私が入院してから約1週間
あまり話せなかったけど、それでも仁さんがずっと傍に居てくれた
それだけでも十分幸せだった
そして、今私は___
瑠衣
仁
瑠衣
瑠衣
空
空
瑠衣
空
瑠衣
空
瑠衣
瑠衣
空
空
瑠衣
空
空
瑠衣
空
空
瑠衣
瑠衣
空
空
瑠衣
瑠衣
瑠衣
空
瑠衣
空
仁
空
仁
瑠衣
空
杖道
空
空
杖道
瑠衣
杖道
空
空
瑠衣
瑠衣
空
瑠衣
空
空
仁
私は今は、仁さんたちのハウスで助手ということでいる
私の事は、仁さんや杖道さんがネストの方に説明をしてくれて
ネストの方も私を受け入れてくれた
私が来て初めのころは、仁さんと瑠衣さんが毎日のように喧嘩をしていたけど
今は私が喧嘩を止める役目で
その度に瑠衣さんと喧嘩をしている
昔のように、オッドアイを隠すことも無くなった
仁さんたちのお陰で、周りの目の恐怖も消えていった
幼い頃に付いた傷は消えることはもうない
でも、その分傷を覆い隠すほど、今が最高に幸せだ
仁さんたちが傍に居てくれるから、お姉ちゃんが守っていてくれるから
あの頃の恐怖は、悲しみは、怒りは
全部今の私の「幸せ」になっている
もう私は何も恐れない
残酷な過去が、いつか未来の笑い話に出来るまで…
私はそれまで、過去に抗って、必死に生きる
過去を捨て、今だけを見て
今の幸せを、噛み締めて
もう二度と「後悔」が起きないように
もう何も…「失ってしまわない」ように
それまで私は、雪乃空は
全力で生き続ける”
.*. □~end~□.*.
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