本命

⚠️ 水桃 ､ 青赤 要素

好きでもない恋人と会話を交わす

「 ないこ 」

そのワードに大きく反応する

俺は元々噂なんて信じない

噂なんてそんなの可能性に過ぎない、と頭の中では分かっていてもどうしても今回の噂は流せなかった

ないこが他の男の彼女なんて信じたくない

彼女ということは行為をする時は抱かれる側となるという訳だろ？

ないこが他の男に抱かれるのなんて、 見たくないよ

彼氏が出来たという噂が立っていても普段通りのテンションで俺に語りかけるないこ

その優しい笑顔は俺だけに見せて欲しい、なんてとんだ我儘だよな

信じたくなかったけど、やはり噂は本当らしい

君の心はもう水色に染まっているの？

そう言ってカバンから教科書や筆箱を出すないこ

ないこが愛用している筆箱には、 淡い水色のキーホルダーが付いていた

顔をほんのり赤く染めて俯く

そうやって君の周りの物も水色に染まっていくのだろうか

俺が誕生日にあげたその筆箱も、いつかはそいつの匂いが染みているんだろ

" 邪魔者 "

没りましたねはいごめんなさい ネタが思いついても尽きるばかりです