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雨音@病み上がりのため低浮上
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雨音@病み上がりのため低浮上
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霧が深かった。 視界は数メートル先すら見えない。 灰色の空。 崩れた石畳。 そして古びた城。 この世界へ転生してから三日。 アメリカたちはようやく次の手がかりを掴んでいた。 「霧の城に、異界人が二人いる」 そんな噂だった。
アメリカ
日帝
アメリカ
ナチス
アメリカ
ソ連
ナチス
ソ連
ナチス
日帝
ソ連
アメリカ
その頃、霧の城。
【城内】 静かな図書室。 暖炉の火が揺れている。 窓の外には霧。 椅子に座る青年は本を閉じた。
フランス
向かい側。 紅茶を飲んでいた人物が顔を上げる。
イギリス
イギリスはため息をついた。
イギリス
フランス
イギリス
フランス
イギリス
フランスは笑った。 転生してからずっと二人だった。 何故かこの城だけは安全だった。 まるで誰かが待っていたみたいに。
フランス
イギリス
フランス
イギリス
フランス
一瞬。 イギリスは黙る。 窓の外を見る。
イギリス
その時だった。
ドゴォォォォォン!!!
城全体が揺れた。
イギリス
フランス
また爆発。
イギリス
フランス
外からの叫び声。
日帝
アメリカ
ナチス
ソ連
日帝
フランスが立ち上がる。
フランス
イギリス
アメリカたちは巨大な門の前にいた。 半壊している。 原因はアメリカ。
日帝
アメリカ
日帝
アメリカ
その瞬間。 城門が開く。 全員振り向いた。 霧の向こうには二人の姿。 数秒の沈黙。
アメリカ
日帝
ソ連
ナチス
イギリス
フランス
そして、
アメリカ
全力疾走。
フランス
勢いのまま抱きつく。
アメリカ
フランス
アメリカ
フランス
その後ろ。 ソ連も近づく。
ソ連
フランス
ソ連
フランス
一方。 少し離れた場所。 イギリスと日帝、ナチス。
イギリス
日帝
ナチス
イギリス
少しだけ。 安心したように笑う。 そして、イギリスの視線はフランスへ向いた。 フランスもまた笑いながらこちらを見ている。 目が合う。 ほんの一瞬。 周りは気づかない。 だけど、二人だけは分かった。 会えた。 それだけで十分だった。
その夜、全員が城に集まった。 暖炉を囲む。 久々の全員集合。 なのにどこか不自然だった。
アメリカ
日帝
アメリカ
空気が変わる。
ナチス
ソ連
イギリス
暖炉の火が揺れる。 その時。 突然。 全員の頭の中に声が響いた。
【警告】
【観測対象六名確認】
【記憶封印維持率低下】
【管理者復活まで残り90日】
【世界崩壊まで残り90日】
ソ連
暖炉の火が消えた。 部屋が暗くなる。 そして、城の地下から 何か巨大なものの咆哮が響いた。
アメリカ
日帝
アメリカ
ナチス
ソ連
日帝
フランス
イギリス
誰も知らない。 この城の地下に。 彼らの失われた記憶と、 世界が滅びた本当の理由が眠っていることを。
コメント
3件

続き、待ってます!
第二章、読み終わりました〜!やっぱりこの面子の掛け合い、最高ですね。アメリカが魔物ごと城門吹き飛ばすところから、フランスに全力疾走で突撃するところまで、テンポ良くて笑っちゃいました。ソ連が酒瓶抱えて転生してる設定、まだ活きてるの好きです。一方でフランスとイギリスの空気感、あの一瞬の目配せだけで通じ合ってる感じが沁みますね。そして最後の「90日」と地下の咆哮…世界の成り立ちに触れる部分、めちゃくちゃ気になります。続き、楽しみにしてます!