… さい っ あく 。
本社からの帰り , 最近使っていなかった近道で帰ろうとしたら , 案の定道に迷ってしまった 。
人も多いし , 繁華街なのかな
この路地裏は人の気配あんまり無いけど 。
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誰誰誰 !?
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ゆっくりと振り返れば ,黒のローブに身を包んだいかにも怪しい人が立っていた 。
顔が確認出来ないため性別が分からないが , 声色やローブにすっぽり体が 収まっている事から恐らく女性だろう 。
まあ性別が分かったところで , こんな所だったら誰に声を掛けられても怖いのだが 。
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なになに , 怖すぎなんだけど …
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気付いたら手元に有った其れは , 小瓶に入ったピンク色の液体だった 。
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そう言って , 彼女 ? は暗闇へと消えてしまった 。
取り残されたのは , 俺と此の小瓶だけ 。 小瓶を少し揺らせば , チャプン , と音を立てて波打った 。
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小瓶をするりと鞄へ滑り込ませ , スマホを立ち上げて家までのナビを入れた 。
数日後 , 今日はアンプ会議の日 。
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そう , あの日の ____
惚れ薬 , とやらを持ってきてしまった 。
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ここに持ってきている時点で信じているのでは … なんて ,
それこそ信じたくなかった 。
あんな胡散臭い所で胡散臭い人から貰った惚れ薬なんて 。
そう考えると , なんだか自分が馬鹿らしく思えてきた 。
鞄に仕舞おう , なんて思った矢先 , ガチャ , と音を立てて戸が開いた 。
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馬鹿正直に 「 惚れ薬 」 です ~ なんて言える訳ない 。
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まずい , 近付いてくる 。
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まぜから瓶を奪い取ろうとしたら , バランスを崩してぶつかってしまった 。
ぱりん 。
ばしゃ 。
… 嫌な予感がする 。
そう思うと同時に , 頭上からまぜの声が降ってきた 。
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バチッ
心配して此方を見下げていたまぜと目が合う 。
まずい 。
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え
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そうだよな , 惚れ薬なんて存在する訳無いし 。
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いやいやいや , 止めたところで何聞けばいいのこれ !?
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コメント
2件
待って、好き😭尊すぎてタヒぬかも、、、
AkPr、、羨ましい俺もみたいー!