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くに

まだかな〜

なんと今日は、こたと遊ぶ日!

俺の家で遊ぶから用意して待ってる

…まあ、2時間前だけど☆

2時間前は、さすがにこないか…w

プルルルル プルルルル

電話が鳴る

くに

こた…?

くに

もしもし?

こったろ

くにおちゃん?

こったろ

今日熱出ちゃったみたいでさ…

くに

えぇっ!?大丈夫なの?

こったろ

多分大丈夫…

こったろ

だから今日、遊べない

くに

今からこたの家行くから!

こったろ

え?ほんとに大丈夫だから…

くに

いいから!玄関空けといてね?

そう言って電話を切る

そのあと俺は、急いで家を出た

こったろ

はぁっ、はぁ

くにおが、俺の家に来ることになった

大丈夫とは言ったものの

結構やばかったから助かる

ズキズキ

こったろ

うぁ…っ、はぁっ

来るまで寝とこう

ズキズキッ

こったろ

はぁっ…寒…っ

頭痛はどんどん激しくなる

しかも寒気までしてきた

こったろ

薬…っ

薬の瓶に手を伸ばす

こったろ

…っ

─ガシャン!

近くにあったコップに手が当たって割れてしまった

奇跡的に何も入ってなかった

でも、破片が辺りに散らばる

ズキズキズキ

こったろ

あ゙ぁっ…

こったろ

も、やだぁっ…ポロポロ

くにお…早く来て…っ

ピーンポーン

その時インターホンが鳴った

くに

つい、た…!

こたの家は、それなりに遠かったから時間がかかってしまった

とりあえずインターホンを鳴らそうとした時

─ガシャン!

何かが割れる音

急いでインターホンを鳴らす

…けど、反応はない

くに

玄関…空いてるかな…

─ガチャ

くに

っ…!

なんと玄関は、空いていた

急いで家の中に入った

くに

っ…!?こた!

部屋に入るとなにかの破片が散らばっていた

こたは、床に倒れていた

こったろ

うっ…くにお…ちゃん?

顔は、赤くてとても大丈夫そうじゃない

くに

こた、とりあえずベッド戻ろ?担ぐね

そう言って、こたをベッドに運ぶ

体の暑さが伝わる

くに

熱、測った?

こったろ

まだ…っ

体温計どこだろ…

散らばってる破片を片付けて熱を測った

ピピピピ ピピピピ

40度か…

思った通りの高熱

こったろ

ぁ゙っ…ふーっ…

どうしよ…

冷えピタ貼って、薬も飲まなきゃだよね…

くに

こた?薬飲める?

こったろ

飲める…っ

くに

起こすね

こったろ

…ゴクッ

くに

寝れそう?

こったろ

…コクッ

寝て治ったらいいんだけど

薬は飲んだけどすぐには、頭痛は治まらない

ズキズキッ

こったろ

っ…ぅ゙ぁっ

くに

…寝れない?

こったろ

寝れ、ない…っ

くに

こた、寒い?

こったろ

…フルフル

くに

じゃあ、もう熱は上がらない…かな

こったろ

…くにおちゃん、帰らないの?

くに

帰るわけないじゃん!

くに

熱下がるまで居るよ?

こったろ

じゃあ…一緒に寝よ…?

くに

…!いいよ!

くに

こた、暖か…

こったろ

んん…っ

熱が下がった感じは無い

こたが、甘えるって珍しい

それだけ、しんどいんだろうな…

しばらくしたらこたは、眠った

明日には良くなってたらいいな

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