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次がどうなるのかめっちゃ気になる!
タルタリヤside
昨日の昼、旅人が稲妻から璃月に帰ってきた
稲妻であったことを話してくれた
すると、ある少女の話になった
名前は藍那
旅人が言う特長全てが俺の探している大切な人に当てはまる
タルタリヤ
パイモン
タルタリヤ
船に乗り稲妻に着いた
鎖国令が解除されており簡単に入れた
それでも
いくら探しても藍那はいなかった
すると、ふと思い出した
藍那が好きと言っていたあの場所、俺と行きたいと約束してくれたあの場所から
俺は急いで場所に向かった
鳥居をくぐり辺りを見渡す
いくら辺りを見渡しても藍那らしき姿は見えなかった
諦めて帰ろうとしたその時だ
後ろから足音がした 後ろを振り返るとそこには
花を見る藍那の姿
間違いなく藍那だ
俺のことに気づいたのか こちらを見て固まっている
おれは駆け足で藍那の方に向かった
今までのこと、誤解だった全てのことを
話さないと
タルタリヤ
心配、俺は凄く心配したんだ
あの時俺の前から姿を消して以来俺は必死に藍那のことを探した
タルタリヤ
タルタリヤ
藍那
藍那は何か言いたげだった
聞いてあげようと思ったが
藍那の首筋にあるものを見て聞こうとする気が一切無くなった
タルタリヤ
許せなかった
俺以外の奴と体を合わせたことに対して
俺は我慢して、君が嫌がると思って
必死に我慢してたと言うのに
他の男に体を預けるなんて
藍那
タルタリヤ
なんで、
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
違うならこんなものあるはずがないだろう
藍那は俺のことが好きなんじゃなかったのか…?
藍那
痛いのは俺の方に決まってる
勝手に勘違いされて
しかも他の男に体をあずけて
痛いのは俺の方だよ
藍那
藍那
タルタリヤ
藍那
タルタリヤ
タルタリヤ
「あらら〜、何故ここに公子が居るのかな?」
その声に俺は耳を疑った
藍那
藍那の嬉しそうな声で彼の名前が呼ばれる
はっ、スカラマシュ?
タルタリヤ
スカラマシュ
そして散兵が俺の手を振り払い藍那を抱き寄せた
タルタリヤ
俺は思った
もしかしてこのふたりが…
スカラマシュ
散兵が嘲笑うこのようにこちらを見つめる
タルタリヤ
藍那
藍那は目線を逸らし黙り込む
藍那は俺の事が好きなはず
なんで黙り込むんだ…
タルタリヤ
スカラマシュ
タルタリヤ
スカラマシュ
スカラマシュ
そしてふたりは俺に背を向け歩き出す
追わないと
追わないと行けないのに
何故か足が動かない
このまま俺は何も出来ないまま
目の前で大切なものを1つ失ってしまうのか……