こさめ
それはいきなりのことだった。
俺が散歩に行ってる時、
いるまちゃんからラインが届いた。
俺はそのままらんくんのLINEを開いた
そして、言葉を打ち終え、 不器用にスマホをポケットに突っ込む
俺は走り出した。
あの病院に向かって。
大学友達
大学友達
LAN
大学の友達は、俺に話しかけた。
最近、本当になつのことが 気になって仕方がない。
LAN
大学友達
大学友達
LAN
俺は明らか様に俯く。
小さく笑って見せるも、 顔を覗き込まれた。
大学友達
LAN
大学友達
LAN
こいつらは優しかった。
高校から大学にかけて、ずっと一緒。 こいつらは自分らのことを 一番知っている。
LAN
口を開いたその時、 すまほが振動した。
LAN
漢字の変換がされていない。 よほど焦っていたらしい。
それもそうだ。俺だって
今こいつらを前にしても涙が出そうで仕方がないんだから。
大学友達
LAN
大学友達
LAN
大学友達
俺はこいつらに一枚の紙を渡して
踵を返して走り出した。
暑い風が吹く中、 俺はスマホに言葉を打ち
ある病院に向かって走り出した。
みこと
憂鬱な気分であった。
薄く差し込む光は、 カーテンを越して 俺へと届いた。
なつくんのことが頭から離れない。
なつくんがいない世界で 歩める自信がない。
みこと
飲み干したカップには、 コーヒーの薄茶色がついていた。
隣にあるスマホが振動する。
俺はそれに手を伸ばし画面を見た。
みこと
思わず大きな声が出る。
周りから非難の目が飛び交う。
ポケットにある財布から2000円を取り出し
それをレジに置いた。
みこと
店員
店員さんの声が遠のく。
そこに戻ろうとはしなかった。
俺は慌ただしくカフェを出た。
すちくんにメールを入れながら。
すち
コメント
4件