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日帝
帰って来たあの子は、 言い慣れない挨拶を がんばって口に出した。
イタ王
ナチス
ナチス
日帝
日帝
イオが片手を差し出して、 日帝の鞄を受け取った。
日帝
そう。
かなり過酷な労働環境に居た 日帝だったけど、
ナチの助言と イオの後押しもあって 職場を離れることにしたんね。
日帝
イタ王
日帝
日帝
日帝
…いやいや。 当たり前のことなんね。
そう思ってナチと顔を見合わせ、 苦笑いする。
ナチス
イタ王
イタ王
イタ王
ナチス
イタ王
日帝
イタ王
日帝
ナチス
ナチス
イタ王
ナチス
揶揄い合うように ちゃん呼びを投げかけると、 ナチは目を逸らして照れてくれた。
日帝
日帝
イタ王
日帝
イタ王
イオはふたりを 買い食いに誘い出す。
しかしながらナチは、
ナチス
ナチス
パッと腕組みして、 生真面目ムーブをかますんね。 ちぇっ。
日帝
ナチス
日帝
イタ王
「いいよね!?」
パパにおねだりするような イオたちの眼差しに、
ナチス
ナチは顔を顰めて 揺らいでいる。
イタ王
日帝
がしっ!ズルズル…
ついには日帝が 強引に腕を引いて、 ナチを連れ出した!
それにしたって、 ナチが引きずられてる!!? すっごい剛力…!
ナチス
ナチはそう言って、 観念したように財布を取り出した! 大陥落、なんねっ!
イタ王
ナチス
イタ王
ナチス
イタ王
ナチス
そんな口論をする二国の間から、 いとうつくし幼子の声が聞こえた。
日帝
ずぎゅんッッッッ!!!
猫耳をぴょこぴょこさせながら 呟かれたその一言は、
イタ王
ナチス
…イオたちを 骨抜きにするには ちょうどよかった。
日帝
イタ王
ナチス
イオたちが本来目指していた 家具屋さんに来たけどね…、
今選んでいるのは、 種類豊富なソファ!
日帝
イタ王
イタ王
日帝
イタ王
日帝
イタ王
大きなソファの前で 日帝がうとうとし始めると、
ナチス
うしろから現れたナチが、 ひょいっとうしろのソファを 指さした。
日帝
そこにあったのは 三人収まるか怪しい 小さなソファだった。
ナチス
ナチス
イタ王
ナチス
イタ王
イタ王
イタ王
ナチス
イオは拗ねたように 目線を落とした。
弁明に慌てるナチを さらに慌てさせるために。
イタ王
ナチス
ナチス
謝らせたんね! イオの勝ちーっ!
イタ王
イタ王
日帝
イタ王
ナチス
驚いたことに日帝は、
さっき「狭い」と評価したソファで、 愛らしく寝息を立てているんね!!!!!
ナチス
イタ王
イタ王
日帝
イタ王
シャキッと目覚めた日帝は イオたちを真顔で見て、
日帝
日帝
真面目にそんなことを おっしゃるんね!!!
イタ王
ナチス
ナチス
ナチス
ナチはソファに 配達料金がついたことに 腹を立てる。
さすがというかなんというか…
日帝
日帝は力仕事を 買って出たがり、 イオたちは驚いた!
ナチス
イタ王
日帝
イオたちは一通り 家具を揃えて、店を出て…
ナチス
というところで、 ナチは立ち止まる。
ナチス
日帝
日帝
ナチス
さらっと信頼されており、 ナチの口角が動くのを イオは見逃さない。
日帝
ナチス
イタ王
三国はその商品を囲んで 目を輝かせた。
キッチンから ふたりの会話を覗き見。
ナチス
ナチス
日帝
ナチス
日帝
そのタイミングで ソファへ向かうイオ。
イタ王
ナチス
イタ王
日帝
ふたりをぎゅうぎゅうと ソファ端に追いやり、 イオのスペースを作る。
そうして我々の前に 並んだものは、
三色のマグカップ。
日帝がスカーレット、 ナチがワインレッド、 イオがペールレッドの それぞれ違った赤なんね。
イタ王
イタ王
ナチス
日帝
日帝
イタ王
ナチス
イタ王
ナチス
ナチス
日帝
「かんぱ~い!」
イオたちは狭いソファで、 湯気の立つマグカップを 揃って掲げた。
コメント
15件
な、なんですかこのてぇてぇ空間は、、、 あっ、すみません僕急用🪦ができたので逝ってきます。
、、、、、、、、、、、、、ちょっと逝って来ます
この尊い日常をもういっかい見られるなんて✨最高すぎですよ!!