その日、私は一人で光里のお見舞いに来ていました
Mr.ブラック
光里 望
光里 望
光里はいつもの微笑みを見せました
Mr.ブラック
光里 望
Mr.ブラック
光里 望
光里 望
Mr.ブラック
口元を押さえていた光里の手は血で真っ赤に染まっていました
Mr.ブラック
光里 望
Mr.ブラック
光里 望
Mr.ブラック
光里 望
Mr.ブラック
光里 望
光里 望
光里 望
Mr.ブラック
Mr.ブラック
Mr.ブラック
Mr.ブラック
私は泣きそうになりながら頭を下げた
光里 望
光里 望
Mr.ブラック
私は勢いで顔を上げました
光里 望
Mr.ブラック
光里 望
Mr.ブラック
これが最後な気がしました
そんな嫌な考えは消したかったです
光里は目の前からいなくなりました
無事、私の中に入った気がしました
そして…私は振り返りました
そこには病室の鏡がありました
Mr.ブラック
私は鏡に掌を重ねました
当然、そこには私しか映っていません
Mr.ブラック
そう、正直に思ったことを言いました
そう言っておきながらも鏡の自分は首を振っていました
Mr.ブラック
それは私ではなく、光里の意思なのでしょう
私を励ます為、寂しくさせない為
光里は…何て優しいのでしょう……
そのときでした
Mr.ブラック
私の掌には血で濡れていました
Mr.ブラック
Mr.ブラック
私は正直に思いました
こんな苦しい思いをしても良いから、一度だけ貴方のような存在になりたい…と
限界が来た私はその場に倒れました
自分でも衝撃が凄かったです
光里 望
俺はため息をついてブラックから出た
最後まで心配させるなよ…
逝きたくなくなったじゃねぇか…
多分ブラックは俺に憧れて仕方なかった
俺はブラックが好きで仕方なかった
これの何が違う…?
想っていたことは一緒じゃないか
お互いが好きなのは変わらない
そんな気がした
光里 望
だから最後だけ、愛の言葉を遺すよ
この言葉…忘れるなよ…
光里 望
次回に続く
コメント
6件
くっ!望くん!!正直、読んでて半泣きしてる・・。Mr.ブラックも辛いし、望君も辛い(´;ω;`)
な、涙が…😭😭 最後の言葉に超涙でそうになったよぉぉぉ!!🥺(十八番ほ(おはこ)のコメ欄で泣く奴)
。゚(゚´Д`゚)゚。