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コメント
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途中ガチで泣いてしまった( ˇωˇ ) いい話ぃああああああああああ
ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ッ!!! うううううううううう ↑言葉に出来ない位語彙力低下
(っ'ヮ'c)<ウッヒョォォォォオ 相変わらず凄い センスよすぎぃ!!!
urt side
左手の薬指の指輪
黄色と緑で埋め尽くされた部屋
ふたりの写真
なに一つ不満のない生活だった
3ヶ月前までは
urt
俺には最近悩みがある
それは
____センラが最近冷たい
どうしてだろう
日本では同性婚は認められてないから結婚は出来てないが
付き合い初めてもう4年
同棲を初めて2年がたった
同棲を始めた頃は新婚夫婦みたいだーって
馬鹿みたいに喜んでた
家事も分担して、家賃やよるの営み等含め全てが順調なはずだった
だけど最近は仕事が忙しいらしく構ってくれない
snr
愛しい人の声が聞こえる
urt
俺はセンラのコートを受け取り
ハンガーにかける
urt
urt
かちゃ
タンスの中にかけながらセンラの方をチラッと見る
snr
ネクタイを緩めながらすぐにお風呂に向かっていく彼
前までは、疲れきっていても
「ごめん、今日疲れてるから」
「今はごめん」
とか言う警告を出してくれていた
でも最近は違う
最近のセンラはそれすらもない
センラが冷たくなるのはいつもでは無い
仕事が大変で疲れて帰ってきた時だけ
でも最近は特に忙しい時期なのか疲れて帰ってくることが多くなった
2人で居てもピリピリとした空気が続くだけで夜の営みは愚か
普通に触れ合うことでさえもままならなかった
そんな事が3ヶ月ほど続いている
ここまで来ると不安になってくる
センラは俺のこと好きなのだろうか
一緒にいて楽しいのだろうかって
最近の俺たちはさすがの俺でもちょっかいを出すのを躊躇うほどの空気だ
urt
urt
1人で呟くことも多くなった気がする
ポチポチ
いつもの如くスマホを開いて今日のご飯は何にしようかと考える
urt
開いた時にすぐに目に入った料理
urt
俺はキッチンへ駆け込み急いで準備を始める
ジュージュー
urt
油が飛んできて俺は思わず料理から目を離す
urt
手当をしているうちにどこからか焦げ臭い匂いが…
urt
案の定お肉の裏が焦げてしまっていた
その後もたんたんと料理を進めていったが
urt
味見をすればあの焦げ目が響いてる
ガチャ
snr
スマホをいじりながら無言でリビングに入ってくるセンラ
urt
俺は少し焦げてしまった料理とご飯と味噌汁を並べる
snr
snr
センラは俺と目を合わせることも無く料理を食べ始める
urt
俺は少し躊躇い気味に聞く
snr
センラは何も気にしてないかのようにご飯を食べ進める
urt
snr
snr
料理のことなんて気にもしていないかのように
センラはふいっとテレビの方を見る
urt
カレー、か…
今日のご飯も頑張って作ったんだけどな…
snr
センラは自分のお皿を下げ、
俺が食べ終わったのを見ると
何も言わず食器洗いをしてくれる
センラ疲れてるのに
そう思いながらソファに座りニュースを見る
アナウンサー
アナウンサー
不倫、か
このタイミングで不倫の話が出てくると思考が悪い方へと向かってしまうので
すぐにテレビを消す
urt
イヤホンをつけてしまさかのゲーム実況を見る
sm
skt
2人の陽気な声が聞こえて
顔が想像できて思わず笑ってしまう
俺が実況を見て静かに笑ってるとお皿洗いを終えたセンラが隣にちょこんと座ってくる
今にも寝てしまいそうだ
urt
urt
きっと疲れてるだろう
俺が立つと
snr
snr
久しぶりにセンラの笑顔が見れて俺も笑顔になる
ԅ( ˘ω˘ ԅ) モミモミ
俺の下に見える安心した顔のセンラが可愛すぎて
久しぶり触れられたことが嬉しすぎて
思わずちょっかいを出してしまった
urt
urt
urt
色んなところをツンツンわしているうちにセンラは不機嫌になってしまったらしく
snr
snr
snr
urt
やりすぎた
久しぶりに触れることが出来て調子に乗った
snr
センラも言いすぎたと言わんばかりの顔をしている
やばい
泣いちゃいそうだ…
urt
俺は涙を隠すようにベッドに向かう
ダッダッダッ
ボフッ
urt
センラと俺の匂いが混ざったダブルベッドにダイブして
毛布を被って丸くなる
urt
涙が止まらない
呼吸さえままならないほどに涙が出てくる
urt
苦しい…
1度大きく深呼吸して呼吸を整える
urt
呼吸は整っても涙は止まらなくて
自分の行動に後悔しか溢れてこない
urt
urt
urt
センラに見放されたら
俺はどうやって生きればいいんだろう
とゆうか、センラ慰めに来いよ…ッ
お願いだから、慰めてくれ…
urt
俺色々頑張ったんだよ?
オシャレでセンラの好きそうなご飯作ってみたり
疲れたセンラがすぐ入れるようにお風呂毎日沸かしておいたり
毎日疲れてるセンラを見てわがまま言うのも自分の話するのも我慢してたよ
頑張ったのに…ッ
考えれば考えるほどな涙が出てくる
センラと喧嘩するのがこんなにも辛いことだなんて知らなかった
考えてるうちに泣き疲れて眠くなってきちゃって
俺は布団の中で目を閉じた
snr side
snr
やってしもた…
疲れてる勢いで愛するうらたんを傷つけてしまった…
なんであんなこと言ってしまったんやろ
自分が憎く思えた瞬間だった
snr
そう思い、ベットの部屋に入る
すると
毛布にくるまって動かないうらたんがいた
snr
呼びかけても応答がない
snr
いくら呼びかけても返事はなく
もう寝たのだと確信した
snr
俺は優しくうらたんの頬を撫で
モゾモゾと隣に入る
urt
うらたんが俺の方を向いて俺の手をあんまりにも可愛く掴むもんだから
俺も手を握り返す
うらたんの目は真っ赤で
沢山泣かせてしまったんだと思った
そうして俺は眠りについた
ピピピピッピピピピッ
鳥のさえずりが聞こえる
snr
今日は何故かいつもより早起きしてしまった
二度寝しようかと考えながら
目を擦り、隣を見てみると
昨日まで隣にいたはずの愛しい人が見当たらない
snr
今の時刻は5時
いつもうらたんが起きるのは6時頃
いつもなら寝ている時間だ
snr
snr
snr
俺が焦ってリビングへ行くと
urt
キッチンに立って料理をしているうらたんが居た
snr
snr
俺は思いっきりうらたんを抱きしめる
どうやらうらたんは卵焼きを焼いているようだ
urt
うらたんは少し拗ねてるようでそっぽ向きながら俺の手を剥がそうとしてくる
snr
俺はコンロに手を伸ばし火を切る
しばらく沈黙が続いたあと
俺はもう一度うらたんを強く抱き締めて
snr
と、謝った
するとうらたんもくるんっとこっちを向いて
俺の胸に顔を擦り付ける
urt
口調からしてうらたんが泣いているのが分かった
snr
俺は背中をさする
urt
snr
urt
snr
urt
urt
…
ん?
それ捉え方間違えてへん?
snr
snr
snr
snr
snr
snr
snr
snr
俺があまりにも必死で弁解しようとするからうらたんはふふっと笑って
urt
と微笑んでみせた
snr
俺が凄く申し訳なさそうにしてたからかうらたんは俺の頭を撫で
urt
urt
と、赤くなりながら伝えてきた
snr
snr
チュ
最初は軽めのキスだったが
どんどんと深くなって
お互いを求め合うキスに
urt
snr
キスをやめ、顔を見合い、またキスをして、またお互いに強く抱き締め合う
ピピピピ!ピピピピ!
snr
時計を見ると朝6時
どうやら俺の携帯のアラームがなっているようだ
いつもならアラームのおかげで起きているからアラームには感謝だが
今日ばっかりは恨めしい思いでいっぱいだった
urt
うらたんが俺を離しアラームを指さす
snr
俺もうらたんから離れアラームを止め自分の準備にかかる
うらたんも自分の行動に戻り
卵焼きを焼き始めた
カチャ、ジュー
urt
urt
うらたんはさっき作っていた何かができたようで
満足そうな顔をしている
snr
俺がスーツを着ながらうらたんの手元を見ると
可愛らしいお弁当があった
snr
うらたんはニコっと笑って
urt
と笑顔で差し出してきた
snr
snr
俺はもうすぐ家を出なければいけない事実を忘れて
うらたんに飛びついた
urt
うらたんはへにゃあっと笑ってから
urt
と、俺に耳打ちする
snr
snr
俺が耳元で囁くと
urt
と恥ずかしそうに頷く
snr
俺はうらたんの頬に優しくキスをして
snr
と、うらたんの作ってくれたお弁当を持って家を出たのだった
はい!!!
毎日投稿3日目です!!!
意外と早かったですね…
楽しんでいただけたでしょうか??
まあ明日も1個あげるつもりですけど…(((殴
じゃあ
ばいばーい!!!