コメント
9件
神作品でした!
あぁー、好き、フォロー失礼します、
物語作る天才、、?
花子
後ろから馴染みのある声がする。
寧々
さっきまで探していた花子くんだった。
寧々
花子
花子
真剣な顔で花子くんは私の名前を呼んだ。
寧々
花子
寧々
寧々
彼に詰め寄る。
花子
寧々
わ~いと、はしゃぐ。 しかし私はあることに気付いた。
寧々
ナオミ
寧々
ナオミ
そう言うと、ナオミちゃんは寂しそうにした。
与謝野
与謝野女医も寂しそうにそう言ったが、ふっと息を吐いて笑った。
与謝野
寧々
ギュッと服を握られる。
寧々
鏡花
私の顔を見て鏡花ちゃんは言った。
鏡花
寧々
寧々
乱歩
太宰
乱歩
乱歩
乱歩さんはこっちを向くと、緑色に輝いた瞳を開ける。
乱歩
太宰
花子
花子
花子くんに声をかけられる。
寧々
寧々
花子
彼はそう言うと、私の腕を掴みグイッと引っ張った。
寧々
___トンッ
寧々
寧々
目の前が真っ暗になった。
花子
意識を失ったヤシロが倒れないように、腕で支える。
敦
敦サンが目を丸くして聞いてくる。
花子
敦
与謝野
花子
敦
敦
花子
敦
白杖代
ほのかに白杖代が灯りをともす。
敦
ドゴォンッ!!
大きな音と共に目の前に何かが落ちてくる。
砂ぼこりがまい、思わず咳込んでしまいそう。
敦
ナオミ
鏡花
目の前にあったモノに、全員が驚いた。
敦
そう、落ちてきたのはエレベーターだったのだ。
太宰
花子
ガーッと扉が開く。
花子
勿怪
ワーっと声を上げながら、勿怪が入っていく。
ナオミ
潤一郎
花子
敦
花子
敦
潤一郎
花子
花子
花子
エレベーターの中に入ろうとする。
太宰
その言葉に、俺はピタリと足を止めた。
花子
花子
俺の名前を呼んだのは太宰サンだった。
花子
花子
太宰
花子
太宰
花子
太宰
人差し指を立てながら彼は言った。
花子
花子
エレベーターの中に入り、ボタンを押す。
太宰
扉がゆっくりと閉まっていく中、彼らは俺達に手を振った。
花子
ペコっと会釈をする。
丁度タイミング良く、エレベーターの扉が閉まった。
エレベーターが動いていく。
花子
ゆっくりと上に上がっていくエレベーター。
彼らに届かない言葉を俺は発した。
花子
エレベーターが消える。
敦
しばらくの間、誰も何も言わなかった。
乱歩
与謝野
潤一郎
ナオミ
探偵社へと、次々と戻っていく。
敦
鏡花
寂しそうに、鏡花ちゃんは言った。
みんなのあとに続いて、歩いて行く。
敦
ふと、ある事に気づいた。
太宰
太宰さんが、まだあの場所に立ったままなのだ。
敦
太宰
そう言って太宰さんは、僕の隣に歩いてくる。
敦
太宰
敦
太宰
太宰
そう言った太宰さんは 何処か寂しそうにしていた。
花子
エレベーターから出る。 目の前には少し懐かしい景色が広がっていた。
花子
勿怪
わらわらと、勿怪たちがエレベーターから出る。
花子
寧々
静かに眠るヤシロに俺は声をかける。
花子
寧々
ゆっくりとまぶたを開ける。
花子
目を開けた先には花子くんがいた。
寧々
花子くんからおりて、あたりを見渡す。
寧々
寧々
花子
寧々
寧々
花子くんに詰め寄る。
花子
寧々
寧々
???
馴染みのある声が聞こえる。
寧々
光
彼は息を整えながら汗を拭った。
花子
寧々
光
光
寧々
一つの言葉に引っかかった。
寧々
光
寧々
花子
光
目を丸くする光くんに笑みがこぼれた。
光
花子
花子くんまで笑い始める。
光
寧々
二人の前を少し歩き、クルッと振り返る。
寧々
光
花子
二つの世界にこれから起こる 亀裂な運命____
の、少し前の幸せな日々に起こった
大きいようで小さな出来事___
これはそんな物語だ
ーENDー
♥️と💬コメントよろしくね!