TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

『青い涙と春の笑顔』

一覧ページ

「『青い涙と春の笑顔』」のメインビジュアル

『青い涙と春の笑顔』

2 - 3話『青い涙と春の笑顔』真冬視点🤍

♥

700

2023年07月14日

シェアするシェアする
報告する

〜真冬視点〜

〜部室〜

一ノ瀬彼方(そらる)

ほら、俺らの昔話より、
今は大事なことがあるだろ。

相川真冬(まふまふ)

あ、そうだった!

相川真冬(まふまふ)

実は秋の文化祭に向けて
夏休みに計画してることが
あるんだ!

軽井沢 楽

ん?なんすか?

相川真冬(まふまふ)

今年の夏休みなんだけど
この5人、軽音部で
合宿をしようかなって
思ってるんだ!

神楽 湊音

が、合宿っ!?

春希 詩音

軽音部で!?

一ノ瀬彼方(そらる)

なんか…嬉しそうだなw

春希 詩音

だってめっちゃワクワクしません?

軽井沢 楽

楽しそう!オレ、行きたいっす!

神楽 湊音

ぼくも!

相川真冬(まふまふ)

ほんと?良かったぁw

一ノ瀬彼方(そらる)

行くのはいいけど
場所どうすんだよ。

相川真冬(まふまふ)

あ、場所……

一ノ瀬彼方(そらる)

考えてなかったのかよ…w

軽井沢 楽

どこかあるっすかね…いいところ…

春希 詩音

うーん……

みんなで悩んでいると……

神楽 湊音

神楽 湊音

なら、ぼくのところの
別荘にしませんか?

と、神楽くんが言ってきた。

相川真冬(まふまふ)

べ、別荘っ!?

春希 詩音

あ、そうじゃんw湊音の
とこの別荘があるじゃんw

軽井沢 楽

湊音、親が
別荘持ってるんすよ!

相川真冬(まふまふ)

ああ、確か
お金持ちだったねw

神楽 湊音

まぁ、はいw一応……

神楽 湊音

3つぐらいあってその中に
海の見えるコテージみたいなところが
あるんですけどそこにしませんか?

相川真冬(まふまふ)

わぁ……!!!
めっちゃいい所!

一ノ瀬彼方(そらる)

神楽のとこがいいなら…

神楽 湊音

大丈夫だと思います!

神楽 湊音

ぼく、今
許可取ってきます!

そう言って神楽くんは部室の外に出て 許可を取りに親に電話をかけた。

相川真冬(まふまふ)

じゃあ、神楽くんのとこが大丈夫なら
場所はそこでいいかな?

軽井沢 楽

はい!

〜数分後〜

神楽 湊音

許可、取れました!
大丈夫だそうです!

神楽 湊音

当日も父さんが車で
送ってくれるって!

春希 詩音

まじ?ありがと〜!!

一ノ瀬彼方(そらる)

今度なんかお礼しないとな。

相川真冬(まふまふ)

そうですね!

相川真冬(まふまふ)

じゃあ場所も決まったし
次は合宿で何がしたいかとか
みんなで考えよっか!!

軽井沢 楽

はい!

神楽 湊音

楽しみ〜!!

そう言って僕たちはみんなで机を囲み 合宿でしたいことや、やりたいことを 考え始めた。

軽井沢 楽

まず、やっぱり夏といえば
花火じゃないすか?

春希 詩音

それはもう定番だよね〜!

相川真冬(まふまふ)

花火かぁ〜!!
いいねぇ〜!!

神楽 湊音

ぼく、海にも入りたい!

春希 詩音

海もいいなぁ!

春希 詩音

ビーチバレーとかしたいかも!

一ノ瀬彼方(そらる)

おいおいお前らw
楽しいことだけじゃなくて
練習もあるんだからな?

相川真冬(まふまふ)

まぁまぁいいじゃないですか!
せっかくの夏休みなんだしww

相川真冬(まふまふ)

そらるさんはなんかしたいこと
ないんですか??

一ノ瀬彼方(そらる)

別に……

軽井沢 楽

一ノ瀬先輩あんまり
乗り気じゃないっすね。

神楽 湊音

行きたくないんですか?

一ノ瀬彼方(そらる)

そうゆう訳じゃないけど…

一ノ瀬彼方(そらる)

一ノ瀬彼方(そらる)

まぁ、みんなで決めろよ。
俺はなんでもいいから。

春希 詩音

は〜い!

そんな感じで他にも 宿泊期間や集合場所 部屋割りなどを決めた。

相川真冬(まふまふ)

相川真冬(まふまふ)

とりあえずは…
これぐらいかな?

軽井沢 楽

そうっすね!

神楽 湊音

たくさん出ましたね!

一ノ瀬彼方(そらる)

これ誰がまとめんだよ…
まとめるの大変そう…

相川真冬(まふまふ)

あ、確かに……

そう思っていると…

春希 詩音

春希 詩音

じゃあ、俺
家でまとめてきますよ。

相川真冬(まふまふ)

えっ!?いいの?

春希 詩音

はい、こうゆうの好きなのでw

春希 詩音

ついでに、しおりみたいなのも
全員分作ってきます。

軽井沢 楽

まじ?サンキュ〜!詩音!

一ノ瀬彼方(そらる)

ありがとう、じゃあお願い。

春希 詩音

了解です!

相川真冬(まふまふ)

じゃあ今日はもう遅いし
そろそろ解散にしようか!

一ノ瀬彼方(そらる)

そうだな。

神楽 湊音

お疲れ様でした!

春希 詩音

お疲れ様でした〜!

軽井沢 楽

また明日!

相川真冬(まふまふ)

お疲れ様〜!また明日ね!

一ノ瀬彼方(そらる)

またな。

〜次の日〜

春希 詩音

先輩〜!
しおり作ってきました!

相川真冬(まふまふ)

えっ!?もうできたの?

神楽 湊音

詩音、ありがとう〜!

春希くんがしおりを作ってきてくれた。

春希 詩音

こんな感じでいいですか?

〜軽音部 合宿計画〜 日にち:8月3日 時間:10時 集合場所:湊音の家の前。 場所:湊音の別荘。 宿泊期間:1週間ぐらい。 部屋割り:5人一緒。 などなど…

相川真冬(まふまふ)

す……すごい!

軽井沢 楽

めっちゃ綺麗にまとまってる!

一ノ瀬彼方(そらる)

ありがとう、春希。

春希 詩音

いえいえw

相川真冬(まふまふ)

じゃあこれを元に
他のこと色々考えよっか!

神楽 湊音

はいっ!

そしてその後、春希くんが 作ってきてくれたしおりを元に 色んなことを決めて……

夏休みに入り……

合宿の日を迎えた。

〜合宿当日〜

春希 詩音

あ、きたきた!

軽井沢 楽

一ノ瀬先輩〜!
相川先輩〜!!

相川真冬(まふまふ)

あ、軽井沢くんと春希くんだw

一ノ瀬彼方(そらる)

2人とも、おはよう。

春希 詩音

おはよーございます!

コテージまでは神楽くんのお父さんが 車で送ってくれるということで 待ち合わせ場所は神楽くんの 家の前になったんだけど……

相川真冬(まふまふ)

2人ともなんでこんなところに?

軽井沢 楽

湊音が家の前で待っててって!

相川真冬(まふまふ)

え?家の前って……
ここじゃないでしょ?

春希 詩音

え?

一ノ瀬彼方(そらる)

…え?

軽井沢 楽

ここ、湊音の家ですよ?

相川真冬(まふまふ)

相川真冬(まふまふ)

えええっ!!?

春希 詩音

あ、先輩たちは湊音の家
見るの初めてでしたっけ?

相川真冬(まふまふ)

うん…噂には聞いてたけど…

こんなに大きいお屋敷だったとは……

一ノ瀬彼方(そらる)

こんなにデカかったんだ…

軽井沢 楽

まぁ、初めはそうですよね〜w
オレらもそんな感じだったなぁw

春希 詩音

今はもう何回も来てるから
慣れたけどw

相川真冬(まふまふ)

はあ……w

すごいんだな…お金持ちって……

そんなことを思っていると……

神楽 湊音

神楽 湊音

みんな揃いましたか?

春希 詩音

おっ!湊音!

軽井沢 楽

揃ったよ!

相川真冬(まふまふ)

おまたせ!

一ノ瀬彼方(そらる)

今日はよろしく。

神楽 湊音

もちろんです!

神楽 湊音

じゃあ車に乗ってください!

僕たちは神楽くんの お父さんの車に乗った。

一ノ瀬彼方(そらる)

今日はよろしくお願いします。

相川真冬(まふまふ)

お願いします!

湊音の父

いえいえw

湊音の父

こちらこそいつも湊音が
お世話になってるからね!

湊音の父

それじゃ、出発するよ!

春希 詩音

はーい!

軽井沢 楽

はーい!

僕たちはコテージに向かった。

湊音の父

コテージまでは
少し時間がかかるから
眠かったら寝てていいからね!

相川真冬(まふまふ)

はい。
ありがとうございます!

湊音の父

いやぁ…でも湊音にも
いい友達や先輩ができたね!

湊音の父

父さん嬉しいよ!

一ノ瀬彼方(そらる)

え?

神楽 湊音

ちょっ……父さん!

相川真冬(まふまふ)

それってどうゆう……?

湊音の父

実は湊音、1回音楽が
嫌になった時期があってね。

相川真冬(まふまふ)

嫌……?

相川真冬(まふまふ)

(神楽くんも…?)

湊音の父

ピアノが思うように引けなくて
かなり落ち込んでたんだ。

湊音の父

だからやめてもいいよ?
って言ったんだけど
何故か続けてねw

湊音の父

それで最近は楽しそうに
ピアノやキーボードの練習に
向かうから『どうしたの?』って
聞いたら…

湊音の父

『一緒に音楽をしたい
仲間に出会ったんだ! 』

湊音の父

って、嬉しそうに言っていてね!

湊音の父

それで、ああ、この子にも
大切な人達が出来たんだなぁ
と思って嬉しくてねw

相川真冬(まふまふ)

っ!!そうだったんですか…

神楽 湊音

も〜!やめてよ父さん!!
恥ずかしいじゃん!!!///

春希 詩音

俺らは嬉しいけどなw

相川真冬(まふまふ)

僕も嬉しいよ!

相川真冬(まふまふ)

(それに…音楽を
続けてくれたことも凄く嬉しい…)

相川真冬(まふまふ)

(続けていてくれてなかったら
神楽くんに会えなかったかも
しれないし…)

そんなことを思いながら ふと隣に座ってるそらるさんを見ると……

一ノ瀬彼方(そらる)

………♪〜

そらるさんは何故か楽しそうに 何かを見ていた。

相川真冬(まふまふ)

?そらるさん…?

一ノ瀬彼方(そらる)

ん?なに…?

相川真冬(まふまふ)

それって…これから行くとこの
パンフレットですか?

一ノ瀬彼方(そらる)

え?そうだけど?

相川真冬(まふまふ)

なんでそんなの見てるんですか?

相川真冬(まふまふ)

合宿…あんまり乗り気じゃ
なかったじゃないですか。

一ノ瀬彼方(そらる)

いや…なんとなく?

相川真冬(まふまふ)

なんとなくって…w

相川真冬(まふまふ)

相川真冬(まふまふ)

もしかしてそらるさんほんとは合宿
すごく楽しみだったんじゃ???

一ノ瀬彼方(そらる)

は?別にっ!
そんなんじゃないし!

相川真冬(まふまふ)

いや…でも…w

一ノ瀬彼方(そらる)

うるさいなっ!
なんでもいいだろ!寝る!

そう言ってそらるさんは 反対側を向いて寝てしまった。

相川真冬(まふまふ)

(これは…完全に楽しんでるなw)

相川真冬(まふまふ)

隠さなくてもいいのにw

そんなことを思いながら 僕も静かに目を閉じた。

〜数時間後〜

春希 詩音

着いたああ!!

相川真冬(まふまふ)

…送ってくれて
ありがとうございました!

湊音の父

いえいえ!
練習、頑張ってね!

軽井沢 楽

はいっ!

神楽 湊音

ありがとう!父さん!

僕たちはコテージに着いた。

神楽 湊音

ここです!

相川真冬(まふまふ)

わぁ…すごい…w

一ノ瀬彼方(そらる)

デッカ…w

相川真冬(まふまふ)

(家も大きかったけど…
コテージもでかい………)

軽井沢 楽

すっげ〜!!!

春希 詩音

いいコテージだねぇ〜!

神楽 湊音

早く中に入りましょ!

軽井沢 楽

荷物置いたら早速
海、行きたいです!

相川真冬(まふまふ)

じゃあ準備できた人から
海に向かう感じで!

相川真冬(まふまふ)

まぁ、みんな
同じ部屋だけどw

軽井沢 楽

はい!

一ノ瀬彼方(そらる)

了解。

春希 詩音

わかりました!

僕たちはコテージに入った。

相川真冬(まふまふ)

相川真冬(まふまふ)

よいしょ…

相川真冬(まふまふ)

とりあえずは……
こんな感じかな…?

軽井沢 楽

先輩!オレら先に
海、行ってますね!

相川真冬(まふまふ)

はーい!

相川真冬(まふまふ)

そらるさん!僕も
海、行ってます!

一ノ瀬彼方(そらる)

うん、わかった。

僕は海に向かった。

一ノ瀬彼方(そらる)

……………

〜海〜

神楽 湊音

わああああ!

軽井沢 楽

すっげ〜!!!

春希 詩音

The・夏って感じ〜!

相川真冬(まふまふ)

きれーい!!!

1年生3人は海に着くとすぐ海に飛び込み 泳いだり水をかけ合ったりをして 楽しそうにはしゃいでいた。

相川真冬(まふまふ)

(楽しそうでよかった。)

僕はそう思いながらパラソルの下で 休んで……

相川真冬(まふまふ)

そらるさん…そろそろ来るかな?

そらるさんを待っていた。

〜数分後〜

相川真冬(まふまふ)

相川真冬(まふまふ)

……さすがに遅くない…?

あれからずっと待ってるけど そらるさんは一向に来る気配がない…

相川真冬(まふまふ)

準備に手間取ってる?

相川真冬(まふまふ)

でも『海には入らない。』
って言ってたし…

相川真冬(まふまふ)

(そんなに時間は
かからないはずだけど…)

そんなことを思っていると…

一ノ瀬彼方(そらる)

一ノ瀬彼方(そらる)

……おまたせ。

相川真冬(まふまふ)

あ、そらるさn……

相川真冬(まふまふ)

っ!…えっ!!?

そこには……

ちゃんと水着を着て浮き輪を持って めちゃくちゃ海に入る気満々の そらるさんがいた。

相川真冬(まふまふ)

…えっ?そらるさん
海、入らないんじゃ…?

一ノ瀬彼方(そらる)

入らないよ。
ただ着て来ただけ…

相川真冬(まふまふ)

え?でも浮き輪まで持ってきて…

相川真冬(まふまふ)

相川真冬(まふまふ)

そらるさん、やっぱり合宿
完全に楽しんでますよね?w

一ノ瀬彼方(そらる)

べ、別に〜……

相川真冬(まふまふ)

(ものすごく楽しんでるなw)

春希 詩音

あ!一ノ瀬先輩浮き輪持ってる!

軽井沢 楽

貸してくださ〜い!!!

一ノ瀬彼方(そらる)

いいよ、はい。

神楽 湊音

ありがとうございます!

そう言って3人はそらるさんから 浮き輪をもらうとまた海にかけて行った。

一ノ瀬彼方(そらる)

ふう、疲れた。

そして入る気満々だったそらるさんは パラソルの下で休み始めた。

僕はそのそらるさんの隣に座り……

相川真冬(まふまふ)

そらるさん海入ってくれば
いいじゃないですか。

一ノ瀬彼方(そらる)

は?なんで?

一ノ瀬彼方(そらる)

入る気ないって。

相川真冬(まふまふ)

いやそんな入る気満々の
格好で言われても…ww

一ノ瀬彼方(そらる)

そうゆう、まふまふが入ってこいよ。

相川真冬(まふまふ)

いや、僕は別に
入る気ないですからw

そう言っていると…

春希 詩音

相川先輩!

軽井沢 楽

一ノ瀬先輩!

軽井沢くんと春希くんが声をかけてきた。

相川真冬(まふまふ)

ん?…

一ノ瀬彼方(そらる)

何?2人とも。

そして2人はニヤッ顔を見合わせると…

軽井沢 楽

パラソルの下で
休んでないで一緒に遊びましょ!!

春希 詩音

せっかくの海なのに
入らないともったいないですよ!

と、そう言って僕たちの手を グイッと引いて海に強制連行してきた。

相川真冬(まふまふ)

わっ!?…春希くんっ!?
ちょっ…ちょっと待って!
僕は別に入らなくても…!!

春希 詩音

入った方が絶対楽しいですよ!
涼しくもなるし!!!ねっ!!

相川真冬(まふまふ)

そっ…そらるさんが入れば…

春希 詩音

一ノ瀬先輩も来ますよ!
ほらっ!!!

そらるさんの方を見ると…

一ノ瀬彼方(そらる)

ちょっ…軽井沢!
引っ張るな…!!

そらるさんは軽井沢くんに手を引かれ 僕と同じく海に強制連行されていた。

相川真冬(まふまふ)

(あはは…‪ww)

そして海に着くと…

バシャッ!!!

一ノ瀬彼方(そらる)

うわっ!!?

軽井沢くんがいきなり そらるさんに水をかけた。

軽井沢 楽

へへっ!!
どうっすか!一ノ瀬先輩っ!

一ノ瀬彼方(そらる)

一ノ瀬彼方(そらる)

軽井沢〜…先輩に水をかけるとは
いい度胸じゃん???w

そうゆうとそらるさんは 軽井沢くんに思いっきり水をかけた。

軽井沢 楽

うわぁぁあっ!!!

一ノ瀬彼方(そらる)

おらっ!もっとくらえっ!w

バシャッ!バシャッ!

相川真冬(まふまふ)

(そらるさんw
めちゃくちゃ楽しそうw)

相川真冬(まふまふ)

やっぱり入りたかったんじゃんw

そう思っていると……

神楽 湊音

えいっ!

春希 詩音

そりゃ!

バシャッ!!!

相川真冬(まふまふ)

わっ!?……

神楽くんと春希くんが 僕にも水をかけてきた。 だから僕も……

相川真冬(まふまふ)

(もうこの際…
思いっきり楽しもう!)

相川真冬(まふまふ)

やったなぁ!くらえ〜!

バシャッ!バシャッ!

春希 詩音

わぁぁあ!w

神楽 湊音

wwwww

と、2人に水を思いっきりかけた。

それから僕たちはしばらく海で 水をかけあったり泳いだりして 楽しい時間を過ごした。

〜コテージ〜

あの後、僕たちはコテージに戻って 早めにお風呂に入り みんなでリビングに集まっていた。

軽井沢 楽

ふぁぁぁ!楽しかったぁ〜!

一ノ瀬彼方(そらる)

めっちゃ
濡れたんだけど…最悪…

春希 詩音

とか言ってるけど
一ノ瀬先輩、めっちゃ
楽しそうだったじゃないですかw

一ノ瀬彼方(そらる)

…うっせぇww

相川真冬(まふまふ)

ほんとにめっちゃ
楽しそうだったなぁw

そんな話をしていると……

神楽 湊音

あ、そうだ…この後どうします?

と、神楽くんが聞いてきた。

相川真冬(まふまふ)

え?どうって?

神楽 湊音

実はさっき父に『この近くで
夏祭りしてるみたいだから
みんなで行ってきたら?』
って言われて…

軽井沢 楽

夏祭り!?

春希 詩音

いいじゃん!

神楽 湊音

行きたいんですけどいいですか?

相川真冬(まふまふ)

僕はいいよ!行きたいw

一ノ瀬彼方(そらる)

……俺も行く。

軽井沢 楽

じゃあ決まりっすね!

春希 詩音

楽しみ〜!

僕たちは夏祭りに行くことになった。

〜夏祭り〜

軽井沢 楽

おおお!屋台がいっぱい!
どれから回ろうかなぁ〜!

軽井沢 楽

あ!オレ、イカ焼き
食べたいんで買ってきます!

そう言って軽井沢くんは イカ焼きの屋台にかけて行った。

神楽 湊音

あ!ちょっと楽!

春希 詩音

一人で行ったら迷子になるよ!

2人はそう言って 軽井沢くんを追いかけて行った。

相川真冬(まふまふ)

僕らも行きましょうかw

一ノ瀬彼方(そらる)

うんw

僕はそらるさんと屋台を回り始めた。

軽井沢 楽

イカ焼きうんまぁ〜!

春希 詩音

湊音、たこ焼き1個ちょうだい!

神楽 湊音

いいよ〜!はいっ!

一ノ瀬彼方(そらる)

まふまふ、それ美味い?

相川真冬(まふまふ)

美味しいですよ!
ひと口、食べますか?

みんなそれぞれ屋台で 食べたいものを買って それをみんなで歩きながら食べていた。

すると……

軽井沢 楽

美味かったあ〜!

軽井沢 楽

オレ、次チョコバナナ
買ってこよ〜!!!

相川真冬(まふまふ)

えっ!?さっきイカ焼き
食べたばっかなのに!?

一ノ瀬彼方(そらる)

…腹、空いてたんじゃない?

相川真冬(まふまふ)

そうなんですかね…?

そして軽井沢くんはチョコバナナを あっという間に食べ終え……

軽井沢 楽

ふぅ〜w次は
フライドポテト食べよ〜!

神楽 湊音

えっ!?まだ食べるの!?

と、また屋台にフライドポテトを買いに行って 食べ終え…

軽井沢 楽

次はりんご飴食べよ〜!

春希 詩音

は?楽!さすがに食べ過ぎ!

軽井沢 楽

あ!わたあめもある!
買ってこよ〜!!!

春希 詩音

って……!ちょっと!?

相川真冬(まふまふ)

えええ!!

相川真冬(まふまふ)

(どんだけ食べるの!?…)

と、まあそんな感じで…… 軽井沢くんはものすごく買い食いをして 夏祭りをとても楽しんでいた。

春希 詩音

あいつ…また勝手に…

相川真冬(まふまふ)

軽井沢くんって…
あんなに食べる子だったっけ?

神楽 湊音

すみません…実は楽……
1回楽しくなっちゃうと
もう誰も手がつけられないぐらい
はしゃいで買い食いするんですよ…

相川真冬(まふまふ)

あ…そう……なんだ…w

一ノ瀬彼方(そらる)

楽しくて買い食いしまくるのかよw

神楽 湊音

ちょっと大変かもしれないけど
楽の気が済むまで
付き合ってあげてください…

軽井沢 楽

お!あれも美味しそ〜!

春希 詩音

あっ!おい、楽!
勝手に行くなって!!!

神楽 湊音

待って〜!!!

そう言ってまた2人は勝手に走っていった 軽井沢くんの後を追いかけて行った。

一ノ瀬彼方(そらる)

一ノ瀬彼方(そらる)

あの2人……大変だなw

相川真冬(まふまふ)

そうですね〜w

相川真冬(まふまふ)

(でも…これもこれで
いい思い出になりそうw)

そう思いながら僕たちも 3人の後を追いかけた。

その後もしばらく僕たちは 軽井沢くんの買い食いだったり やりたいことに付き合った。

軽井沢 楽

ふぅ〜!お腹いっぱい!

神楽 湊音

そりゃ、あんだけ食べればね!

春希 詩音

先輩たち、お前に付き合って
くれたんだから感謝しろよ!

軽井沢 楽

すみませ〜ん!w
ありがとうございます!

相川真冬(まふまふ)

いいよいいよw
楽しかったしww

一ノ瀬彼方(そらる)

俺もまぁ楽しかった。

相川真冬(まふまふ)

(『まぁ』って言ってる割には
そらるさんも結構
楽しんでたと思うけど…w)

そらるさんはわたあめを頬張って 嬉しそうにしていた。

軽井沢 楽

そーいえば……
ここの祭りって花火上がるの?

春希 詩音

あ〜、確かに!

神楽 湊音

実は花火は最終日に
上がるみたいで……
今日はないんだよね…

神楽 湊音

明日が最終日なんだけど…

相川真冬(まふまふ)

明日かぁ……

一ノ瀬彼方(そらる)

明日は練習があるだろ。

春希 詩音

じゃあ…見れないね…

軽井沢 楽

そっか…残念…

そう思っていると…

一ノ瀬彼方(そらる)

なら俺らで花火しようよ。

一ノ瀬彼方(そらる)

花火買って、海でさ…

春希 詩音

えっ!!まじですか!

軽井沢 楽

一ノ瀬先輩ナイス!

相川真冬(まふまふ)

じゃあ帰りに花火買って
海でやろっか!!!

神楽 湊音

はいっ!

僕たちは帰りに花火を買って コテージに戻った。

〜海〜

神楽 湊音

じゃあ…火つけますね!

相川真冬(まふまふ)

うん!

春希 詩音

はーい!

神楽くんが火をつけると……

シュバババババッッ!

春希 詩音

わぁ!すげ〜!きれーい!!!

そう言って花火を持ってた春希くんは いきなり花火を振り回し始めた。

軽井沢 楽

おわっ!?危な…
詩音!いきなり振り回すなよ!

と、軽井沢くんはそう言って 春希くんからかなり距離を取った。

すると……

春希 詩音

そんなに離れなくてもいいじゃん!

春希 詩音

一緒に花火、楽しもうぜ〜!

と、そう言って春希くんは 花火を振り回しながら軽井沢くんを 追いかけ回し始めた。

軽井沢 楽

わああああ!花火振り回しながら
こっち来るなああああああ!!!

春希 詩音

ほれほれ〜!!www

相川真冬(まふまふ)

元気だねぇwww

神楽 湊音

元気すぎますけどねw

軽井沢 楽

湊音ぉぉおおおおお!!!

一ノ瀬彼方(そらる)

呼ばれてるけどwww

神楽 湊音

あ、ほっといていいですよw
いつものことですからw

神楽 湊音

そんなことよりこれ知ってます?

そうゆうと神楽くんは花火に火をつけ…

神楽 湊音

花火って海水につけても消えないで
水の中でぱちぱちするんですよ〜!

そう言って花火を海水に突っ込んだ。

すると……

ぱちぱちぱちぱち…

相川真冬(まふまふ)

わぁ!ほんとだ!

一ノ瀬彼方(そらる)

すげぇ…よく知ってるな。

神楽 湊音

昔やった事があるんです〜!

それから僕たちはしばらく 手持ち花火を楽しんだあと…

一ノ瀬彼方(そらる)

吹き出し花火、火つけるぞ。

軽井沢 楽

はーい!!!

シュバババババッッ!!!

相川真冬(まふまふ)

わぁぁあ!すごい!!!…

神楽 湊音

すごく綺麗!!!

軽井沢 楽

やっぱり吹き出し花火も
いいっすね〜!!

春希 詩音

テンション上がる〜!!!

吹き出し花火を楽しんだ。 そして最後に……

相川真冬(まふまふ)

あとは線香花火だね。

春希 詩音

誰が1番最後まで
残るか勝負しませんか!

一ノ瀬彼方(そらる)

お、いいじゃん!

軽井沢 楽

絶対勝つ!

神楽 湊音

頑張ります!

相川真冬(まふまふ)

それじゃあ…行くよ!
よーい…

相川真冬(まふまふ)

スタート!

ぱちぱちぱちぱち…

数分後… 一番最初に脱落したのは…

軽井沢 楽

ああっ!落ちちゃった…

春希 詩音

ええ〜!楽、はや〜!w

春希 詩音

あ、俺も落ちちゃったw

軽井沢 楽

オレのこと言えね〜じゃん!

神楽 湊音

あああっ!

軽井沢 楽

あ、湊音も終わった。

神楽 湊音

先輩たちの勝負だ!

相川真冬(まふまふ)

そらるさん早く落ちたらどうですか?

一ノ瀬彼方(そらる)

そう言うまふまふこそw

それからしばらくお互い譲らない 戦いをして……

相川真冬(まふまふ)

(……………)

ポトッ…

相川真冬(まふまふ)

あああっ!!!

軽井沢 楽

おお!一ノ瀬先輩が残った!

神楽 湊音

おめでとうございますw

一ノ瀬彼方(そらる)

よっしゃw

春希 詩音

相川先輩も惜しかったですね!

相川真冬(まふまふ)

後ちょっとの差だったのに〜!

と、少しの差で負けてしまった。

相川真冬(まふまふ)

でも楽しかったぁ〜w

春希 詩音

ですね!

一ノ瀬彼方(そらる)

明日は練習があるし
そろそろ戻って寝るか。

相川真冬(まふまふ)

そうですね!

神楽 湊音

楽、明日ちゃんと起きなよ?

軽井沢 楽

わかってるよ!

その後みんなでコテージに戻り 眠りについた。

それから、2日から4日は ひたすらにバンドの練習をした。

♪〜!ジャーンッ!!

相川真冬(まふまふ)

相川真冬(まふまふ)

うん!いい感じだね!!

相川真冬(まふまふ)

だけど……

相川真冬(まふまふ)

神楽くん、ラスサビで少し
テンポが遅れてるから
そこ、気おつけて!!!

神楽 湊音

はいっ!

一ノ瀬彼方(そらる)

春希は少しテンポが早い。
ここは焦らないで大丈夫。

春希 詩音

はいっ!!

相川真冬(まふまふ)

軽井沢くんは
最初のとこが苦手みたいだね。

一ノ瀬彼方(そらる)

でも、テンポは合ってるから
あとはひたすら練習って感じかな?

軽井沢 楽

はいっ!頑張ります!

次の日には体力作りも兼ねて みんなで海で鬼ごっこをした。

軽井沢 楽

あああああっ!!!!

春希 詩音

楽ぅぅぅ!!!
待てぇぇぇぇえい!!!

神楽 湊音

はぁっ…はぁ……
ぼく…もう無理…っ

相川真冬(まふまふ)

つ……疲れた…はぁっ…

相川真冬(まふまふ)

(鬼ごっこって…
こんなに疲れる遊びだったっけ?)

春希 詩音

あれ?そういえば
一ノ瀬先輩は…?

軽井沢 楽

あ〜!!!

軽井沢 楽

一ノ瀬先輩!日陰で
休んでてずるいっす!

一ノ瀬彼方(そらる)

あ、やべっ……w

また、地元の子供たちに混ざり みんなでビーチバレーをしたりなんかもした。

練習したり運動したり 楽しいことをたくさんして あっという間に楽しい時間が過ぎ… 気づけばもう合宿最終日の日を 迎えていた。

〜その日の夜〜

春希 詩音

はぁ〜もう明日帰るのかぁ〜…

神楽 湊音

もっと居たかったなぁ〜

軽井沢 楽

楽しかったもんね〜!

相川真冬(まふまふ)

そうだねw

一ノ瀬彼方(そらる)

またいつかみんなで来れたらいいな。

春希 詩音

次は普通に旅行できたいです!

神楽 湊音

そうだね!たくさん遊びたい!

相川真冬(まふまふ)

そうだね!!
またいつかみんなで来よう!

軽井沢 楽

はいっす!

一ノ瀬彼方(そらる)

じゃあ明日は朝早いし
そろそろ休むか。

春希 詩音

そうですね!

その後みんなで部屋に戻り 眠りについた。

ふわっ……

相川真冬(まふまふ)

ん……

ふと、少し冷たい風に 頬を撫でられ目が覚める。

ベランダに目線を向けると 見慣れた後ろ姿の男性がいるのが見えた。

相川真冬(まふまふ)

(あれは……)

僕は黒い上着を羽織って ベランダにいる人に声をかけた。

相川真冬(まふまふ)

相川真冬(まふまふ)

そらるさん?

一ノ瀬彼方(そらる)

一ノ瀬彼方(そらる)

あ、まふまふ。

一ノ瀬彼方(そらる)

ごめん、起こした?

相川真冬(まふまふ)

いえ、大丈夫です。

相川真冬(まふまふ)

何してるんですか…?

一ノ瀬彼方(そらる)

一ノ瀬彼方(そらる)

星を眺めてた。

相川真冬(まふまふ)

星?

一ノ瀬彼方(そらる)

よく見えるからさ……

僕はベランダに出て空を見上げた。

相川真冬(まふまふ)

相川真冬(まふまふ)

わああああ……!!!

空には輝く綺麗な星が たくさん広がっていた。

相川真冬(まふまふ)

すごい!綺麗ですね!

一ノ瀬彼方(そらる)

あっちに帰ったら
たぶんこんなに綺麗には
見れないだろうから
いま見とこうと思って…

相川真冬(まふまふ)

確かにそうですね〜!

相川真冬(まふまふ)

相川真冬(まふまふ)

明日…
もう帰るんですね。

一ノ瀬彼方(そらる)

そうだな…
あっという間だった。

相川真冬(まふまふ)

そうですね……
もうちょっと
居たかったなぁw

そんな話をしながら星空を眺めていると…

一ノ瀬彼方(そらる)

一ノ瀬彼方(そらる)

あのさ……

一ノ瀬彼方(そらる)

ちょっと話があるんだけど
いい…?

相川真冬(まふまふ)

え?話……?

一ノ瀬彼方(そらる)

まふまふには……
話しておいた方がいいと思って…

『青い涙と春の笑顔』

𝙉𝙚𝙭𝙩>>>かえで

『青い涙と春の笑顔』

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

700

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚