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tae
tae
お酒で熱くなった体が、グガの冷たい指先一つに跳ねる。
意識はドロドロに溶けているのに、肌に触れる"異物感"だけが、嫌というほど鮮明に脳に突き刺さる。
kook
kook
kook
グガの声は、優しく聞こえて、その実、僕を逃がさない鎖みたいだ。
抵抗しようと動かした指先も、グガの大きな手に簡単に絡め取られ、ベッドに縫い付けられる。
tae
tae
tae
kook
kook
耳元で囁くグガの、熱を帯びた吐息。
酔っているせいなのか、それともグガの強引な愛のせいなのか。
自分の意志が、じわじわとグガの色に塗りつぶされていく。
kook
kook
視界が涙で滲んで、グガの顔が歪んで見える。
僕はもう、熱く痺れた体で、グガが与えてくる"命令"を、ただ飲み込むことしかできなかった。