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白い雪の結晶

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白い雪の結晶

7 - (7)黒魔道士レンの素顔

♥

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2022年01月14日

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7話だよ♡今こんな感じですね サクマ>>>>><<<(<<)アベ ↓ サクマ→レン←アベ コウジ♡→(?)ショウタ→????

6話から来てくれた方……え、魔法怖すぎ?あべさくのデート壊すな?コウジどこいったん?めめ悪役?全然良くない?あっすみませっこれからかっこよくしてくので…待ってていただけるとうれピーマソ……

白雪姫って林檎がキーパーソンとやらなんだろうけど、このお話はなんだろうね。とりあえず林檎は五臓六腑に染み渡ることでしょう。そして、これからどんどん闇深い展開(?)なっていくよ!1話(注意事項)からよろしくです!何でもありな方レッツゴー‎ ┗( ^o^)┛∠( ’ω’ )/𝕃𝕖𝕥'𝕤 𝕘𝕠

森をとぼとぼ歩くサクマの姿があった

サクマ

はぁ……

サクマ

何で俺レンのこと……

サクマ

どうしたんだサクマ

サクマ

ほんとに……

サクマ

こんなに苦しいのは

サクマ

失恋したから……?

サクマ

それとも……

サクマ

俺は……

レン

あ、サクマくん

サクマ

レン!!

サクマ

……と?

サクマの元に現れたのはレンと

アベを抱えたヒカルの姿だった

レン

さっきぶり、ここに来てたんですね

サクマは思わずレンの元へ駆け寄るが

慌ててぷいっとそっぽを向く

サクマ

白雪姫が好きって言ったくせに

サクマ

何で違うやつといるの……?

サクマ

というか今顔見たくないのに

ヒカル

小人……?

ヒカル

ってことはフッカの言ってた

ヒカル

白雪姫の恋人……か?

レン

あ、イワモトくん

レン

ここに下ろしてください

ヒカル

おお、ここでいいのか

ヒカルは抱えていたアベをそっと下ろす

ヒカル

目が黒く光ってる……

レン

あ、サクマくんですよ〜

レン

可愛いですよね

サクマ

ねぇどっか行ってよ!

サクマ

言わせといてふったくせに!

レン

そんなに怒らないでくださいよ

レン

じゃあ、2番目じゃダメですか?

サクマ

えっ……

サクマ

に、2番目?

レン

そ、白雪姫の次

レン

今白雪姫眠らせるんで……

レン

そしたらもう白雪姫は用済み

レン

サクマくんが1番になれるから……

レン

待っててくれますか?

サクマ

……俺が1番?

サクマ

わかった

サクマ

待ってる♡

レン

うん、待っててねぇ

サクマは1歩も動かないぞ、と

意思表示するようにその場に座り込んだ

ヒカル

……マジですげぇな

ヒカル

お前の魔法

ヒカル

姫にベタ惚れだって聞いたが……

ヒカル

今はお前にゾッコンじゃないか

レン

でもこれは一時的なもので

レン

魔法がとけたら

レン

俺の事なんて

レン

忘れちゃうんですけどね

レン

それにこの魔力のおかげで

レン

俺は白雪姫に触れられないんで

ヒカル

ショウタ様の魔法が1番やばいな

レン

……ですね

2人の会話を黙って聞いているサクマは

俺が1番……1番、と

膨れ面で会話が終わるのを待っていた

レン

これからすることもかなりやばいですけど

レン

じゃあ、魔力をためて白雪姫を眠らせます

ヒカル

頼む

レン

白雪姫……

レン

その美しさを

レン

永遠に

白雪姫に光が灯っていくと共に

サクマの瞳から涙が流れたことに

誰も気づかなかった

サクマ本人さえも……

ヒカル

時に、黒魔道士

レン

何ですか?

レンは魔力を放ちながら

ヒカルに耳を傾ける

ヒカル

その魔色って力は相当なもんだが

ヒカル

それは催眠の一種なのか?

レン

あ、興味あります?

ヒカル

ああ……

ヒカル

俺に魔力は一切ないが

ヒカル

役目もある

ヒカル

知っときたいんだ

レン

そうですね、魔色は催眠の一種です

レン

サイレントはご存知ですか?

レン

"言葉"を…"音"を利用して

レン

催眠をかける魔法……

レン

それの引用?らしいです

レン

睡魔が襲うように恋に落とす

レン

……そんな魔法

レン

それを誰かが魔色って言ったんですよ

ヒカル

ふーん……

ヒカル

そんで小人はこの状態ってわけか

レン

いや、サクマくんはちょっと特殊です

ヒカル

……?

レン

大体眠りにつくはずなんだけどな……

レン

まぁ、そんなとこです

ヒカル

その魔色を使って……

レン

ええ、そりゃもう

レン

沢山騙してきましたよ

ヒカル

……

レン

1番楽だったんですよね

レン

この方法で飯食って金もらうの

レン

そんな顔しないで

レン

ふふ、俺の美貌とこの魔法さえあれば

レン

イワモトくんも俺の虜……なんちゃってね

レン

今の俺にはサクマくんがいるんだ

不安そうな顔をしたサクマに

レンは微笑みかける

ヒカル

そんな強い魔力持ってんのに

ヒカル

もったいないとは思わないのか?

ヒカル

便利屋、だっけか

ヒカル

そんなことで生計立てるよりもっと

レン

極少ない……!

レン

魔力が評価されるようになっのって

レン

最近じゃないですか

レンはヒカルを遮るように言葉を続ける

レン

金、権力ばっか

レン

ほんとつまんねぇ世の中

レン

今更ですよ……

レン

戸籍もない、一文無し

ヒカル

でももう……

ヒカル

人を騙す行為はしてないんだろう?

ヒカル

これは例外だけど……

レン

どこまで噂が広がってるんだが

レン

ちょっと恋人いる人ひっかけちゃって

レン

面倒だったから、やめただけですよ

レン

だから姫にもサクマくんにも

レン

かけたくなかった……

レン

愛する人がいる人は……

レン

あ、いやまぁでも

レン

仕事ってことで引き受けた

レン

やめたからといって許されないし

レン

責められても訴えられても

レン

文句言えないんで

レン

この後のことはお好きにどうぞ?

そう言いきったレンの瞳に光はない

ヒカル

……これが終わったら…

ヒカル

いや……何でもない

ただ、白雪姫の光は刻々と強まっていった

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