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ｺﾞｯｯ!!
志保
いたい！
志保
ごめんなさい！
浩史
何回言ったらわかるんだ！
浩史
お前のせいで…！
ｺﾞｯｯ!!
志保
ごめんなさい！
志保
ごめんなさい！
浩史
謝ってばっかいんじゃねーよ！
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
浩史
あ？誰だよこんな夜に
浩史
おい志保、動くんじゃねーぞ
志保
うん、
…
浩史
はい
ｶﾞﾁｬ
浩史
こんな時間に何の用で… お前っ！
浩史
ｳｯ!!
志保
おとう、さん、？
誰の声もしなくなった
玄関を見に行くと 真っ赤に染められた空間で お父さんが倒れていた
志保
おとうさん？
志保
どうしたの、？
？？？
大丈夫だよ
？？？
僕が君を守るから
志保
だれ？？
？？？
知らなくていいよ
？？？
そのうち分かることだ
？？？
君は人に赦しを与えることができる
志保
ゆるし、？
？？？
そうだよ、僕みたいにするんだ
？？？
悪いことをした人をやっつけるんだよ
志保
やっつけるとゆるせるの？
？？？
赦せるよ
？？？
赦すことによって悪い人を助けるんだ
？？？
君ならできる
？？？
僕を探しにおいで
志保
わかった…
若々しいその男の人は 名前を教えてくれなかった
その後 私は親戚に引き取られ その男に会うことはなかった
その男を探すため 私は赦しを与えることを誓った
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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