🇷🇴が来てから翌朝
🇺🇸
んん…あれもう朝か。
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ん?もしかして……!
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(カーテンを開けて、手を日光に当てる)
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…戻ってる…!人間に戻れた!
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はぁ……これでようやくあの地獄の様な血の吸い合いが無くなった笑
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もしあのまま戻ってなければ……親父と俺の血が持たなかったかもしれなかったな…
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でも、俺は人間に戻れた。
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これでようやく親父の手助けができそうだ。
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………だけど、少し違和感を感じてしまうな…
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ま、あまり気にする事ではないし。
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よし……久々に朝飯作っとくかぁ…
一方🇬🇧は……
(部屋の外から物音が)
🇬🇧
んん……
🇬🇧
ん?……部屋の外から……物音がする……
🇬🇧
なんだろう……
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親父……起きてるかぁ(ドアを開けようとする)
🇬🇧
うわ!バタ(腰が抜けた)
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わ!…って起きてたのかよ。
🇬🇧
いったぁ……
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大丈夫か?
🇬🇧
はい……何とか……
🇬🇧
もう、朝から驚かさないでくださいよ。
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いやいや、そっちこそ驚かせないでくれ笑。
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まぁ……まさか、起きてたなんて思わなかったからな。
🇬🇧
私もそうも思ってましたよ。
🇬🇧
いつもは、少し遅めに起きてたのに今日はやけに早起きでいらっしゃったので。
🇬🇧
……?
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な、なんだ?
🇬🇧
もしかして……人間に戻りましたか?
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あ、あぁ……そうだが……なんで分かったんだ?
🇬🇧
気配が……昨日とは違う様な感じがしたので。
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気配だけで分かるのは、凄すぎる笑
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まぁ……それは置いとくとして
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ちょうど朝飯できたから食べるか?
🇬🇧
はい😊
朝食を食べ終えて
数十分後
🇬🇧
アメリカ……
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!!……ほら、こっちに……(🇬🇧を抱き締める)
🇬🇧
///……
🇺🇸
どうしたんだ?
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いつもこうして血を吸ってたのに……
🇬🇧
……ちょっと……いきなり抱きしめられるなんて……///
🇬🇧
思わなくって///
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親父って不意つかれやすい所もあるんだな笑
🇬🇧
それ以上余計な事言ったら……ね?😊(圧)
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あ……うん。分かった……
🇬🇧
それじゃ……アム///
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ん///……
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はぁ///……はぁ///……
🇬🇧
ズズズズ///……
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アガアガッ...///
🇬🇧
んん……はぁ///……はぁ///
🇺🇸
あれ?……もういいのか?
🇬🇧
はい。
🇬🇧
そこまで多く吸わなくても大丈夫ですから☺️
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多分それ……
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お互いに血を吸いあったのもあったから多く吸ってたかもしれないな
🇬🇧
そうですね。
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……なぁ親父。
🇬🇧
ん?
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あの時俺が吸血鬼になった瞬間……どう思ってたんだ?
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…………そりゃ不安でしたよ。
🇬🇧
私の所為で貴方も吸血鬼にさせてしまった罪悪感をその時ずっと感じながら生活してたんです。
🇬🇧
それに…もしも、私と同じ「道」を歩んでしまうのかと思うと……
🇬🇧
本当に……恐怖で眠れなかった日が続きました。
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そうか……
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そりゃ、怖かったよな……
🇬🇧
…………アメリカ?
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ん?なんだ?
🇬🇧
貴方……朝から少し様子が変ですが…大丈夫ですか?
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大丈夫大丈夫☺️
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俺は、何ともないから気にするな^^
🇬🇧
……正直に言えば、きっと気が楽になると思いますよ?
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………………
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……朝目が覚めた瞬間に人間に戻ったのが分かったんだ。
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それと同時に、違和感がずっと付き纏っていて……
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特に気にする必要はないだろうと思っていたんだが……
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………………
🇬🇧
「だけど」……どうしたんです?
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俺、あのままでも良かったなって思う様になったんだ……
🇬🇧
!!……
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吸血鬼のままなら、血を吸い合えばいいし
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今までよりも強い力さえ手に入れる事ができる。
🇺🇸
それに…………
🇬🇧
それに?
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…………親父の気持ちがよく分かるようになったんだ。
🇺🇸
吸血鬼にならないと分からない事をあの時、俺に教えてくれたんだ。
🇺🇸
だから……あのままでも良かった。
🇬🇧
………………
🇬🇧
アメリカ、貴方の気持ちは分からなくもない気持ちなのは確かです。
🇬🇧
でも……
🇬🇧
私は、貴方にも私の道を歩んで欲しくはないんです
🇬🇧
だから、吸血鬼は私だけで充分です
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親父……
🇺🇸
…………(🇬🇧を抱き締める)
🇬🇧
ぁ…………🤭
🇬🇧
(*´ `)ノ´ `*)(🇺🇸の頭を撫でる)
🇺🇸
…………ちょっ、もう俺ガキじゃねぇぞ?///
🇬🇧
いいじゃないですか、少しくらい笑
🇺🇸
…………………好きにしろ///……
🇬🇧
言われなくてもそうしますよ笑
続く







