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さやか
かなみ
さやか
かなみ
さやか
かなみ
うろ覚えでこっくりさん書いてみた。
(こっくりさんごめんなさい)
かなみ
さやか
かなみ
五十音の表に置かれた百円玉と二人の指。 誰が押したでもなく百円玉は「はい」の文字へと移動した。
かなみ
さやか
「いいえ」
かなみ
さやか
かなみ
「ゆ」「う」「た」
さやか
かなみ
そんなこんなでしばらく質問を繰り返したあと、 もう聞きたいことも無くなったので帰ってもらうことにした。
かなみ
「いいえ」
さやか
どうしよう。こっくりさんが帰らないと指を離してはいけないのに。 このままじゃ一生五十音表に指をくっつけたまま 生活しなきゃいけなくなる。
かなみ
「いいえ」
さやか
かなみ
さやかは百円玉の表から手を離していた。 なにかに脅えた様子のさやかは先程と違って何かがおかしい。
かなみ
さやか
かなみ
さやか
そういったさやかの声はもうさやかじゃなかった。
かなみ
どこに行くのか教室から出ていこうとするさやかを止めるの必死で 百円玉から指を離してしまった。
さやか?
さやかはどこかに消えていて 聞こえたのは不気味な笑い声だけだった。