リトワが三人で集まる前に先に少しでもいいから話したいと思ったからだ。
ポーランド
そう思ったとき教室の扉が開いた。
ポーランド
リトワは席へと向かってゆく。
いざ挨拶しようにもタイミングがわからない。
どうしようかと思っているとリトワがこちらへ向かってきた。
リトアニア
まさかリトワの方から話しかけてくれるなんて。
ポーランド
よかった、またリトワと話せるんだとほっとした。
リトアニア
ポーランド
リトアニア
ポーランド
ポーランド
リトアニア
リトアニア
ポーランド
そんな感じでワーク課題の愚痴を言っていたらエストニアやラトビアが来た。
リトアニア
リトワはそう言って二人の方へ向っていった。
それをぼーっと見ていると
いつもは気にしなかったはずの楽しそうな声、
ポルスカと話してる時よりも多いより多い笑顔。
急に気になりだしてきてあの二人がとても憎らしくなってくる。
ポーランド
ポーランド
なんであの二人のほうが。
ポルスカのほうが仲良くしてたはずなのに。
そんな思考が頭をよぎる。
ドイツ
ニェムツィの声ではっとした。
ポーランド
ドイツ
ドイツ
ポーランド
ニェムツィはいつもポルスカのことを気にかけてくれる。
なんだか申し訳ない。
今日も一日が終わり、部活がない。
もしかしたら今日も一緒に帰れるかもしれないと思いリトワを待っている。
その時、丁度リトワが通りかかった。
ポーランド
リトアニア
ポーランド
リトアニア
その日からお互い空いている日は一緒に帰れるようになった。
ポーランド
リトアニア
ポーランド
今日も一緒に帰れた。
あの日を始めとしてリトワとも結構話せるようにもなってきた。
笑う、驚く、ちょっと困った時だって
リトワの一つ一つの仕草に引き込まれる。
ポルスカ以外にそれを見せて欲しくないぐらいに。
またお別れの時間が来てしまう。
それは寂しいけど絶対『また明日』といってくれるおかげでまだマシだ。
リトアニア
ポーランド
ポーランド
ポーランド
ポーランド
どれだけ考えても答えはわからない。
初めて出会ったときからしばらくして、気づけばポルスカはリトワへの気持ちが"友達以上"なことに気づいた。
でも直感的にそれが恋なのだと分かった。
今までの毎日の繰り返しからやっと変われた。
そのチャンスを逃すわけには行かない。
ポーランド
ポーランド
明日は短縮授業で早く帰宅できるので都合がいい。
ポーランド
ポーランド