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ジンペイ
一同揃って声を上げる
外からの印象と同じく、内部はやはり驚くほど広かった。天井も見上げるほど高い。 そして仄暗く、神秘的な雰囲気さえ漂っている
ジンペイ
フブキ
マタロウ
コマ
キュウビ
皆で必死にその正体を考えようとするが、上手くいかなかった
そこに、突然何者かの声が響き渡った!
??
ジンペイ
突如聞こえた謎の“声”。 だがジンペイ達は落ち着いていられず、ひたすらに驚く
キュウビ
フブキ
キュウビ
マタロウ
マタロウがメガネをキラリと光らせる。 "お決まり"と言ってしまえばそれまでだ。
??
唐突な新展開に、皆は思わず気を引き締めた。 マタロウは相変わらず興奮中だが。
マタロウ
メラ
??
レイ
メラ
フブキ
ジンペイ
フブキが妨害を疑い、ジンペイは声を張り上げる。
??
??
最後まで聞き取りづらい所を残しながら、“声”は聞こえなくなった
マタロウ
レイ
その瞬間、今まで“声”を発していた円錐の先端が光り輝いた!
ジンペイ
衝撃の展開の連続。全員が我が目を疑う。 黄色く眩い光は、あたりを飛び回りながらレイ達の前に着地した
光が徐々に消え、眩しさのあまり閉じていた目を開く。 すると、皆の目の前に衝撃の光景が広がっていた
??
1回あくびをしてからこちらに話しかけてきたのは、小さな黄色い猫だった!
ゴーグルをつけ、二本足で立ち、しかも言葉を話しているのだから、普通の猫では無いことは確かだ
全く状況が読めない ジンペイが言い返す
ジンペイ
ゴロミ
胸を張った様子で名乗る、"ゴロミ"
レイ
猫好きなレイは嬉しそうにしている 皆はゴロミという名前より、“妖怪”という存在の方に驚きが向いている
マタロウ
ジンペイ
ゴロミ
ゴロミは呆れた様子で妖怪と怨霊の違いについて説明し始めた
皆が聞いている中1人だけ考えていた様子でゴロミを見ている人がいた
レイ
レイがいくら考えていてもその真実にたどり着くことは出来なかった
ゴロミ
ゴロミの説明が終わるとゴロミは地震満々な顔で言った
メラ
自慢げにポーズを取るゴロミに、メラが尋ねる。
ゴロミ
レイ
レイはゴロミの目線に合わせるようにしゃがんで言った
ゴロミ
レイ
ゴロミ
レイがゴロミに笑いかけるとゴロミは何か驚いたような顔でレイを見つめる
レイ
ジンペイ
マタロウ
ゴロミの様子にレイやYSPのメンバーは少しばかり心配の様子でゴロミを見る
ゴロミ
ゴロミが口を開くとレイに以前自分と会ったことないかと聞き出した
レイ
それもそうだレイは今日初めてYSPの活動に参加したようなものだ
怨霊などを見ることはできてもそれを倒すことが出来ないレイにYSPの活動は出来ない
ゴロミ
ジンペイ
先程までの様子とは違い上から目線のゴロミにジンペイは苛立っていた
その時だ。 皆の頭上の天井から、眩い光が放たれた!
ジンペイ
レイ
光が落ち着き、皆が揃って目を開く
今までYサークルの中に居た筈の皆は、いつの間にやら外に出ていた
レイ
マタロウ
ジンペイ
ゴロミ
ジンペイが不満げにため息をつく。 ゴロミは、ジンペイと視線を合わせる為にぴょんぴょん飛び跳ねながら怒った
レイ
レイがゴロミを宥め、暴れないように抱き上げた
一同が不思議そうな顔でYサークルでの出来事を思い返していると、どこからか草を踏む足音が聞こえてきた。
レイ
しかも複数の誰かが、こちらに近付いてきている。
ジンペイ
マタロウ
気付けば、レイ達は謎の集団にすっかり囲まれてしまっていた。 レイ達を囲う生徒達は、皆腕に腕章をつけていた
レイ
ジンペイ
マタロウ
フブキ
ラント
そう言いながら、ラントが右手を挙げた。 それを合図に、レイ達を囲う生徒会の生徒達は銃と見られる物を取り出し、こちらに向けてきた。 実に物騒極まりない
マタロウ
ラント
怯えるマタロウに、ラントが説明するが、かえって恐怖を煽る事になってしまった
レイ
マタロウ
レイとマタロウが控えめにツッコむ
コマ
ジンペイ
ジンペイは怖気づくことなくラントに言い返す
ラント
マタロウ
メラ
コマ
マタロウが不思議そうに言い、ジンペイは不機嫌に、コマはラントの言葉に疑問を持ち問うた
ラント
マタロウ
ジンペイ
ジンペイはラントに反抗する するとラントは話がつかないと思ったのかレイの方に視線を変えた
ラント
レイの心配をしているのかそれとも彼の復讐のためなのかラントはレイにゴロミを渡すことを命令した
レイ
レイ
レイがゴロミを強く抱きしめようとするが、レイの腕の中にゴロミはいなかった
ジンペイ
見れば、ゴロミは鼻歌混じりにラントの方に歩んでいた