忘愛症候群

ぼうあいしょうこうぐん

ねぇ、桃くん？

僕達はいつも

なにをするにも2人で

1番の親友、相方で

でもライバルでもあって

1番大事な人だったね。

でも、いつからか、

僕は君を恋愛的な意味でも

大好きになってしまったんだ。

きっと、いつかは失恋する。

それがわかっていても、

少しでも長く、

君と笑っていたかったんだ。

ある日

この日、僕達は一緒に遊んだ

このとき僕は

桃くんと遊ぶ日常が楽しくて

まだ気づいていなかった。

どこか遠くからくる

悪魔の足音に。

ころくんが泊まった日の朝

そう言ったさとくんの目は

今までと比べ物にならないくらい

怖い目をしていて

本気なんだ、ってわかった。

時間が経って、

ピンポーン

…え？

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