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初兎
同棲しているいむくんに 声をかけた
ほとけ
初兎
ほとけ
初兎
遊びに行く という表現が 正しいかどうかはわからないけど
ほとけ
ほとけ
初兎
どこに行くのかを言ったら つまらない気がした
ほとけ
ほとけ
初兎
ほとけ
俺が運転をして、その場所まで 連れて行った
初兎
ビルの屋上に二人 立っていた
ほとけ
ほとけ
ほとけ
あからさまに残念がるいむくんを 俺は横目に見ながら言う
初兎
ほとけ
ほとけ
初兎
やっぱり、驚くんやな
ほとけ
ほとけ
初兎
"死ぬ" か…… 俺には関係ないな
ほとけ
ほとけ
だんだんと顔が歪み、 目にはただ純粋な雫がたまる
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ボロボロと涙を流して 縋ってくる
初兎
初兎
淡々と真実を告げる
ほとけ
初兎
初兎
いむくんはまだ、幻覚に囚われて 俺に縛りつけられたまんま
ほとけ
初兎
初兎
今を死んだように生きている
初兎
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
初兎
初兎
初兎
初兎
ほとけ
叫び泣く 水が弾け飛んだ
ほとけ
ほとけ
初兎
初兎
初兎
初兎
初兎
初兎
もう目の前が歪んで、 ちゃんといむくんの顔が見えない
初兎
鈍く淡く輝き それは宙を舞う
ほとけ
初兎
初兎
ほとけ
ほとけ
ほとけ
二人で一つでしょ?
初兎
ほとけ
ほとけ
ほとけ
もう、正気を保っているかすら よくわからない
だけどーーーー
初兎
ほとけ
ほとけ
初兎
ほとけ
初兎
初兎
初兎
初兎
初兎
ほとけ
二人はお互いの顔はきっと見えてない 涙でぐちゃぐちゃな顔。
お前に届くように 俺のいむくんへの気持ちが届くように
初兎
初兎
初兎
ほとけ
でっけぇ声で伝えて
初兎
初兎
ほとけ
初兎
ほとけ
初兎
初兎
ほとけ
初兎
ほとけ
初兎
否定の声が入る だけど、今は関係ない
ほとけ
初兎
ほとけ
初兎
初兎
初兎
初兎
こんなんじゃ聞こえない 聞こうとさえしないから
ほとけ
初兎
俺がいるから!!
ほとけ
ほとけ
初兎
初兎
ほとけ
初兎
ほとけ
ほとけ
叶わないかもしれないけど きっと、いつか。
大丈夫。俺らなら、絶対や。
初兎
初兎
初兎
告白させて
消えそうなほど、脆い約束でも 俺らなら叶うよ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
ほとけ
初兎
ほとけ
雨が降った地にはきっと 虹がかかるから
初兎
俺らはもう、大丈夫。
ほとけ
初兎
ほとけ
初兎
ほとけ
ほとけ
初兎
初兎
ほとけ
ほとけ
初兎
二人で一緒にまた、笑い合える日を 願って
俺は空に向かう
僕は今日を生きていく