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瑠華

皆さんこんにちは!

瑠華

投稿遅くなりました💦

瑠華

お久しぶりですがよろしくお願いします✨

瑠華

ではどうぞ!

無一那

瑠華。

瑠華

ん?

無一那

今日は素振りとかしないよ

瑠華

えぇ、じゃあ山下りー?

無一那

ううん

瑠華

え!じゃあ休憩だ、、

無一那

違う

瑠華

はい。

無一那

ついてきて!

瑠華

うん

大きな岩だと思ってください⚠

瑠華

わぁ!大きい岩!

無一那

でしょ?

無一那

これを切ったら最終戦別に行くことを許可するよ

瑠華

へぇ!って

瑠華

これを!?

無一那

そうだけど

瑠華

無理無理!

瑠華

こんなにでかい岩を斬るんだよ!?

無一那

行けるよ、私も斬ったんだし

瑠華

えぇぇ

無一那

あと私は教えることはないから自力で頑張って、

瑠華

え、ちょ、無一那!

瑠華

えぇ

それっきりほんとに教えてくれなくなった。

私は無一那に習った事を毎日繰り返した。

瑠華

霞の呼吸 壱ノ型 垂天遠霞!

瑠華

はぁはぁ

でも半年経っても斬れなかった。

瑠華

うぉぉぉ!

瑠華

頑張れ私!!頑張れ!!

錆兎

うるさい

瑠華

!?

錆兎

喚くな。見苦しい。

瑠華

(え?いつの間に。気配がしなかった?)

錆兎

どんな苦しみにも黙って耐えろ

錆兎

フワ

錆兎

ガッ!

瑠華

っ!?

瑠華

ぐっ!

瑠華

ゴロゴロゴロ

錆兎

鈍い

錆兎

弱い

錆兎

未熟

錆兎

そんなんでは鬼殺隊になれないぞ

瑠華

っ、で、でも!

瑠華

てか!急になにをするんだよ!!

錆兎

お前の方こそなにをしてる

瑠華

なにって鍛錬を…

錆兎

じゃあなんでいつまでも地面に尻をつけてる。構えもせずに。

瑠華

あ、

瑠華

サッ

錆兎

さぁかかってこい

瑠華

でも君は木刀で私は真剣だよ?

錆兎

はは、ははは!

錆兎

あはは!

錆兎

ふははは!

瑠華

錆兎

それはそれは心配していただいてありがたいことだ

錆兎

お前は俺に怪我をさせると思っているわけか

錆兎

心の底から安心しろ

錆兎

俺はお前より強い。この岩を斬ってるからな!!

瑠華

岩を!?

錆兎

お前はなにも身につけていない!

錆兎

何も自分の物にしていない!

錆兎

特に"全集中の呼吸"

瑠華

錆兎

お前はそれを知識として覚えてるだけだ

錆兎

お前の体は何も変わっていない

錆兎

お前の血肉に叩き込め!

錆兎

もっともっともっと!

錆兎

骨の髄まで叩き込むんだ!!

瑠華

やってる!毎日やってる。必死で!!

瑠華

でも全然だめなんだよ、

瑠華

前に進めないんだよこれ以上。

錆兎

進め!進む以外の道などない!!

錆兎

かかって来い!お前の力を見せてみろ!!

瑠華

あぁあああ!!

錆兎

ガン!

瑠華

グハ!

錆兎

後は任せるぞ

真菰

うん

真菰

大丈夫?

瑠華

ガバ

瑠華

さっきの見た!?

瑠華

凄い一瞬だった。無駄な動きが少しもない!本当に綺麗だった!!

瑠華

あんなふうになりたい。私もなれるかな?あんなふうに…

真菰

きっとなれるよ

真菰

私が見てあげるもの

瑠華

あなたは誰?

この子は"真菰"と言った あの少年は"錆兎"と教えてくれた。

さらに真菰はわたしの悪い所を指摘してくれた

真菰

"全集中の呼吸"はね体中の血の巡りと心臓の鼓動を早くするの

真菰

そしたら体温が上がって人間のまま鬼のように強くなれるの

真菰

とにかく肺を大きくすること。血の中に沢山たくさん空気を取り込んで血が吃驚したとき骨と筋肉が慌てて熱くなって強くなる

瑠華

(よく分からない)どうやったらできるかな

真菰

死ぬほど鍛える。結局それ以外にできることはないと思うよ

腕が足が千切そうな程

肺が心臓が 破れそうな程刀を振った それでも

錆兎には勝てなった。

その日私が挑みに行くと錆兎は真剣を持っていた

錆兎

半年でやっといい顔になったな

瑠華

今日こそ勝つ。

真正面からの勝負だより強くより速い方が勝つ

勝負は一瞬で決まった

この日 この瞬間 初めて

わたしの刃が錆兎に届いた

瑠華

はっ!?

私が勝った時錆兎は笑った 泣きそうな 嬉しそうな 安心した笑顔だった

真菰

勝ってね。瑠華。"あいつ"にも

気づくと錆兎達は消えていて錆兎のお面を斬ったはずのわたしの刀は

岩を斬っていた

無一那

よく頑張ったね

無一那

瑠華。お前はすごい子だよ…

無一那

私は許可するよ。

瑠華

ズビ

無一那

"最終戦別"必ず生きて戻ってね

瑠華

うん。…

藤の花だと思ってください!!

瑠華

凄い藤の花が

瑠華

咲く時期じゃないのに

瑠華

(結構居るもんだな)

きりや

皆様。今宵は最終戦別にお集まりくださってありがとうございます。

きりや

この藤襲山には鬼殺の剣士様方が生捕りにした鬼が閉じ込められてあり外に出ることはできません

くいな

山の麓(ふもと)から中腹にかけて鬼共の嫌う藤の花が1年中

くいな

狂い咲いてるからでございます

きりや

しかしここから先には藤の花が咲いておりませんから鬼共がおります。この中で7日間生き抜く

くいな

それが最終戦別の合格条件でございます。

きりや

では、行ってらっしゃいませ

瑠華

よし

オイオイてめぇは向こうに行け俺がこいつを食う

いや貴様が失せろ

瑠華

いきなり2人!!行けるかな?

俺の獲物だぞ!!

黙れ!!

先に殺った方が食えばいいだろうが

久方ぶりの人肉だ!!

瑠華

全集中霞の呼吸スゥゥ

瑠華

肆ノ型 移流斬り

瑠華

は!斬れた!

瑠華

鬼に、勝てた、、強くなってる…

瑠華

ゾゾゾ!?気配がなんだ!?

うわぁぁあ

なんで大型の異形がいるんだよぉ

聞いてないよこんなの!!

ズル

ぎゃぁぁぁぁぁ!!

瑠華

怯むな、助けろ!助けろ!!

瑠華

霞の呼吸

瑠華

弐ノ型 八重霞!!

うん?

おい小娘

瑠華

え?

今は明治何年だ?

瑠華

え、今は大正時代だよ

うわぁぁあ!年号がァ!

変わってる!!!

まただ!閉じ込められている間に年号がぁぁぁあ

嘘だ!そんなに長く生きてる鬼はここにいるはずがない!

あぁ、そうだなぁ

2人が印象に残ってるなぁ

瑠華

2人?

珍しい毛色のガキだったなぁ1番強かった。

宍色の髪をしてた。口に傷がある

もう1人は花柄の着物で女のガキだったな

小さいし力もなかったがすばしっこかった

瑠華

え?

瑠華

(あの二人は殺されていた?でも私はあの二人と)

その2人はいま俺の腹の中だなぁw

その女を手足を引きちぎってそれから…

瑠華

もう話すな

瑠華

うわぁぁあ

ドン

瑠華

グハ

お兄ちゃん

瑠華!!

瑠華

はっ!!

瑠華

、?土から気配が…!!

瑠華

うわ!躱せない!!

瑠華

全集中!霞の呼吸

瑠華

壱ノ型 垂天遠霞!!

瑠華

うわあゎぁ!!!

くっそッ!

瑠華

勝った!!

瑠華

勝ったよ、…

きりや

お帰りなさいませ

くいな

おめでとうございます。ご無事で何よりです。

善逸

死ぬわ
死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ

善逸

ここで生き残っても結局死ぬわ俺

玄弥

で?俺はこれからどうすりゃいい?

玄弥

刀は?

くいな

まずは隊服を支給させていただきます

くいな

体の寸法を測りそのあとは階級を刻ませていただきます。

きりや

階級は10段階ございます。

甲 乙 丙 丁 戊 己 庚 辛 壬 癸

玄弥

刀は?

くいな

本日中に玉鋼を選んでいただき刀ができるまで10日~15日となります

くいな

さらに今からは鎹鴉を付けさせていただきます。

カァカァ

善逸

え?鴉?これ雀じゃね?

きりや

鎹鴉は主に連絡用の鴉でございます

瑠華

カスガイガラス…

バシ

瑠華

ギャアッ

瑠華

!!

玄弥

どうでもいいんだよ鴉なんて!

玄弥

ガッ

玄弥

刀だよ刀!!今すぐ刀をよこせ!!

玄弥

鬼殺隊の刀!!色変わりの刀!!

瑠華

ガッ

瑠華

そ、その子から手を放せ!!

瑠華

放さないなら折る!!

玄弥

あ?なんだテメェ

玄弥

女の癖に折れるもんならおってみろよ!!

瑠華

ミシッボキ

善逸

ギョッ

玄弥

ぐっ…

きりや

お話の方は済みましたか?

きりや

ではあちらから刀を造る鋼を選んでくださいませ

きりや

鬼を滅殺し 己の身を守る刀の鋼はご自身で選ぶのです。

善逸

多分すぐ死にますよ俺は…

御館様

5人も生き残ったのかい。優秀だね

御館様

また私の剣士が増えた…

御館様

どんな剣士になるのかな

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