倉木 綾乃
はは、引きこもり廃棄…かあ。
今や、社会問題となっている引きこもりに対し
非人道的とも取れる案を政府は打ち出した。
二年前
上司
こんな事もできねえのかよ、使えねえな!
先輩A
会社のお荷物なんだよなあ💢
お局
あ~、邪魔!どきなさいよ!!!
私は、毎日パワハラを受け 何度も死にたいと思っていました。
母
どうしたの?顔色悪いわよ?
倉木 綾乃
ううん、何でもない。行って来ます。
ある時、私にはもう生きてる価値はないのだと。
睡眠薬を何錠も飲んで、首吊りしようとした所 椅子を強く蹴って、大きな音を出してしまいました。
父
綾乃…!!
仕事なんか辞めていい!
仕事なんか辞めていい!
母
そうよ、死なないで!
結局、今も人が怖くて外出ができないまま。
朝なのか、夜なのか
そして自分の生きる意味もわからず
辛い毎日でした。
倉木 綾乃
でも、やっと死ねるんだ。
法律が死ぬ事を許したのです。
私は、唯一の趣味である
書きかけの小説を仕上げました。
倉木 綾乃
ダメ元で、出版社に送っちゃえ。
最後だし、いいよね…?
最後だし、いいよね…?
TV
倉木綾乃さん著
「冷たい風の中で生きた女」が、○○賞に輝きました!
「冷たい風の中で生きた女」が、○○賞に輝きました!
記者
倉木さん、あの小説を書いたきっかけは?
倉木 綾乃
私は、何をやっても疎まれる存在でした。
倉木 綾乃
何度も死のうとしたけれど、ダメでした。
倉木 綾乃
もう、失う物はない。そうしてあの小説を出したんです。
記者
政府が打ち出した法案も覆されました!
誰に喜びを伝えたいですか?
誰に喜びを伝えたいですか?
倉木 綾乃
テレビの前にいる、人に傷つけられて立ち直れない方に伝えたいです。
倉木 綾乃
生きていたら、必ずいつか光は見えてくるから
倉木 綾乃
ほんの少し、勇気を出して欲しい。
逃げる事を恥ずかしいと思わないでください。
それが私の願いです。
逃げる事を恥ずかしいと思わないでください。
それが私の願いです。
人は
風のように、どこからともなくやってきて
どことも云わず消えて行く
それでよいのだ。
生きる事に意味などないから
好きに漂えば
それが幸せと云うものだ






