私────天野遥は
とある事が原因で暴走をした異能
周りからの扱い
それら凡てに耐えきれずあの日あの時立ち入り禁止の校舎の屋上から飛び降りた
はずだった
はずだったのに気が付くと知らない場所だった
白い天井
薬品の匂い
保健室にあったようなベッドに私は眠っていた
与謝野
仕切りの向こうから女性が入ってきた
遥
与謝野
与謝野
疑問が顔に出てただろうか
何も訊ねてないのに話を始めた
与謝野
与謝野
与謝野
遥
与謝野
乱歩
遥
突然部屋に誰かが入ってきた
THE 探偵という感じの服装をした少し幼く見えなくもない男性
与謝野
乱歩
与謝野
乱歩
乱歩
乱歩と呼ばれた男性は私のそばに来て何かを差し出した
乱歩
乱歩
困惑しながら差し出されたものを見るとペンと小さなノートだった
どうして私がこれを必要としていることが分かったのか分からないけど
とりあえず感謝を伝えるために頭を下げた
乱歩
与謝野
乱歩
乱歩
パタン
与謝野
遥
私は彼女の服を軽く引っ張ってノートを見せる
『天野遥16歳です。耳は聞こえますがとある事情で言葉を発することができません。ごめんなさい』
与謝野
与謝野
与謝野
与謝野
ひよこ豆☔🐬
ひよこ豆☔🐬
コメント
1件
おぉ✨!!最高すぎますね!続き気になる〜!