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紫 Side___

昔から親の仲が悪かった

家に帰れば喧嘩

暴力だって、何の躊躇いもなしに

お互いやり合っていた

たまには俺も巻き込まれて

暴力されたこともあったけ…?

俺はそんな日常から逃げるために

「インターネット」

の世界に飛び込んだんだ

それが

こんなにも幸せな場所になるなんてことは

思いもしなかったけど

橙 Side___

気づいたときには

俺の周りから皆離れていっていた

どうやら俺についていけなくなったらしい

勿論

少しくらいなら、辛くても乗り越えていける

そう思って

軽い気持ちで過ごしていた

でも、そんな気持ちじゃ足りなくて

いつしか孤独になっていた

そんな時、逃げで出会った

「インターネット」

紫さんとかいう人に誘われて

活動をやってみたんだ

桃 Side___

昔からずっと人に批判されて生きてきた

「彼奴には近づかないほうがいいよ」だとか

「此奴の周りにいたら病気になるんだよ」とか

本当じゃない、デタラメの情報ばっか信じられて

自分には、居場所がないんだ

そう、思い続けた

そんな時、息抜きで

「インターネット」

の世界に入ってみたんだ

ここに広がる世界は、皆輝いていて

自分もこうなりたいと強く願ったのが

最初の始まりだった

青 Side___

今までずっと 親の期待を背負い続けて生きてきた

「成績優秀の青なら、学校で1位の順位取れるよね」

だとか

「このプリント、青なら30分で解けきれるよね」

とか言って、百枚以上のプリント綴を渡して来た時もあった

でも心の声を表に出すことができなくて

実際は、無理だよなんて言葉を

零したかった

そんなある時、偶然

「インターネット」

を見渡したとき

紫さんを見つけたんだ

いつしか僕は、紫さんを追うようになっていた

黄 Side___

前までは、何事もない普通の過ごし方をして来た

僕が、音楽の道に進みたいといったら

喜んで受け入れてくれたし

友達だって、沢山いた

でも、そんな僕が気に食わない人も多いようで

気づいた時には虐められていた

そんな毎日に嫌気が指して

久しぶりに

「インターネット」

を覗いてみたんだ

久しぶりに見たこの世界は

前よりもすごく変わっていて

もう一度やってみたい、そう思った

赤 Side___

生まれた時から病弱だった俺は

それからずっと嫌われていた

過呼吸になったときなんて

治し方を知ってるはずのお母さんは

ちらっとこちらを見ただけでそっぽを向いた

一人だけ、仲良くしてくれた子がいたんだけど

その子も病気で、×んじゃったんだ

もう何もかもが嫌になって

全てを諦めようとしていたとき

「インターネット」

に出会った

それが俺の活動の始まりだ

________________________________________

『インターネット。』

                              ♡10〜

『インターネット。』

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コメント

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ユーザー

わ!新しい作品だーー! 面白そう💕💭 続き楽しみにしてるー

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