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さつまいも

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青空を見た。
排気ガスと くたびれたサラリーマンしか いない酒気漂う夜の町田。
生きづらい世の中のノイズを 全て払ってしまうような 澄んだ声だけが響く。
古いアコギを抱えて、ソイツはただ 路上で歌っていた。
何処か悲しげで、 それでも真っ直ぐに夢に向かって 進んでいるような よく晴れた海と空が 見えるような、そんな歌。
猫田
はにかんだソイツの目と俺の目が ばっちり合った。
それが、 猫田空と俺、蛇沼悠樹の 出会いである。
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ほう