🌹𝙉𝙤.𝟭𝟬 ー 戦闘訓練④ ー
この一瞬で何が起きた……?
全然、今の状況が理解できない。
『“個性”使えよ、デク』
『全力のてめェをねじふせる』
やっぱり、デクと勝己を
衝突させるべきではなかった。
あの時、勝己を止めなかった
私のミスだ。
白魔 聖羅
白魔 聖羅
私の声など
勝己に届くはずもなく────
白魔 聖羅
勝己が爆破したせいで
麗日さんを縛っていたつるが
解けてしまっている。
私がパニクっている隙に
麗日さんが動き出していた。
────ぴょーん
白魔 聖羅
白魔 聖羅
麗日 お茶子
麗日 お茶子
白魔 聖羅
私は、“ 瞬間移動 ー テレポーテーション ー ”を
使って、核を麗日さんから遠ざけた。
麗日さんは勢い余って
壁にぶつかった。
“ 瞬間移動 ー テレポーテーション ー ”は
私の個性の一つだが
体への負担がかかる。
やべー、目眩が……
ダメだ、ここは持ち堪えなきゃ!!
白魔 聖羅
粘らせてもらう
麗日 お茶子
麗日 お茶子
デクが死んでないことを祈る…
マジで……
向こうは、絶対にヤバいことに
なってる。
先生、そろそろ止めろよ…
『ガキの頃からずっと!!そうやって!!』
『俺を舐めてたんか、てめェはぁ!!!』
勝己、爆発してるし…
「君が凄い人だから勝ちたいんじゃないか!!」
「勝って!!超えたいんじゃないか、バカヤロー!!!」
『その面やめろや、クソナード!!!』
聞こえてくる声から分かる。
昔から、勝己の方が
余裕なかったりするんだよな…
「DETROIT ー デトロイト ー …」
…!?!?
デクの“個性”?
あんなに個性使うの我慢してた
みたいだったけど、やっぱり
勝己には使うんだね…
私は、またこうやって2人の声を
聞くことしかできない。
本当に毎回、デクと勝己には
参っちゃうよ……
“双方…中止……”
「麗日さん、行くぞ!!!」
麗日 お茶子
麗日 お茶子
麗日 お茶子
白魔 聖羅
いや、ホームランではなくね?
ヤバい、ヤバい…!!!
麗日さんを止めなきゃ!!
でも、体が…
麗日 お茶子
“ヒーローチーム…WIーーーーN!!”
・・・・・・𝙏𝙤 𝙗𝙚 𝙘𝙤𝙣𝙩𝙞𝙣𝙪𝙚𝙙.
𝙉𝙀𝙓𝙏 ➪ ♡×𝟭𝟬𝟬
【作者より】
❤ 4000 突破 +👤 150人 ありがとうございます!!✨
久しぶりの投稿で ごめんなさい🥲︎ これから、投稿頻度が 低くなります、💧 投稿する時間も遅くなるけど 見てください🥹🥹