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むっぴ(゚∀゚)
むっぴ(゚∀゚)
むっぴ(゚∀゚)
むっぴ(゚∀゚)
むっぴ(゚∀゚)
むっぴ(゚∀゚)
『夕方の名前を』
むっぴ(゚∀゚)
白星 杏奈
矢神 真
白星 杏奈
矢神 真
放課後の校舎は、昼間とは別の世界みたいの様に、 ざわざわしていたはずの廊下は静まり返り、窓から差し込む夕方の光だけが、床に長い影を落としている。まるでオレンジ色の色彩が塗られている様に
私は、あなたの少し後ろを歩いていた。 追いかけるほど近くもなく、離れるほど遠くもない距離。
矢神 真
白星 杏奈
矢神 真
白星 杏奈
矢神 真
矢神 真
それだけで会話は終わる。 でも、この沈黙は嫌いじゃなかった。
矢神 真
矢神 真
白星 杏奈
白星 杏奈
あなたと並んで帰るようになったのは、いつからだっただろう。 特別な約束をした覚えはないのに、気づいたら自然に、同じ帰り道を歩いていた。 名前を呼ばれるだけで嬉しくて、 目が合うだけで、一日が少しだけ特別になる。 そんな気持ちを、私はずっと隠してきた。
矢神 真
矢神 真
白星 杏奈
白星 杏奈
矢神 真
矢神 真
白星 杏奈
矢神 真
矢神 真
あなたが、少し間を置いて言った。 責める声じゃない。 ただ、確かめるような言い方。 胸の奥が、きゅっと締めつけられる。
白星 杏奈
白星 杏奈
白星 杏奈
でも、キミは、、、キミは足を止めなかった。 ただ、ほんの少しだけ歩く速度を落とした。
白星 杏奈
矢神 真
白星 杏奈
白星 杏奈
矢神 真
白星 杏奈
白星 杏奈
白星 杏奈
白星 杏奈
矢神 真
白星 杏奈
矢神 真
白星 杏奈
矢神 真
白星 杏奈
矢神 真
矢神 真
白星 杏奈
白星 杏奈
矢神 真
白星 杏奈
矢神 真
白星 杏奈
矢神 真
白星 杏奈
気づきもしなかった、私の声は震えていた. 恐怖、切なさ、離れたく無い、そんな気持ちが集まって
白星 杏奈
白星 杏奈
キミはしばらく黙っていたね、、、 その沈黙が、やけに長く感じられる. でもキミがやっとの思いで、口を開いた様に見えた
矢神 真
矢神 真
白星 杏奈
白星 杏奈
白星 杏奈
白星 杏奈
矢神 真
矢神 真
白星 杏奈
矢神 真
矢神 真
矢神 真
軽く言うけど、その声は優しかった。 キミが近づくにつれて、心臓の音が大きくなる。 ここまで来たら、もう逃げられない。
矢神 真
矢神 真
白星 杏奈
矢神 真
矢神 真
矢神 真
白星 杏奈
白星 杏奈
白星 杏奈
『好きなんだよ矢神、君のことが』
矢神 真
白星 杏奈
矢神 真
白星 杏奈
あなたは一度、視線を逸らしてから、小さく笑った。 「そっか」 その一言が、胸に刺さる。 「今はさ」 少し間を置いて、あなたは続けた。
矢神 真
矢神 真
矢神 真
矢神 真
その言葉が、やけに優しくて、少しだけ暖かく、繊細だった
ーー矢神視点ーー
彼女が「好き」と言った瞬間、 本当は、迷わず手を伸ばしたかった。 でも、その一歩で 今の関係が壊れてしまう気がして、怖くなった。 でも守りたかった、一緒になりたかった もう何も失う物はない。 壊したくなかった、だから言わなかった。 でももう大丈夫なんだ。
私たちは並んで手を握り、公園から出る。 帰る方向は同じなのに、さっきまでとは少し違う気がした。 伝えただけで、心に残るものもある。 夕方の空は、オレンジから紫に変わり始めている。 その光の中で呼ばれた名前が、 今も胸の奥で、静かに温かい。 甘くて、切なくて、 まだ続きがある気がする恋だった。
好きって言葉は、 すぐに答えをくれる魔法じゃない。 でも、心に残る温度を 確かめることはできる。 夕方の道を一人で歩きながら、 さっき呼ばれた名前を思い出す。 それだけで、 今日という日は、静かに意味を持った。
これが私の夕方の名前
The end・*:.。. .。.:*・゜゚・*
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