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過去に戻った炭治郎

第1話 - 1話

2025年06月17日

#鬼滅の刃

#竈門炭治郎

#我妻善逸

#嘴平伊之助

#竈門禰豆子

#煉獄杏寿郎

さく

この物語はもし炭治郎が煉獄さんを助けるために過去に戻ってきたら･･･っと言う妄想のストーリーです。

炭治郎は無惨を倒した末、寿命で生命を終えたあと。煉獄さんを救いたいという思いを受け取った神によって過去に戻されてしまいます

なので実力は無惨を倒した状態の炭治郎だと思ってくれれば幸いです。

それでは

竈門炭治郎

「ここは？！本当に過去に戻ってきたのか？！」

煉獄杏寿郎

竈門少年！

竈門炭治郎

煉獄さん！！

竈門炭治郎

「あぁ、本当に･･･あの煉獄さんだ」

煉獄杏寿郎

無事か？！

竈門炭治郎

はい、止血はしました

煉獄杏寿郎

･･･！？

竈門炭治郎

煉獄さんはご無事ですか？

煉獄杏寿郎

「雰囲気がさっきとは大違いだ、まるで･･･」

竈門炭治郎

！！

煉獄杏寿郎

！！

炭治郎が反応した同時に煉獄も異様な気配を察知した、っと同時に激しい音と共に何かが降ってきた

竈門炭治郎

「来た･･･！」

炭治郎は体を直ぐに起こし、すぐに刀を構えた･･･それと同時に攻撃が振ってきた

竈門炭治郎

！

煉獄が炭治郎を庇おうとする前に炭治郎はすぐに技を使って拳を切った

竈門炭治郎

『水の呼吸拾壱の型凪』

猗窩座

！！

煉獄杏寿郎

！？

竈門炭治郎

『日の呼吸円舞』

すぐに猗窩座は距離を取り切られた腕を再生させた

煉獄杏寿郎

「今のを反応したというのか、それに加えて反撃まで！」

猗窩座

いい攻撃だ、どうやら俺が思った以上だ

竈門炭治郎

フー、

煉獄杏寿郎

「アザが拡がっている？」

煉獄杏寿郎

「本当にさっきまでの竈門少年なのか？いや、それよりも今はこの鬼に集中だ」

竈門炭治郎

上弦の参･･･

猗窩座

あのお方が言っていたのはお前だな？名を聞こう

竈門炭治郎

竈門炭治郎だ

猗窩座

そこのお前は柱だな？お前の名は？

煉獄杏寿郎

俺は炎柱煉獄杏寿郎だ

猗窩座

俺は猗窩座だ

そうして戦いが繰り広げられた末、日が昇ってきたところで猗窩座には逃げられた

肝心の2人は煉獄が腹を貫かれる寸前に炭治郎がヒノカミ神楽輝輝恩光を使ったことで無事重症は重症だが死人が出ることはなかった

竈門炭治郎

ﾊｯﾊｯ､･･･

気を失った、目が覚めたら見覚えのある天井だった

竈門炭治郎

･･･ぅ、

竈門禰󠄀豆子

むーむー

竈門炭治郎

禰󠄀豆子、

我妻善逸

炭治郎？！

嘴平伊之助

おい！起きたのか？！

我妻善逸

炭治郎〜！

竈門炭治郎

善逸,伊之助、

我妻善逸

炭治,･･･

我妻善逸

「あれ、音が」

我妻善逸

「いつもと、違う？」

我妻善逸

なぁ、炭治郎

竈門炭治郎

はっ！煉獄さんは？！

炭治郎は勢いよく起き上がった

竈門炭治郎

うっ、

煉獄杏寿郎

まだ起き上がってはいけない、傷が塞がってない

竈門炭治郎

───･･･。

炭治郎はただポロポロと涙を流した

竈門炭治郎

「救えた、煉獄さんを」

竈門炭治郎

「あぁ、良かった。本当に良かった」

嘴平伊之助

お！おい！傷が痛てぇのか？！い、今しのぶ呼んできてやるから！

嘴平伊之助

おい行くぞ！善吉！

我妻善逸

あ、あぁうん

我妻善逸

「何か、違う」

2人は走って部屋から飛び出して行った。禰󠄀豆子は箱に戻って行ってしまった

煉獄杏寿郎

竈門少年傷はどうだ？

竈門炭治郎

まだ少し痛むけど、大した事ありません

竈門炭治郎

それより、煉獄さんをは？！

煉獄杏寿郎

俺は無事だ！

竈門炭治郎

でも煉獄さん･･･目が

煉獄杏寿郎

あぁ、他は無事なのだかな！これだけはどうにもならんらしい！

竈門炭治郎

･･･俺がもう少し

煉獄杏寿郎

自分を責めるな、俺がこの程度の傷で済んだのは君のおかげなんだ

竈門炭治郎

･･･。

煉獄杏寿郎

そこで、起きて間もないのは申し訳ないが俺から質問させてもらう！

竈門炭治郎

質問？

竈門炭治郎

えっと、質問とは？

煉獄杏寿郎

それはだな！竈門少年

竈門炭治郎

は、はい！

『君は誰だ？』

煉獄は顔を近付けて心を見透かすように炭治郎の瞳をじっと見つめた

竈門炭治郎

ﾋｭｯ!

竈門炭治郎

なぜ･･･ですか、

煉獄杏寿郎

あの動き･･･以前の君には出来なかった動きだ、それに君は上弦の参が現れた時普通の人間だったら驚き、恐れるところをまるで待っていたかのように心を落ち着かせていた

煉獄杏寿郎

なぜだ？

煉獄杏寿郎

それに君はまるで相手の技を知っているようにして動いていた、俺でも反応できなかった攻撃に対して見事なまでに軽傷を置いながらも攻撃を防いでみせた

煉獄杏寿郎

それにその瞳

竈門炭治郎

･･･

煉獄杏寿郎

より赤みをましている、それに眼差しが違う。君は誰なんだ？

竈門炭治郎

俺は･･･竈門炭治郎です

竈門炭治郎

他の誰でもないですよ

煉獄杏寿郎

･･･ふむ

煉獄杏寿郎

嘘は付いていないようだな

竈門炭治郎

はい、

煉獄杏寿郎

だが、分からんな。

竈門炭治郎

･･･ﾆｺｯ

炭治郎は只々煉獄に優しい困ったような笑みを浮かべた

煉獄杏寿郎

───･･･きみは

嘴平伊之助

おい！紋次郎！

嘴平伊之助

連れてきたぞ

その後他の3人は部屋から追い出され、縁側に座って話をした

我妻善逸

あの、煉獄さん

煉獄杏寿郎

む？なんだ？！

2人は隣に座り、話を始めた伊之助は蝶々を追いかけて遊んでいる

我妻善逸

炭治郎なんかおかしくないですか？

煉獄杏寿郎

おかしい？

我妻善逸

はい、なんて言うか『音』が違くて

煉獄杏寿郎

その音とやらは俺には聞こえないが

我妻善逸

えっと、なんかうまく言えないんですけど

我妻善逸

炭治郎だけど炭治郎じゃない気がして

煉獄杏寿郎

･･･

我妻善逸

普段のあいつはまだ俺達と同じくらいって言うか

我妻善逸

でも、今のあいつは俺達と同じと言うか･･･どちらかと言えばお館様に似ている感じがして

煉獄杏寿郎

･･･なるほど！わからんな！

我妻善逸

え！えっーっと！簡単に言うと大人って感じがして

煉獄杏寿郎

大人･･･

我妻善逸

俺はそんな感じがして、少し遠くに行っちゃった感じがして少し･･･怖くて

煉獄杏寿郎

「確かに今の竈門少年は我妻少年が言ったように、成長したような雰囲気がある」

嘴平伊之助

おい！もう部屋に行ってもいいってよ！早く行くぞ！

我妻善逸

あ、うん

煉獄杏寿郎

･･･そうだな！

それから間もなくして3人は炭治郎の本当の事を聞くことになる

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さく

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