れい
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れい
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れい
れい
れい
レイは、エーミールに 「ここで待っていてください」と 言われ、図書室の書庫に近い窓辺の 席に座っていた。
ぼーっと、窓から吹く風に揺れる カーテンを眺める。
エーミール
気がつくと、エーミールが ティーポットやらカップやらとにかく 色々なものを盆に乗せて持ってきた。
エーミール
レイ
エーミール
エーミールはシュガーシロップの 入った小さい籠から 数種類の茶葉を取り出す。
レイ
エーミール
レイ
エーミール
カチャカチャ、と食器がぶつかる 音を立てながら、コーヒー豆を 蒸していく。
その様を、レイは静かに眺めていた。
エーミール
エーミールが笑顔でコーヒーを 淹れ終えたカップをレイに差し出す。
レイ
レイ
大分ぼそっと言ったつもりだったが、 なにせこの距離だ。聞こえたらしい。
エーミール
ぱやっと、エーミールが顔を ほころばせる。
レイ
エーミール
しばらく無言で茶をすする音だけが 響き、ほうっ、と一息ついた エーミールはカップをソーサーに置き さて、とう風に口を開いた。
エーミール
ゾムといい、読心術でもあるのか、 この軍の人間は。
エーミール
エーミールは、彼の前の姿である 教師のような落ち着いた口調で 話す。
レイ
レイ
レイ
レイは、悪夢の事と、それが過去に 関係しているという事を 淡々と話した。
エーミール
何も感じていない様な無表情で黒い 過去を話すレイにエーミールが少し 悲しそうな顔をしたが、
エーミール
そう言って席を立ったエーミールは 書庫に消え、数分もしない内に大量の 本を抱えて持ってきた。
エーミール
レイ
エーミール
エーミール
エーミール
エーミールが幹部たちの言う イキりとやらを混ぜて 説明してくれる。
エーミール
レイ
エーミール
申し訳なさそうに目を伏せる エーミール。
何故そうするのか全く分からなかった レイは、取り敢えず否定をした。
レイ
素直に、そう思ったから。
エーミール
あとそれと、と何かを思い出した様な 素振りをしたエーミールは、
エーミール
こそっと、小声で呟いた。
レイ
エーミール
そう言って帰ろうとした レイだったが、足を踏み出す前に 誰かが上から降ってきた。
まあそんな事をする人物は1人しか いないのだが。
ゾム
エーミール
レイ
これが当たり前となっていることが 少し恐ろしい。
ゾム
エーミール
ゾム
エーミール
遠くを見る目をしたエーミールが キッパリ言い切った。
そこからb国の酒が美味かっただ あのロールケーキは売れ残り ギリギリを買えただなんだと話が 展開していったため、レイはやっと 図書室を出た。
廊下に出ると、そこには………
レイ
トントン
何故か、総統室で書類に追われている はずのトントンがいた。
れい
れい
れい
れい
れい
れい
れい
れい
コメント
4件
ブグマ失礼します!(エミさん風?)