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もうすぐクリスマスになる日、
学校の通学路、
私の隣に歩くのは 幼馴染みの朝陽。
私達はクリスマスのことで 話に花を咲かせていた。
私
朝陽
私
私
朝陽
私
朝陽
私
私
片想いの相手の朝陽と クリスマスイヴに遊べるのは たのしみだった。
私
クリスマスイヴ当日。
私は美しいイルミネーションに 目を奪われていた。
朝陽
唐突だった。
心の準備も何もできてないのに。
朝陽
朝陽
私
私
朝陽
私の恋したその名のとおりの 太陽のような笑顔を浮かべ、 朝陽は笑ってみせた。
私
朝陽
私
朝陽の姿が見えなくなったとたん、 目の前のイルミネーションが ぼやけた。
なぜか、そんなの分かっている。
私が、泣いているから。
知ってた、実らない恋だってことは。
朝陽はクラスの人気者だから。
泣くな、私。
そう思って、一歩踏み出した。
明日はクリスマスを誰と過ごすの だろう。
来年はクリスマスを誰と過ごすの だろう。
そんなの、分からない。
私は、この景色を 生涯忘れないだろう。
―あわてんぼうのー ーサンタクロースー
ークリスマス前にやって来たー
街中から音楽が、聞こえる。
あわてんぼうのサンタクロース さん、
私のクリスマスプレゼントは、 ささやかな幸せを下さい。
そう願う。
雪が、降った。
今日はホワイトクリスマスイブ。
私はきっと、
この日を一生忘れない。
さようなら、私のクリスマスイブ。
さようなら、私の好きな人。
さようなら、私の淡い初恋。
ー明日は幸せを届けて下さい、ー
ーサンタさんー