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放課後デート。

第1話 - 放課後デート

2025年07月13日

#斉Ψ

#窪斉

︎︎

＜　attention　＞

︎︎

斉Ψ ＢＬ

︎︎

窪斉（交際済）

︎︎

地雷さん🔙

︎︎

＜　斉木について　＞

︎︎

心の声　（（　　））

︎︎

テレパシー　（　　）

︎︎

それではჱ̒՞ ̳ᴗ ̫ ᴗ ̳՞꒱

斉木

（（僕の名前は斉木楠雄））

斉木

（（超能力者だ。））

斉木

（（そんな僕には、親にも言えない秘密がある。それは・・・））

クラスメイトの窪谷須亜蓮と付き合っていることだ。

斉木

（（といっても付き合ったのは最近だし、恋人らしいこともしていない。））

斉木

（（僕はそれに、少し寂しさを感じ・・・ていない。））

亜蓮

くす...じゃなくて、斉木！はよ。

斉木

（（この紫頭が僕の恋人だ。））

斉木

（（元ヤンということもあって少し強面だが、良い奴だ。））

斉木

（窪谷須、おはよう。）

亜蓮

あー、あの、斉木。

斉木

（ん？なんだ。）

亜蓮

ほ、放課後なんだけどよ、もし暇だったら

亜蓮

俺とデ、デデデートとk

海藤

お、斉木！亜蓮！おはよう、何話してるんだ？

亜蓮

・・・

海藤

・・・はっ、まさかダークリユニオンの話しか？！

海藤

ふっ、俺もちょうどその話をしようと......

斉木

（（こいつは海藤瞬。見ての通り中二病だ。））

斉木

（（今もダークリユニオンとか意味のわからない話をしている。））

亜蓮

（チッ！楠雄をデートに誘う計画が台無しじゃねえか... ）

亜蓮

おー。はよ、瞬

斉木

（（ふむ、放課後デートか。））

斉木

（（だが放課後だと人目も気になるし迷いどころだな））

斉木

（（よし、ここは誘われたら微妙な顔をしてなんとか... ））

亜蓮

（コーヒーゼリーの美味しいカフェ見つけたから行きてえんだよなあ。）

斉木

（（早く誘え。））

燃堂

お？相棒たち何話してんだ、お？

斉木

（そろそろ僕はお暇しよう。）

斉木が席を立ち上がろうとする

燃堂

おい相棒、どこ行くんだ？俺も着いてくぜー

斉木

（チッ、やかましい。着いてくるな）

お昼時間

斉木

（なんで僕までお前らと一緒に昼ごはんを食べなきゃならないんだ。）

亜蓮

たまにはみんなと屋上で昼飯っつーのも悪くねぇな。

海藤

あぁ、その通りだ！天気も良いしな。

燃堂

相棒の昼飯んだそれ？美味そうだな（ジーッ

斉木

（涎垂らしながら見られてもやらんぞ。自分のを食え）

燃堂

ちぇっ。ツレねーなー

ご飯食べ終わって

海藤

５限目までもうちょい時間あるなー。どうする？

斉木

（僕は教室に戻る。）

燃堂

教室居てもつまんねーしもうちょいここいるべ

海藤

そうだな、時間もあるしそうするか......

斉木

（一体何を話すんだ。僕は先に戻る。）

亜蓮

（！今なら誘うチャンスだ！）

亜蓮

あー、悪ぃ！俺もちょっと...松崎！松崎に呼び出しくらっててよ、先戻るわ。

海藤

亜蓮もかよ！ならこいつ（燃堂）と２人きりは勘弁だから教室戻るぞ！

燃堂

あ？んだよチビツンデレか？

海藤

キメェよ！！

２人が去っていく

海藤

つぅか亜蓮、松崎に呼び出しくらうって何したんだ？あいつ

燃堂

うんこでも漏らしたんじゃね？

海藤

そんなことで怒られるわけねぇだろ！！

亜蓮

なぁ、楠雄！

斉木

（（亜蓮か。来ると思っていたが））

斉木

（どうした？）

亜蓮

楠雄ってコーヒーゼリー好きだったよな？だからよ......

亜蓮

今日の放課後、コーヒーゼリー食いに行かねぇ？俺、美味いコーヒーゼリーがあるカフェ見つけたんだよ。

亜蓮

ちっと遠いんだが、どうだ？

斉木

（（悪くない。...いや、むしろ最高だ。））

斉木

（行かせてもらおう。）

亜蓮

よっしゃ！

亜蓮

じゃあ今日の放課後駅で待ち合わせな！

斉木

（やれやれ。）

放課後

燃堂

よっしゃ帰ろうぜ相棒ー！

燃堂

ラーメン食いに行かね？

海藤

おい、斉木は俺と悪の組織の本拠地に潜入......

斉木

（どちらもお断りだ。今日は予定があるんでな）

︎︎

亜蓮

（楠雄と放課後デート...楽しみだな！）

駅にて

亜蓮

く、楠雄！ごめん、待ったか？

斉木

（全然待っていない、と言ったら嘘になるが別に問題ない。コーヒーゼリーが食べられるのならな）

亜蓮

（楠雄と初デート、嬉しすぎて気合入れすぎちまった...... ）

亜蓮

（大丈夫かな？変じゃねぇよな？）

斉木

（ふむ...中々かっこいいじゃないか。）

亜蓮

っ？！か、っこ、？！！？（照

斉木

（なんだ、その反応は......こっちまで照れてくるな。）

亜蓮

っあぁ、や、なんでもねぇ。ただ、楠雄にかっこいいって言われたのが嬉しくてよ......

亜蓮

よっしゃ、行くか！ちょっと遠いから案内すんぜ

斉木

（場所も何も知らないんだから案内されるのは当然だろう。）

斉木

（ふふ......楽しみだ。）

亜蓮

（あーーやべぇ、緊張する！）

亜蓮

（うぉっ、休日でもねえのに結構満員だな... ）

亜蓮

楠雄、もうちょい壁の方寄れるか？（小声

斉木

（あぁ、寄れなくはないが... ）

斉木

（（ ...っ、なんでこんな満員なんだ。））

斉木を壁に寄りかからせると壁ドンのような体制に

当然距離は近い（ほぼゼロ距離）

亜蓮

っすまん、もう少し我慢してくれ...（赤面

斉木

（仕方ないな......。）

︎︎

亜蓮

っし、ここで降りるぞ

斉木

（ふぅ、やっとか。）

斉木

（遂にコーヒーゼリーが食べられるぞ）

カフェにて

亜蓮

っし、着いたぜ！ここだ！

斉木

（おぉ...雰囲気もいいじゃないか。）

斉木

（人も少なくて良い。よく見つけたなこんなところ。）

亜蓮

あぁ。実は楠雄の為に色々調べたんだぜ（笑

斉木

（な...僕の為、か。悪い気はしないな。）

︎︎

斉木

（それで、コーヒーゼリーはどれだ？）

亜蓮

えーっと......（メニュー開

亜蓮

お、あったあった。これだ！

メニューを開くと、一番人気！と描かれた商品に目が入る

贅沢にホイップクリームが使われたコーヒーゼリー

斉木

（おぉ......！なんだこれは。美味しそうすぎるな）

亜蓮

ふふ、だろ？

斉木

（そういえば、亜蓮は何を食べるんだ？）

亜蓮

俺？俺か...そうだな

亜蓮

じゃあこのシフォンケーキにでもすっか。

︎︎

斉木

（おぉ.......！！）（目輝

亜蓮

（楠雄、可愛い...... ）

斉木

（（？！いけない、思わず頬が緩んでしまった。））

斉木

（それにしてもすごいなこのコーヒーゼリーは。見てるだけでもいけるぞ。）

亜蓮

おぉ、確かに美味そうだなぁ。

斉木

（いただきます。）

斉木

（mgmg......

斉木

（ ......！！！）

斉木

（控えめに言って最高だ。）

斉木

（ほろ苦いコーヒーゼリーにふわふわで甘いクリーム...合わないわけがない。）

斉木

（（幸せ...... ））

亜蓮

（しかし楠雄は美味そうに食べるよな、コーヒーゼリー。）

亜蓮

美味いか？そりゃ良かった。連れてきた甲斐があったぜ。

亜蓮

俺のシフォンケーキも食うか？（笑

斉木

（喜んで。）

亜蓮

......（周りをキョロキョロと見て

亜蓮

楠雄...あ、あーん、とか......

亜蓮

っな、なんてな！流石に嘘だ、

斉木

（ぱくっ。

亜蓮

っ？！！？！！？！！？？！

亜蓮

あ、え、楠雄、食った、あーんで......。（あんぐり

斉木

（ふむ.....シフォンケーキも中々だな。フワフワとしてて、美味い。）

普通にシフォンケーキが食べたくて何も考えずだった。

斉木

（？何をそんなに焦って...... ）

自分のした事に今気づいた。

斉木

（あ。）

斉木

（今日は最高だったな。ありがとう、亜蓮。）

亜蓮

おう！こちらこそだぜ、その...付き合ってくれて、ありがとな

亜蓮

なんだ、恋人らしいこととか、出来てよ。嬉しかったわ！

亜蓮

それでよ、もし良ければなんだが......今日、親帰ってこねぇんだ。

家、来ねぇ？

斉木

（（ ......そう来たか... ））

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