テラーノベル
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「初兎ちゃんへ」
「私、どうやら先に逝っちゃうみたい (笑) 初兎ちゃん置いて逝くなんて、これも年の功ってやつなのかなぁ。今まで黙っててごめんね。 自分の病気を隠して初兎ちゃんには『気にするな』としか言わなかったし(笑) けっこう隠し事は得意だったみたいだね、私って。最期まで初兎ちゃんとは笑ってたかったからさ、許してくれるかな? 初兎ちゃんは誰にでもやさしくて強いから、他人の苦しみも自分と分かち合おうとするよね。 けど私にはそんなことしてほしくなかっんだ。自分勝手な想いだったけど、隠したことは後悔してない。もっと自分を大切にしてこれからも長生きしてね」
「私が見れなかった世界を思う存分楽しんでね!そしたら私に教えてよ。 大好きな初兎ちゃん、また逢おうね」
「戌亥 ないこより」
どうしようもない感情って、こういうのを言うんかな
病気だって、最期まで知らなかった
自分じゃどうしようもない事実を、そう簡単に受け止められるわけなかった
𝓢ho♀
愚かなウチを、許してください
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