一覧ページ

初めての恋人

第6話 - 第6話　貴方との幸せ

2025年04月24日

#進撃の巨人

#進撃の巨人夢小説

さらん

タッタッタ

サシャ

……

ミカサ

……

サシャ

いやいやいや！

サシャ

追いつくわけないですよ
徒歩で！

ヒストリア

待って！

ヒストリア

この道を通るって、ウォールシーナに行くんじゃない？

ヒストリア

だとしたら…

ヒストリア

あそこの細い道から
行けば近道になる！

ユミル

でかしたヒストリア

ミカサ

行こう

サシャ

先回りです！

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ(馬車)

ヒストリア

今だ！

ミカサ

ふん！

ビリッ(馬車を囲う布を破る)

おじ1

ぐわぁぁぁ

おじ2

な、なんだ！？

サシャ

お覚悟！

ユミル

チッ、見事に大当たりだ

ユミル

ちいせぇ女のガキが
たくさんいる

ユミル

ウォールシーナで
売ろうとしていたんだろ

おじ2

く、くそ…

ヒストリア

……待って、

ユミル

あ？なんだ！

ヒストリア

……◯◯がいない

ユミル

は？

ユミル

(馬車は見たところ
この1つだけだった)

ユミル

(攫われたとしたら
絶対ここにいるはず)

ミカサ

…おい

おじ2

な、なんだよ！

ミカサ

◯◯はどこにいる

おじ2

は、はぁ…？

おじ2

誰だよ！知らねぇよ！

ボコッ(蹴り)

おじ2

ぐはっ…！

ミカサ

言え！！

おじ2

ま、待ってくれ…！

おじ2

ほんとに知らない…！

おじ2

俺らが攫ったのはここにいる
ガキ5人だけだ…！

おじ2

ここにいなかったら
俺らは知らねぇ…！

ヒストリア

嘘…

ヒストリア

じゃあいったいどこに…

ミカサ

…とにかくこの子達を
解放しよう

ユミル

ああ、話はそれからだ

母

本当にありがとう
ございました！

母

トイレに行ったきり
全然帰ってこなくて……

母

ずっと探してたんです！

ミカサ

やっぱり場所はトイレか

サシャ

ど、どうします？

ミカサ

…とにかく、
手当り次第探すしかない

ヒストリア

とりあえず手分けして

◯◯

…みんな？

皆：バッ(後ろを向く)

ヒストリア

◯◯！？

ユミル

おま、いたのかよ！

サシャ

って、兵長！？

サシャ

何で◯◯といるんですか！？

リヴァイ

あ？

リヴァイ

こいつがガキ助けてたんだ

ヒストリア

よかったぁぁぁ！

ヒストリア

もう、心配したんだよ！

◯◯

ごめんね
急にいなくなっちゃって

◯◯

でも帰ったらいないから
皆んなどこいったのかと…

サシャ

それはこっちのセリフですよ!

◯◯

ごめんごめん笑

ミカサ

…で、なんでこの人といるの

◯◯

あ、えっとね

ー1時間前ー

◯◯

……ん？

子供

ヒック…ｸﾞｽﾞｯ

◯◯

（…あの子1人なのかな）

◯◯

(親らしき人いないし…)

◯◯

(行ってみるか）

◯◯

あのー？

子供

ﾋﾞｸｯ

◯◯

大丈夫…？

◯◯

何かあったの？

子供

ヒック……、

◯◯

ゆっくりでいいから、
話せる？

子供

ｺｸｺｸｯ(頷く)

◯◯

よしよし、いい子だね

子供

ｸﾞｽｯ

子供

おか、おかあさんがぁ

子供

い、いなくなっ…ｸﾞｽｯ

◯◯

お母さんが
いなくなっちゃったの？

子供

ｺｸｺｸｯ(頷く)

◯◯

そっかそっか

◯◯

1人でよく頑張ったね

◯◯

君、名前は？

ノノカ

ノノカ…

◯◯

私は◯◯っていうの

◯◯

よろしくね

◯◯

お母さんと何してたの？

ノノカ

お、おかいもの

ノノカ

気づいたら、いなくて…

◯◯

どこでいないって気づいた？

ノノカ

…分からない

◯◯

じゃあお母さんの特徴
教えてもらってもいい？

ノノカ

めがねしてて…

ノノカ

三つ編みのひとつぐくり！

◯◯

お、了解

◯◯

じゃあ警察の所に行こうか

ノノカ

け、警察…？

◯◯

うん！

ノノカ

や、やだ…怖い

◯◯

警察はね

◯◯

怖い所でもあるんだけど、
頼りになるところなんだよ

ノノカ

…どうゆうこと？

◯◯

困ってたら
助けてくれるんだよ！

◯◯

迷子になったり落し物の
持ち主を見つけてくれたり

◯◯

事件が起きたら
解決してくれるの

ノノカ

…そうなんだ

◯◯

ね？すごい所でしょ

ノノカ

…うん

◯◯

だからノノカちゃんは
今迷子で困ってるから

◯◯

警察の人に頼ってみよう！

ノノカ

…分かった！

リヴァイ

おい

◯◯

！？

◯◯

えっ、兵長！？

リヴァイ

何やっている

◯◯

えっと、
迷子の子がいたので警察に…

◯◯

兵長こそ何を？

リヴァイ

エルヴィンにおつかいを
頼まれた

◯◯

そうなんですね

ノノカ

…誰、？

◯◯

え、えーっと、……

◯◯

んーと…、

◯◯

わ、私の彼氏…！

リヴァイ

……は？

◯◯

(やっべ）

◯◯

(上司なんて難しい言葉
知ってるのか分からんから)

◯◯

(適当に言ったけど
これはやらかした…)

◯◯

(後で殺されるかも…)

ノノカ

か、かれし

ノノカ

好きな人のこと？

◯◯

え？あーそうだよあはは

◯◯

(最悪だ)

◯◯

(せめて友達とでも
言えばよかった……)

リヴァイ

おい

◯◯

は、はい……

リヴァイ

…俺も探すの手伝ってやる

◯◯

…え、いいんですか？

リヴァイ

ああ

ノノカ

お姉ちゃんのかれし、
やさしいね！

◯◯

え、あ

◯◯

でしょー？

ノノカ

こわい顔だから、
こわい人だと思った！

◯◯

ぶっ…w

リヴァイ

おい…てめぇ

◯◯

すみません笑

ノノカママ

あ、ノノカ！！！！

ノノカ

！

ノノカ

ママ！

◯◯

お母さん？

ノノカ

うん！

ノノカママ

ノノカ、よかった無事で…

ノノカ

お姉ちゃん達がね、
助けてくれたの

ノノカママ

すみません、
ありがとうございます

◯◯

いえいえ

◯◯

もう目を離さないで
くださいね

ノノカママ

はい！

ノノカママ

そうだ！あの、よければ

ノノカママ

これ貰ってください

◯◯

す、すいか？

ノノカママ

うちのすいかです

ノノカママ

あそこでお店開いてるんです

◯◯

そうなんですか！

◯◯

ありがとうございます！

◯◯

……重いな

ノノカ

…お兄ちゃん、
もってあげたら？

◯◯

ノノカちゃん？

◯◯

大丈夫だよ

ノノカ

だって、かれし、でしょ？

◯◯

ノノカちゃん？

リヴァイ

……

リヴァイ

ああ

リヴァイ

彼氏だからな

◯◯

リヴァイさん？

◯◯

(何でこの人ノリノリなの？)

リヴァイ

ほら、寄越せ

◯◯

ありがとうございます…

ノノカ

…じゃーね！

◯◯

またね！

トコトコ

リヴァイ

…ところでお前
何してたんだ？

◯◯

あ、えっと皆でご飯に…

◯◯

て、あー！！

◯◯

そういえば
みんな待たせてる！！

◯◯

やばいやばい
早く戻らないと！

リヴァイ

おい走るな

リヴァイ

骨が痛むだろうが

◯◯

くっそ、

トコトコ

◯◯

……いない

◯◯

もうみんな帰ったのかな？

リヴァイ

お前を探してるんじゃ
ないのか？

◯◯

…だとしたらここに来るかな

リヴァイ

来るまで待てばいいだろ

◯◯

…じゃあ兵長

◯◯

少しお話ししましょーよ

リヴァイ

は？何でだよ

◯◯

私兵長の影響で最近少し
紅茶にハマってて

リヴァイ

いいと言ってないんだが

◯◯

試しに色んな紅茶を
飲んでみたんですが

リヴァイ

おい無視するな

◯◯

その中でも私はお花の紅茶が
1番好きでした！

リヴァイ

…そうか

リヴァイ

あれはここの近くにある店に
売っている

リヴァイ

…一緒に行くか？

◯◯

え！行きたいです！

リヴァイ

ああ、その時は買ってやる

◯◯

やったー！

◯◯

(あーー……)

◯◯

(幸せ……)

◯◯

ん？あれミカサ達かな

リヴァイ

…そうじゃねぇのか

◯◯

声かけてきますね

◯◯

……って感じで

ミカサ

なるほど

サシャ

せめて一声かけてくださいよ

◯◯

ごめん、見過ごせなくて…

ユミル

まぁでも、
◯◯を探してよかったな

◯◯

何かあったの？

ヒストリア

私達◯◯が攫われたのかと
思って

ヒストリア

近くにあった怪しい馬車を
追いかけてたら

サシャ

なんと女の子が5人ほど
捕まってたんですよ

◯◯

え！？

◯◯

誘拐ってこと！？

ミカサ

そう

ミカサ

それで助けてきた

◯◯

すごいね、みんな

ヒストリア

でも◯◯がいなかったから
私達絶望したんだよ！

◯◯

ごめんごめん…笑

◯◯

でもその子達が
助かってよかった

ヒストリア

ほんとにね

ユミル

じゃあそろそろ帰るか？

◯◯

あ、待って！

◯◯

私兵長と少し行きたい所が
あるの！

◯◯

行ってきていいかな？

リヴァイ

……は？

ヒストリア

いいけど…2人で行くの？

◯◯

え？うん！

リヴァイ

おい待て

リヴァイ

今から行くつもりか？

◯◯

え？はい

◯◯

あ、この後
予定があるとか…？

リヴァイ

…まぁいいが

◯◯

じゃあ行きましょ！

ヒストリア

どこにいくの？

◯◯

紅茶買いに行くの！

◯◯

兵長がいい紅茶買ってくれるって！

ヒストリア

そ、そっか

サシャ

いやもう絶対すK

ミカサ

サシャ

す、すみません

サシャ

あと1つ気になったんですが

サシャ

兵長が持ってるそのバカ
でかいスイカは何ですか？

◯◯

迷子のお礼にくれたの

リヴァイ

俺は今からこいつと
買い物に行く

リヴァイ

だからこれを食堂まで
運んでくれ

サシャ

りょ、了解です

リヴァイ

じゃあな

◯◯

ありがとうサシャ！

サシャ

いえいえ

サシャ

楽しんできてくださいね！

◯◯

うん！

ミカサ

もし何か手出されたら言って

◯◯

…？うん！

リヴァイ

おい置いてくぞ

◯◯

あ！待ってください！

トコトコ

Next story in the two day later

初めての恋人

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

0件

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！

さらん

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

初めての恋人

第6話 - 第6話　貴方との幸せ

作者の他の作品すべて見る

#進撃の巨人の新着小説
一覧

関連するタグ

初めての恋人

第6話 - 第6話 貴方との幸せ

作者の他の作品すべて見る

#進撃の巨人の新着小説一覧

関連するタグ

第6話 - 第6話　貴方との幸せ

#進撃の巨人の新着小説
一覧