昼休み後半
飯を食べ終わった後、俺達は黙りこくっていた。
智偉埜(ci)
…。
焼太(syp)
…。
隣に座る俺の相棒は、どこか暗い顔をしていた。
智偉埜(ci)
(なんかあったんかな…)
そう思いながら、焼太を見つめる。
焼太(syp)
…
焼太(syp)
…?
智偉埜(ci)
…ハッ
智偉埜(ci)
ごめんごめん、ちょっと見惚れとったわw
焼太(syp)
…そう、ですか。
智偉埜(ci)
……
学校での焼太は、
何故か俺にも敬語で、声が小さく、クラスで噂されている。
智偉埜(ci)
(“虐め”…とか、。)
智偉埜(ci)
……
智偉埜(ci)
(そんな訳無いよな…。)
焼太(syp)
ガタッ
智偉埜(ci)
ぁ、ショ…焼太。どこ行くん?
焼太(syp)
ぁ、ちょっと…。
智偉埜(ci)
俺も行っていい?
焼太(syp)
それは…ちょっと、スッ
智偉埜(ci)
!…分かった、無理言ってごめんな!
焼太(syp)
いえ、では。ペコッ
智偉埜(ci)
……
焼太に示された合図。
“たすけて”
智偉埜(ci)
(どうしたんやろ…)
智偉埜(ci)
…
智偉埜(ci)
つおてくか、!ボソ
モブ
チッ遅いわよ。
焼太(syp)
申し訳ございません…。
智偉埜(ci)
……
焼太(syp)
あの…用と、言うのは_______
モブ
はぁッ?うっさいわね。
モブ
あんたに言いたいことがあるの。
焼太(syp)
…?
モブ
気安く智偉埜様に近づかないでくれる?
智偉埜(ci)
…俺?ボソ
モブ
智偉埜様はあんたと違って“我々国の幹部”で、“生徒会”様なんだから!
モブ
あんたみたいな“下級民族”とは釣り合わないのよッッ‼︎
焼太(syp)
あの…一つ、、いいですか?
智偉埜(ci)
…?
モブ
何よッッ!!!
焼太(syp)
…演技も疲れるんすよ。
モブ
はぁ?何言ってんの?w
焼太(syp)
はぁ…まだわかんないなんて。
焼太(syp)
あなたこそが“下級民族”じゃないんですか?w
智偉埜(ci)
…?
!
!
syp
どーも。
モブ
へッッッ⁉︎w、我々国幹部様の…
モブ
“ショッピ”様ッッッ⁉︎
syp
で、なんだって?
モブ
ッッ…
智偉埜(ci)
ぁ、ぁー!ショッピ!
智偉埜(ci)
どしたんこんなとこで!
syp
…!チーノ。
モブ
へぁッッッ…!
syp
いや、俺は焼太のh…_
智偉埜(ci)
あぁそうだ、焼太、焼太は?
syp
え、俺…_
智偉埜(ci)
サッ
syp
!、
syp
ぁー焼太は、今日休みやで。
智偉埜(ci)
へぇーそうなんや!
モブ
ぇ、…あいつじゃ、、、ない…?
syp
あー、、そーなんすよ。
モブ
ッッッッ……ダッ
syp
あ…
智偉埜(ci)
あ…
智偉埜(ci)
w、っ
syp
ww、
syp
流石俺の相棒やわw
智偉埜(ci)
w、せやろ?
こーやってショッピと話してると気分が良くなる。
この幸せが、いつまでも続けばいい。
なんて、“あれ”が起きるとは思わなかった。