2人の脅威は裏切り者

ー 翌日 ー

ー 1時間後 ー

ここはZ国の裏口

正面は流石に門番などがいたので、警備が手薄な 裏口から侵入することにした

ｺﾂ

ｺﾂ

ｺﾂ

たまたま巡回していたと思われる兵士と 遭遇してしまった

でも大丈夫や

こんな時のためにちゃんと装備は持ってきた

ｼｭｯ

ｻﾞｼｭｯ

コネシマさんの動きに合わせて相手を殺さない程度に攻撃する

相手の兵士が相当雑魚だったのか、すぐに気絶 してしまった

コネシマさんと一緒に気絶した兵士を道の隅に 移動させる

ｶﾞｯ

突然、後ろから首を捕まえられ口を塞がれた

バレてる...!?

なんでや...！

そう言うと同時に俺の首を掴んでいた手に力が入る

呼吸が困難になり、自然と涙が出てくる

なんとか脱出しようと足掻くが、首を掴んでいる手はビクともしない

時間が経つにつれ腕や足の感覚が無くなって 意識が朦朧としてくる

ｼｭﾝｯ

.....ノ

...ーノ

チーノ...！

そうだ...俺、ここの幹部の楓って人に捕まって...

じゃあ...逃げれたんかな...

なら良かった......

我々国の会議で採用された案

それは

戦闘力の低い俺が盗聴器を持った状態でわざと捕まり

捕まった幹部の生存及び状態を確認し

無線で24時間我々国に送り続けるというものだ

何事も無ければ2人で我々国に帰る予定やったけどな

この国には魔術師がいる...

迂闊に動けば殺されてしまうかもしれない

ここは俺らの優秀な仲間を信用して待とう＿＿

𝐍𝐞𝐱𝐭 ▷▶︎▷ ♡50