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青色の魂と私

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青色の魂と私

4 - 青色の魂と私 4

♥

215

2020年02月16日

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グルッペン

奇病なのだから!

鬱大先生

あっ…

ジニア

えっ…

鬱大先生

え、言っちゃった…

グルッペン

ふ、不可抗力だゾ

鬱大先生

トンちに言っちゃおー

グルッペン

それだけはやめてくれ!

ジニア

えっと

ジニア

奇病ってどういうこと…?

鬱大先生

んー

鬱大先生

これは僕が言おうとしてたんだけどね

鬱大先生

僕は少し不思議な病気だったの

鬱大先生

そのせいで、少し病弱で

鬱大先生

いつも、薬で自分の体を誤魔化してた

鬱大先生

でもね

鬱大先生

幼少気から薬を飲んでたせいで

鬱大先生

薬に対する免疫力も強くなって

鬱大先生

段々薬が効かなくなっていき

鬱大先生

……

グルッペン

はぁ……

グルッペン

つまりだな

グルッペン

薬の効かない体では戦争は愚か戦うこともままならくなってしまった

ジニア

え、それじゃあ

グルッペン

それで鬱は入院した

鬱大先生

まぁ、それが不幸の元だったんだろうね

ジニア

不幸?

鬱大先生

僕の病気は誰もなったことがない

鬱大先生

不治の病だったんだよ

ジニア

不治の病…

グルッペン

今でも珍しい病で

グルッペン

現在では宝石病と呼ばれている

ジニア

宝石病…聞いたことある

ジニア

確か、心臓が宝石になって

ジニア

他の部分は蒸発して無くなってしまう

ジニア

そんな悲しい病気だったはず

グルッペン

そうだゾ

グルッペン

そして、大先生が入院してるときに運悪く戦争が起こった

ジニア

え…

グルッペン

勿論この国が勝った

グルッペン

でも

グルッペン

そのぶん代償は大きかった

ジニア

代償……

グルッペン

戦争が始まってすぐに

グルッペン

大先生が……

グルッペン

死んでしまった…………

ジニア

え…

グルッペン

大先生が死んだのを知らされたのは戦争が終わったあと

グルッペン

そして

グルッペン

誰も大先生の死際を見てやれなかった

鬱大先生

ほんまに寂しかったわ~w

鬱大先生

だってさ

鬱大先生

独りぼっちで自分が蒸発していくさまを見てたんだもん

ジニア

(独りで死んでいくのはどれ程悲しくて寂しかったのだろう…)

ジニア

(仲間の死を見てやれなかったのも悲しくて、後悔する…)

ジニア

ポロポロ…

鬱大先生

!?

グルッペン

!?

ジニア

あれ…なんで泣いて…

鬱大先生

ふっ……

鬱大先生

ニアちゃんはほんまに優しいのな

鬱大先生

グルちゃんとは似てないなぁ

グルッペン

あ”?

鬱大先生

ごめんなさい

ジニア

(私、ほんとに何も知らなかったんだな)

ジニア

(知ってるふりをしてた)

グルッペン

さてと

グルッペン

ここで、悲しいお知らせだゾ

グルッペン

ここで、俺とお別れだ

ジニア

え?

ジニア

また、会えるよね

グルッペン

いや、もう会えないかもな

ジニア

そんなの

ジニア

嫌だよ!

グルッペン

ごめんな

グルッペン

ほんとはお前に彼氏が出来たら殴ってやりたかったが

鬱大先生

グルちゃん?物騒だよ?

グルッペン

これも、死者のさだめだ

グルッペン

ほんとはここにいるのが奇跡だったんだよ

鬱大先生

僕のおかげだからね

グルッペン

ごめんな

グルッペン

ニア…

グルッペン

これだけは覚えといてくれ

グルッペン

困ったら人に頼るんだゾ

ジニア

うん…

グルッペン

あと、鬱に頼れ

鬱大先生

えっ!?なんで!?

グルッペン

鬱も成仏させようか?

鬱大先生

嫌です、すみませんでした

グルッペン

ってことでな

グルッペン

あと、トン氏にも伝えといてくれ

ジニア

グルッペン

徹夜はやめろとな

ジニア

分かった…

グルッペン

じゃあな

すると、祖父は光の粒子になって 消えた

ジニア

うぅ…うぐっ…

鬱大先生

泣かんでや

鬱大先生

せっかくの綺麗な顔が台無しやで?

ジニア

だってぇ…

鬱大先生

ほら笑い?

ジニア

……

ジニア

(*´▽`*)ニコッ

鬱大先生

やっぱり笑って可愛いのが一番や

ジニア

ありがとう…

鬱大先生

ところでさ

鬱大先生

話は変わるけど

鬱大先生

なにか、助けて欲しいことってある?

ジニア

助けて欲しいこと…

鬱大先生

うん

ジニア

あ、ります…

鬱大先生

そうかぁ

鬱大先生

わかった!

鬱大先生

じゃあ、手の甲を差し出して?

ジニア

ジニア

はい

鬱大先生

チュッ

ジニア

!!?!?!?

ジニア

え、な、なに!?

鬱大先生

まぁ

鬱大先生

契約みたいなものだね

ジニア

主従関係というやつですか?

鬱大先生

ま、まぁそんな感じかな💦

鬱大先生

とりあえず

鬱大先生

これからよろしくね!

ジニア

はい!

ジニア

はっ…

ジニア

朝…?

コンコン

「入るで」

ジニア

(え、何も言ってない)

トントン

失礼するで

ジニア

ど、どうしたんですか?

見ると、トントンの顔は蒼白していた

トントン

昨日、久しぶりに寝てて

ジニア

(どんだけ寝てないのだろうか)

トントン

そしたらさ

トントン

夢の中になぜかグルちゃんがいてな

トントン

グルちゃんが

トントン

「ニアのことを頼んだゾ」って言って

トントン

消えてしまって

ジニア

……

トントン

グルさんは居るよな…?

トントン

大丈夫だよな…?

今まで見たことないほどの怯えたような表情をしていた

トントン

俺、グルさんに言いたいこと沢山あってん

トントン

なぁ、お願いや

トントン

消えたとか無いよな

ジニア

……

鬱大先生

グルちゃんはあの世へ逝ったよ

ジニア

!?

トントン

大先生!?

トントン

なんで!?

トントン

というか逝ったって

鬱大先生

そのままの意味だよ

トントン

そんな…

すると、トントンは倒れた

鬱大先生

おっと

ジニア

だ、大丈夫?

鬱大先生

多分、ショックでやられたんだと思う

ジニア

えと、あの…

鬱大先生

ん?どうしたの?

ジニア

どうして、ここにいるの?

鬱大先生

あー、えっとね

鬱大先生

契約を結んだから

鬱大先生

指輪の外へ自由に出れるようになったの

鬱大先生

まぁ、霊体だから出来ることと出来ないこともあるけどね

ジニア

実物に触れれるの?

鬱大先生

まぁ、僕の意思次第だよ

鬱大先生

とにかくトンちを何とかしなきゃ

ジニア

ベッドに横にさせなきゃ

鬱大先生

そうだね

ジニア

他の皆は?

鬱大先生

んーとね

鬱大先生

酒臭いから一階に行かない方がいいよ

ジニア

大体想像がつく…

鬱大先生

一階は僕に任せて君はここにいてね

ジニア

分かった

ジニア

はぁ…

トントン

んぅ、グルさん…

ジニア

ビクッ

トントン

いかないで…

ジニア

寝言…?

トントン

俺を置いていかないで…

トントンの目から涙がこぼれていた

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(^ ^グルちゃん、

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