律
千尋先輩っ!
お互いの好きなところ言い合いましょうよ〜!
千尋
何だよ、急だな‥お、俺、そう言うのは嫌だからなっ‥
俺は、即座に拒否をした。
何故かって?ただ単に、恥ずかしいからだ。
律
えー、何でですかぁ‥
先輩、もしかして僕の好きなところ言えないんですか!?
千尋
なっ‥!?
律
恋人なのに!?
律
悲しいなぁ‥
千尋
分かったよ、やればいいんだろっ‥
律
ふふぅん‥やってくれるんですね‥!じゃーあ‥僕から言いますね!
千尋
おう‥
律
笑顔が可愛い。
律
僕にしか見せない、照れ顔も可愛い。
千尋
っ‥//
律
男らしいのに、実は、スイーツ作りが上手いところも、可愛い。
千尋
なっ‥!?///
律
世話焼きなところも可愛い。
律
構ってほしいときにやる、上目遣いが可愛い。
千尋
‥っ///可愛いしか言ってねぇじゃんか‥!///
律
あと、構ってもらえなくて、駄々こねるところも可愛い。
千尋
っっ‥///それ言うな‥///
律
ちょっと、ドジっ子なのも可愛い。
千尋
〜〜〜〜っ‥///
律
いっつも強気なのに、お化けとか虫が苦手で、
お化け屋敷行ったり、家に虫で出たりすると、泣いて抱きついてくるところも、すっごく可愛い。
千尋
ん〜ん‥//も、良い‥//
律
えっ?
千尋
もう良いってばぁ‥///
律
えぇ?もう終わりですか?僕もっと言えますけど‥?
千尋
へっ‥?
律
ふふっ、後はぁ〜‥
千尋
〜〜〜‥っ///
千尋
もう良いって、言ってんだろうがっ‥//
律
ふふっ‥ほんと、先輩可愛い‥
千尋
もうこれ以上、可愛いって言うな‥///
律
えぇ、何でですかぁ?
千尋
色々とだめだからだっ‥///((心臓が持たない‥))
律
色々と、ですかぁ‥ふふふっ‥
律
あっ!次は千尋先輩が、言う番ですよ!
千尋
ふぇっ!?‥//
律
僕の好きなところ‥言えますよね‥?
千尋
あ、ああ、言えるともっ‥!
律
じゃあ言って下さいよ!
千尋
え、ええと、うんっと‥あー‥うーん‥
律
え、言えないんですか‥?
千尋
お、お前が、俺の好きなとこ、いっぱい言い過ぎるから、頭の中真っ白になっちゃったんだよっ‥//
律
僕のせいですかぁ?
千尋
そ、そうっ!!
律
え〜、一つくらい言ってくれないと、僕泣きますよ?
千尋
えっ‥うぅん‥
千尋
‥‥‥‥‥ぶ‥
律
え、何て言いました?
千尋
全‥‥部‥っ///
律
えええ?聞こえませんでしたぁ〜!ニヤッ
千尋
ほんとは聞こえてるくせに‥ムッ
千尋
ぜ、全部‥好きっ‥
律
全部ですか‥?笑
千尋
そう‥だけどっ‥?
律
ふふっ‥ふははっ‥笑
千尋
な、何だよっ‥これでも、頑張って言ったんだぞ‥//
律
えっ?いやぁ、先輩適当だなぁって笑
千尋
はっ‥!?何でだよっ‥ムゥッ
律
まぁ、でも、伝わりましたよ、千尋先輩の気持ち‥
千尋
あ、あっそ‥///
律
言えたご褒美に、キスしてあげます!!
千尋
いや、良い‥
律
ほら、遠慮しないで下さいっ!!
顎をぐいっと掴み、どんどんと顔と顔との距離を縮めて行く。
そして、抵抗出来ぬよう、腰元をぎゅっと抱きしめられている。
千尋
んっ‥//
千尋
んぅっ‥///
舌を絡められてしまった。
どんどんと深くなっていくキス。
千尋は、とろけてしまいそうだった。
千尋
んぁっ‥//んんっ‥//
千尋は、律からの激しいキスに耐えようと、
律の服をぎゅっと握りしめるが、全くもって声が収まらない。
声を我慢しようと努力するも、律からのキスの激しさがどんどんと増していき、声が漏れてしまう。
千尋
んっぐっ‥//