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ばぁば
じぃじ
日向
GWが終わり、普段の生活に戻った。
そして、今日は俺の誕生日。
そして、···母さんたちの命日。
ばぁば
日向
今日は学校だから、行かなきゃ。
佐久早さんたちが待ってる。
待って···るからっ、。
ガラガラ
古森
日向
佐久早
佐久早
古森
古森
日向
パシッ
佐久早
いらない、こんなのいらない。
俺に誕生日なんか必要ない。
俺のせいで母さんたちが死んだんだから。
こんな、物···いらないっ。
バッ
佐久早
ガシッ
佐久早
日向
いらない···祝わないで。
俺のために···祝ったら、死んじゃう。
俺の誕生日は呪いなんだ。
佐久早
言える···わけないじゃないですかっ。
なんて···声に出せれたらいいのに···っ。
古森
佐久早
佐久早
日向
嫌だ。
佐久早
日向
嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だっ。
でも···佐久早さんに、嫌われたくない。
スッ
日向
だから、我慢しなきゃっ。
佐久早
日向
日向
今日は、我慢しなきゃ。
日向
今の俺は、足も手も···冬の寒さぐらい震えているのかもしれない。
怖いんだ。誕生日も···怒った佐久早さんも。
でも、何も言えないから。
これ以上、怒られたくないから。
我慢···なんだ。
ばぁば
日向
じぃじ
母さんたちの墓参りのため、次の日学校を休んで宮城に行く。
みんなには悪いけど、休んだ理由は何も言ってない。
日向
ばぁば
日向
じぃじ
じぃじ
日向
そんなわけないけどね。
〇〇
日向
〇〇
日向
俺の幼馴染み、影山飛雄。
影山
影山
顔は怖いけど、すごく優しくて病んでる時も飛雄は俺の背中を優しく撫でてくれた。
母さん達のことを覚えてないと言った時も、ゆっくり正確にどんな人だったのか話してくれたりもした。
飛雄は、そんぐらい俺と仲がいい。
日向
影山
影山
日向
影山
日向
影山
日向
影山
ばぁば
影山
じぃじ
影山
影山
ばぁば
じぃじ
じぃじ
影山
じぃじ
じぃじ
日向
影山
影山
影山
影山
日向
影山
影山
日向
影山
影山
影山
日向
影山
影山
影山
影山
影山
日向
影山
影山
日向
影山
影山
日向
日向
日向
日向
日向
影山
日向
影山
影山
日向
日向
影山
日向
影山
影山
日向
日向
影山
飛雄は、良い奴だ。
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