廃ビル
雪城葵
着いたね。
薫お姉ちゃん、死体はどの辺にあったかわかる?
薫お姉ちゃん、死体はどの辺にあったかわかる?
東雲薫
えーと、階段登ってすぐの部屋の窓際だからあそこら辺ね。
薫はそう言いながら指を指した。
雪城葵
ありがとう。廃ビルだから仕方ないのかもしれないけど何も無いなぁ〜。写りそうなものと言っても窓くらいだけど、割れてるから見るのは厳しそうだし、あんまり期待できないけど壁に触れてみるかな。ペタ(壁に手をあてた)
葵はそう言いながら壁に手をつけ目を閉じた。
飯田陣平
やめ…な…こん……せいじゃ……
犯人
お前…で……だんだ……死ね。
葵は壁から手を離した。
雪城葵
ッウハァハァハァ
あまり読めなかったよ。ハァフゥハァハァ
壁だから声が少しだけ聞こえたけどあまり手掛かりになるとは言えないな。
次に行こうか。
あまり読めなかったよ。ハァフゥハァハァ
壁だから声が少しだけ聞こえたけどあまり手掛かりになるとは言えないな。
次に行こうか。
東雲薫
少し休憩してから行かない?
雪城葵
心配してくれてありがとう。私ならまだ大丈夫だよ。だから次に行こう?
東雲薫
わかったわ。無理はしないでね。
雪城葵
ありがとう。
雪城葵
うん。ありがとう。
次は廃墟かな。距離的に近いし…
次は廃墟かな。距離的に近いし…
東雲薫
少しでも異変を感じたらすぐに言ってね。
雪城葵
うん。
葵と薫は廃ビルを後にした。
廃墟
雪城葵
ここだね。
早速死体はどの辺にあったか教えて。
早速死体はどの辺にあったか教えて。
東雲薫
えーと、玄関入って右手側の部屋の真ん中辺りだそうよ。
薫はそう言いながら今の方を見た。
雪城葵
ここら辺かぁうーんと、あ!鏡がある。しかも割れてない!これなら見れる。犯人の顔がわかるかも。よしっ!ペタ(鏡に触れた)
葵も薫の見ている方に目を向け、鏡を見つけ、鏡に触れる。
桃園夏帆
〜〜〜
犯人
〜〜〜
桃園夏帆
私のせいじゃないわ。だって死ぬとは思わなかったのよ。
犯人
なんで百合香が死んであんたらみたいなのが生きてるのよ!!あの子を散々虐めておいて自分は悪くないですって!!お前も百合香の苦しみを味わえばいいのに…地獄に堕ちろ。
桃園夏帆
ちょっやめ…来ないでー……ヴッ
葵は鏡から手を離し、その場に座り込んだ。
雪城葵
ッウハァハァハァケホッ
犯人の顔がわかった。ハァハァあとは証拠ハァハァ見つけないと……
ごめんね、薫お姉ちゃん、少し疲れちゃったから10分休憩させて。ハァハァハァ
犯人の顔がわかった。ハァハァあとは証拠ハァハァ見つけないと……
ごめんね、薫お姉ちゃん、少し疲れちゃったから10分休憩させて。ハァハァハァ
東雲薫
謝らないで、休憩することには大賛成だから。それに犯人よりも葵が大事だもの。
それよりちょっとごめんね。血中酸素だけ測らせて。少し顔色が悪く見えるから。
それよりちょっとごめんね。血中酸素だけ測らせて。少し顔色が悪く見えるから。
雪城葵
うん。ハァハァハァケホッ
薫が葵の指にパルスオキシメーターをつけた。
東雲薫
うん、血中酸素は問題ないね。
雪城葵
ハァハァケホッ後1件だから今日中に見たいんだ。ハァハァフゥ…よし、もう大丈夫。次に行こう。
葵はそう言いながら立ち上がり、歩き出した。
薫は葵の隣に並んで歩いた。
廃工場
雪城葵
やっと最後の現場に着いたね。ここの記憶を見たら事務所に行って、雪翔お兄ちゃんに頼んでたものを見ればこの殺人の繋がりがわかるはず。
雪城葵
薫お姉ちゃん、工場のどの辺に死体あったかわかる?
東雲薫
えーっと、猫が入口近くにいるからあのベルトコンベアーの近くみたいよ。
薫はそう言いながら色んなものが散らばっているベルトコンベアーを指さした。
雪城葵
?随分遠くない?私達のいる入口の付近からだと少し距離があって下の方なんて見えないよね。
東雲薫
私もそう思ったけど端末にはここまでしか書かれてないのよ。雪翔がいたら直ぐに聞けるんだけど…
薫は申し訳なさそうに言い、葵が首を傾げていると丁度話題にでた雪翔が走ってやってきた。
望月雪翔
おーい、かおるー、あおいー、大変だよー!!
東雲薫
え!雪翔?なぜ来た?
雪城葵
雪翔お兄ちゃん。どうしたの?
望月雪翔
2人とも警察の調書貰って被害者の3人の過去調べたら繋がりがあったんだよ。警察も見逃すほどうっすらだけど、この事実に気づいてしまったからには直ぐに知らせなければと思って来ちゃった!
東雲薫
そんなにうっすらとしてるの?
望月雪翔
うん。なんと被害者3人とも同じ中学だったみたいだよ。まぁ、飯田陣平と安田舞が途中で転校していたから分かりにくかったみたい。
雪城葵
お兄ちゃんありがとう。
ちょっと最後の現場読み取ってくる。
ちょっと最後の現場読み取ってくる。
葵はそういうとベルトコンベアーに近づき、ベルトコンベアーに手をつけた。
安田舞
ごめんなさい。私知らなかったの…あんなに思い詰めてるなんて。だって一言も嫌とか言わなかったし、百合香も楽しんでると思ってたのよ。まさか死んじゃうなんて思わなかったの。ごめんなさい。許してください。まだ死にたくないよぉー。
犯人
飯田も桃園も同じこと言ってたわ。あんなんで死ぬとは思わなかったってね。あんたたちが拒否させないようにしてたんでしょ?あの子は優しいから言えなかったのよ。まぁここであんたも百合香と同じ苦しみを味わえばいいのよ。さよなら安田舞さん。地獄に堕ちろ。
安田舞
いや、来ないでぇーやめッウ
犯人
うふふふふ、やったわ。安田舞も死んだ。あと1人元島久美を殺ればあの子に報告ができる。もうすぐ復讐は完了するからね。もう少し待ってて百合香。復讐が終われば…
葵はベルトコンベアーから手を離すと倒れ込んだ。
東雲薫
葵!!
望月雪翔
葵!!
直ぐに薫と雪翔は葵に駆け寄る。すると葵は2人の袖を掴んで言った。
雪城葵
ッウハァハァハァケホッケホッハッハァハァやばい…ハァハァあと1人ハァハァケホッハァハァって犯人がケホッハァハァゲホッゲホ止めないと…ハァハァゲホッゲホふ…たり…とも、最後のケホッケホッ被害者になるかもッウハァハァしれないハァハァ元島ケホッケホッ久美さんゲホッハァハァと被害者ハァハァ3人は同じ中学校だったみたい。ッハァハァそれで百合香さんって人が居たみたいなの。その百合香さんのお姉さんを見つけて。それ…でとめな…いとッウお…ねが…い…ッウゲホッゲホポタッボタボタ
葵は必死に最低限伝えたいことを伝えると吐血しながら気絶した。
気絶した葵を薫は受け止め、必死に呼びかけながら応急処置をした。
東雲薫
あおい!!あおい!!
望月雪翔
う…そだろ。葵!!しっかりしろ!!
東雲薫
ダメだわ、応急処置だけして事務所に戻るわよ。葵が気を失う前に言ってた2人を見つけないとだし…
望月雪翔
わかってる。事務所に戻ったら俺は防犯カメラをハッキングする。薫は葵を見ててくれ。
東雲薫
でも2人の居場所なんてわかるの?
望月雪翔
あぁ、調書に次の被害者になる奴のことが書いてあった。廃ビルの件の通報者の名前が元島久美ってね。
東雲薫
そうなのね。とにかく早く事務所に戻りましょう。
話がまとまると2人は立ち上がり、雪翔が葵を横抱きにし、薫は葵のリュックと自分のカバンを持って走り出した。
晴
突然終わってすみません。次の話では事件解決しません。少しの進展はありますが…本当に申し訳ない。次は事務所での1悶着を書きますので解決編は次の次になると思います。
晴
(まとめられなかったらごめんなさい。)






