テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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目の見えないヤンキー少女の恋

第10話 - 10話

113

2024年08月18日

#妖怪ウォッチ

#エンマ大王

#恋愛

凛🐶

母親

ﾊｧﾊｧ

光莉

飛び出す

光莉

ﾊｧ､ﾊｧ

光莉

ﾎﾟﾀ...ﾎﾟﾀ

光莉

(良かった煌炎くんから貰った方と別の方の目で)

光莉

(まさか本気でするとは思わなかったな)

光莉

(...てか、容赦なくナイフで刺しやがってすごく痛いんですけど)

光莉

......

光莉

(言いすぎた、私のせいだ)

光莉

(今は誰かがあの人の傍にいないといけないのに、)

光莉

(...怖い、実の母親が、私にとっては恐怖の対象でしかない、)

光莉

(誰か...誰かあの人の傍にいてくれる人がいれば、)

光莉

ﾊｯ

光莉

(あの男は...)

光莉

(一か八か)

母親の彼氏

www

他

ーーーw

他2

ーーーーー

光莉

(いた、良かった前に見かけたところにいて)

光莉

ねぇ!!

母親の彼氏

おっ光莉ちゃんじゃねぇか笑

他

誰？この可愛い子

他2

てか目から血出てない？

母親の彼氏

俺の女の娘w

光莉

お母さんを助けて欲しいの!!

光莉

今、その、情緒不安定で

光莉

誰かが傍にいないと、自殺でもしちゃいそうな勢いで

光莉

誰かを襲うかもしれないし

光莉

だから彼氏さんが傍で見守ってあげて!!

母親の彼氏

なんで俺が

母親の彼氏

娘のお前の仕事だろ

光莉

っ怖いの、何かされても反撃出来ないくらい

母親の彼氏

...まぁいいだろう

光莉

ホント!!?笑

母親の彼氏

ただ、お願いの仕方が違うだろ

光莉

お、お願い、します

光莉

なんでもするからｯ

母親の彼氏

ニヤ

母親の彼氏

いいだろう

他

オイオイなんでもなんて簡単に言うなよなw

母親の彼氏

じゃ先にお願いを聞いてもらおうか

他2

光莉を抑える

光莉

えっちょ、何...

母親の彼氏

この前のお返しに殴らせてくれよ

光莉

(ﾁｯ私が抵抗したあと遠慮なく殴ってたじゃん)

光莉

...(まぁサンドバッグであの人が助かるなら、)

母親の彼氏

殴る

光莉

...ｯ

他

顔はやめろよ可愛い顔が台無しになるだろ〜

他

蹴る

光莉

ｶﾊｯｯ

他2

後で変われよ

光莉

..........

光莉

...も、いいｯだろ

光莉

あの女のところ、行ってよ...

母親の彼氏

はぁ？行くわけないだろ

母親の彼氏

あんなヒステリックなやつのとこなんか

光莉

騙したな！

光莉

それでも彼氏かよ！

光莉

あの女を愛してるんじゃないのかよ！

母親の彼氏

ヤれれば誰でもいいだろ

母親の彼氏

俺のあいつへの感情はそれだけだ

光莉

ｯｯ(あの人は愛してたのに、)

他

もうヤろうぜ

他2

そろそろいいだろ

光莉

っ

光莉

離せｯ！このっ

母親の彼氏

服を破く

光莉

ｯ

光莉

ゲスがｯ

光莉

はっ笑

光莉

お前みたいな粗チンあの女のようなイカレた奴にしか相手にされないから私を強姦しているのか

光莉

犯罪者どものやることはやはり違うな

光莉

仕事もない社不のロリコン犯罪者が

母親の彼氏

殴る

光莉

ｯ

母親の彼氏

ｱﾞ?!

母親の彼氏

そんなに殴られたりねぇのかよ

光莉

お前らなんかとヤるくらいなら死んだ方がマシだ！

光莉

気色悪い

光莉

くせェんだよ近づくな

他

💢

他2

💢

母親の彼氏

はっまぁ楽しめたよ

母親の彼氏

じゃあな

他

俺は殴り足らねぇ

他2

もう行くぞ

他2

死んだら面倒だ

光莉

.............

光莉

(...痛い、痛い)

光莉

(気持ち悪い、強姦されたのは始めてだ、気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い)

光莉

...........

光莉

(...死にたい)

光莉

...ｯｯ

光莉

立ち上がる

光莉

(あの人の所へ、行かなきゃ...)

光莉

ﾊｧ.....ﾊｧﾊｧ

光莉

...どこ、あの人、いない...

光莉

パチンコ、？それならまだいいんだけど

光莉

..え

光莉

..............................................................................

母親

............

光莉

(首吊ってる...？自殺、？ビクともしない)

光莉

(寝てるだけ、だよね)

光莉

(寝てる...だけ)

光莉

きゅ、救急車...

光莉

いやまず下ろさないと...

救急隊員

怪我人はどこに

光莉

こ、ここ

光莉

一応下ろしたけど、返事しない

救急隊員

？！

救急隊員

君もすごい怪我じゃないか！すぐ病院に

救急隊員

目から血もでてる

光莉

私はいいよ

光莉

早くその人を助けて

病院

警察

この怪我は誰がやったのかな？

光莉

........転んだ

警察

目はナイフで刺された傷だと医師は言ってたけどそのナイフも家にあったよ

警察

お母さんからDVされてたんだよね？

光莉

...違う

医師

今は心身ともに疲れていると思うので後日伺って貰えますか？

警察

そうですね、分かりました

光莉

...........

警察

(自分の母親が自殺したというのにこの顔とは、やはりせいせいしてるのかな)

光莉

ねぇあの人は助かるの？

医師

あの人？

光莉

親だよ

医師

えっ、あ、その、

光莉

死んだの？

光莉

ハッキリ言って

医師

...尽力は尽くしたんだけど、間に合わなくてね、

光莉

そう、

光莉

(...やっと楽になれたんだ)

光莉

(自分だけ)

光莉

(私も殺してくれればよかったのに)

医師

その、お母さんの事だけど...

光莉

私が殺したようなものだよね

医師

違う!!それは絶対に

光莉

情緒不安定だからさあの人

光莉

今まで余計な反抗はしなかった

光莉

でも、私の怒りがましてつい本音を言っちゃったんだ

光莉

私があんなこと言ったから

光莉

私が傍にいてあげれば、

光莉

怖いからとあの男に頼んだから、騙されて見つけるのが遅くなって死んだ

医師

光莉ちゃん...

光莉

じゃ

医師

えっどこ行くの?!治療しないと！

光莉

いいよこんな傷

光莉

............

光莉

私の友達、出てこいエンマ大王

光莉

妖怪メダルセットオン

エンマ大王

光莉笑

エンマ大王

やっと呼び出してくれたか笑

エンマ大王

どうしたその目は?!

エンマ大王

体も、傷だらけではないか！

エンマ大王

服も破れてる、

エンマ大王

どうした!!何があった！

光莉

............

エンマ大王

光莉？

光莉

抱きしめて...

光莉

私の傍にいて、落ち着かせて

光莉

私を責めないで同情して

光莉

離れていかないで死なないで

光莉

友達でしょ

エンマ大王

抱きしめる

エンマ大王

一旦妖魔界へ行こう

エンマ大王

お茶でも飲めば少しは落ち着くだろ

光莉

うん、

エンマ大王

ほら飲んで落ち着け

光莉

..........

エンマ大王

怪我、治してもいいか？

光莉

...うん

エンマ大王

.............

エンマ大王

すまない、目はどうしても、

光莉

いいよありがとう

エンマ大王

.....聞かせてくれ何があった

光莉

朝、母親と喧嘩したんだ

光莉

暴言吐かれてついムカついて酷いことを言った

光莉

いつもは我慢するのに

光莉

それで目が気に食わないって言われてさナイフ持ち出して、刺されそうになってね

光莉

抵抗してたけど、初めてあの人の泣き顔見て『あぁ、この人も辛いんだ、悲しいんだ』

光莉

って思って油断してたらこのザマ

光莉

私は家を飛び出してしまった

光莉

で、あの人をあのままにしたらダメだと思ってさあの人の彼氏なら傍にいてくれると思って頼みに行ったんだ

光莉

そこには3人いて、なんでするから助けてくれって言ったら

光莉

リンチにあった

光莉

我慢すればあの人は助かると思って我慢してたけど、助けるという言葉は嘘でその後強姦された

光莉

決死の思いであの人の元へ行ったらさ首吊って死んでたんだ

光莉

あぁ、ホント...笑える

エンマ大王

.......

光莉

ねぇ

光莉

一生に一度のお願い

光莉

私をころ...

エンマ大王

口を塞ぐ

エンマ大王

やめろ

エンマ大王

お前の望みでも叶えるつもりは無い

光莉

じゃあ...私はどうすればいいの

光莉

私はこの世に1人だった家族を殺してしまった

光莉

強姦された体なんて知られたら私の好きな人も誰も私を愛してなんてくれない

エンマ大王

(...好きな人、)

光莉

ましてや親も人間の友達もいない、社会のゴミである私が生きている理由が分からない

光莉

暗い未来しか見えない

光莉

助けてくれる大人はいない

光莉

きっとあの人も死んで妖怪になって幸せにしてるよ、私を残して

光莉

ねぇ煌炎くんが助けてくれないなら誰が私を助けてくれるの

光莉

誰が私を愛してくれるの

光莉

親からも愛されない私は誰に縋って生きていけばいいの

光莉

死にたい...死にたいの!!

光莉

この地獄から救ってよ!!

光莉

お願い...殺して、

光莉

地獄があるならそっちの方がマシだ

光莉

これ以上の地獄なんてない

エンマ大王

.......ｯ

エンマ大王

(こいつが救われるならなんでしてやりたい、)

エンマ大王

(だが、死ぬことが幸せなんて間違っている)

エンマ大王

俺は妖怪だ、人間に干渉することは出来ない

光莉

............

光莉

...だよね、

光莉

(もう自殺しよう、)

エンマ大王

お前、好きなやつがいるといったな

光莉

...だから何？

エンマ大王

そいつのために生きるというのはどうだ？

光莉

好きな人妖怪なんですけど

光莉

むしろ死んだ方がいいわ

エンマ大王

(妖怪か)

エンマ大王

困ったな

エンマ大王

もう人間でのやりたいことは無いのか？

光莉

...ないよ

光莉

好きなこともないし趣味もない

光莉

つまんない人間ですから

エンマ大王

そうか、

光莉

...1つあるなら？

エンマ大王

言ってみろ笑

光莉

(嬉しそう手)

光莉

キレイな場所を見てみたい

光莉

この世界の

光莉

せっかく目を貰ったから、

次回♡10

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