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テラーノベル(Teller Novel)

タルタリヤside

昨日の昼、旅人が稲妻から璃月に帰ってきた

稲妻であったことを話してくれた

すると、ある少女の話になった

名前は藍那

旅人が言う特長全てが俺の探している大切な人に当てはまる

タルタリヤ

俺、稲妻に行ってくる

パイモン

は?!お、おい!いきなりどうしたんだ!

タルタリヤ

すまないね、
少し時間が無いんだ

船に乗り稲妻に着いた

鎖国令が解除されており簡単に入れた

それでも

いくら探しても藍那はいなかった

すると、ふと思い出した

藍那が好きと言っていたあの場所、俺と行きたいと約束してくれたあの場所から

俺は急いで場所に向かった

鳥居をくぐり辺りを見渡す

いくら辺りを見渡しても藍那らしき姿は見えなかった

諦めて帰ろうとしたその時だ

後ろから足音がした 後ろを振り返るとそこには

花を見る藍那の姿

間違いなく藍那だ

俺のことに気づいたのか こちらを見て固まっている

おれは駆け足で藍那の方に向かった

今までのこと、誤解だった全てのことを

話さないと

タルタリヤ

どんだけ心配したと思ってるんだ!

心配、俺は凄く心配したんだ

あの時俺の前から姿を消して以来俺は必死に藍那のことを探した

タルタリヤ

俺は君がいないと生きていけないのはわかるだろう?

タルタリヤ

心配して、心配して懸命に藍那のことを探した
昨日旅人が璃月に帰ってきて藍那がいた事を教えてくれた
まさか、稲妻に行ってたとはね

藍那

だからっ、

藍那は何か言いたげだった

聞いてあげようと思ったが

藍那の首筋にあるものを見て聞こうとする気が一切無くなった

タルタリヤ

しかも、なんだい?これは

許せなかった

俺以外の奴と体を合わせたことに対して

俺は我慢して、君が嫌がると思って

必死に我慢してたと言うのに

他の男に体を預けるなんて

藍那

ちがっ、

タルタリヤ

これをどう見て違うというんだい?
何処ぞの馬の骨と致したのかな?

なんで、

なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで

違うならこんなものあるはずがないだろう

藍那は俺のことが好きなんじゃなかったのか…?

藍那

ねぇ、タルタリヤ……いたっ、

痛いのは俺の方に決まってる

勝手に勘違いされて

しかも他の男に体をあずけて

痛いのは俺の方だよ

藍那

っ、勘違いなわけないでしょ?!

藍那

私よりあの子の方がいいんでしょ?確かに私よりも可愛かった、綺麗だったよ、

タルタリヤ

何を言ってるんだ
旅人は戦友みたいなものだよ

藍那

せん、ゆう…?

タルタリヤ

そうだよ、あそこで2人でいたのは闘っていたからだよ

タルタリヤ

だからっ、

「あらら〜、何故ここに公子が居るのかな?」

その声に俺は耳を疑った

藍那

スカラマシュっ!

藍那の嬉しそうな声で彼の名前が呼ばれる

はっ、スカラマシュ?

タルタリヤ

こっちのセリフだね
なんで此処に第6位サマが?

スカラマシュ

分かりきったこと言わないでくれるかな?

そして散兵が俺の手を振り払い藍那を抱き寄せた

タルタリヤ

まさか、

俺は思った

もしかしてこのふたりが…

スカラマシュ

そのまさかだよ(笑)

散兵が嘲笑うこのようにこちらを見つめる

タルタリヤ

藍那一体どういうことだい?

藍那

……

藍那は目線を逸らし黙り込む

藍那は俺の事が好きなはず

なんで黙り込むんだ…

タルタリヤ

黙ってないで何か言ってくれよ……

スカラマシュ

それが、藍那の思っていたことだよ

タルタリヤ

…!

スカラマシュ

なら僕はこれで失礼するよ

スカラマシュ

行こうか藍那

そしてふたりは俺に背を向け歩き出す

追わないと

追わないと行けないのに

何故か足が動かない

このまま俺は何も出来ないまま

目の前で大切なものを1つ失ってしまうのか……

弄ばれてたっぽいので逃げます

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次がどうなるのかめっちゃ気になる!

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