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ゆん
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ぬここ(元ぬぬぬ)
512
# こんな 永遠 なんて
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朝、マグカップを持ち上げた瞬間だった
あっきぃ
音で分かった 床に当たって割れた音じゃなくて、 力が抜けた音
ガシャンッ!
あっきぃ
破片を拾おうとして、 しゃがむのが遅れる
心臓の音だけが、やけに大きい
昨日までは、"遅れる"だけだった 今日…今のは、、できなかった
あっきぃ
誰もいない、見ていない それが、逆に逃げ場にならなかった
カタカタカタカタカタ……
個人配信の準備中 サムネの文字を打ってる時だった
キーを打ち間違えた 消そうとして、隣のpキーを連打する
あっきぃ
手じゃない 反応が、追いついてない
あっきぃ
喉も、少し変だ 言葉を飲み込む感じが、前より強い たんも絡まりやすい気がする
──もう1回、行くしかない
今回は「気のせいかも」って 言葉が出なかった
病院
同じ待合室、同じ白さ
でも、座ってる時間が長く感じる
看護師
医者
あっきぃ
医者
前回よりも説明が少なかった
検査が終わって、医者の表情を見た瞬間 答えが分かってしまった
医者
医者
はっきりと言われた "進行している" この言葉は、思ったよりも重かった
医者
医者
"出始めています" つまり、─もう出ている
あっきぃ
医者
胸の奥が、静かに沈んだ
医者
あっきぃ
医者
医者
医者
あっきぃ
医者
医者
あっきぃ
───近づいている つまり
一人で抱える時間は、 もう終わりに近い
まだ、歩けてる でも、 "いつまで?"
初めて、"いつまで"が頭によぎった
スマホを見ると、 グループLINEの通知が溜まっていた
ぷりっつ
ちぐさ
───言えない でも、もう"何もない"とは言えない
家が近づくにつれて、 足が重くなってる気がする
あっきぃ
このまま隠したら、 次は "進行" じゃ済まない
あっきぃ
あっきぃ
声は出た。でも 前より、少し遅れた
その"少し"が、 もう見逃されない段階に来ていた
主
主
主
主
あっきぃ
主
主
主
主
主
主
あっきぃ
主
コメント
1件
第11話、読んだよ……。朝のマグカップから始まる身体の異変、めっちゃリアルで胸が締め付けられた。「遅れる」から「できなかった」になった瞬間、一気に状況の重さが伝わってきた。医者の「はっきり進行してます」の一言、シンプルなのにずっしり来る表現だった。この話、あっきぃが一人で抱え込んでる感じが切なくて、でも「もう隠せない」って気づき始めたラストが印象的だった。続きが気になる〜!